お遊び彼女から本命彼女になるための5つの秘策

「週末にときどきデートはするけど、好きと言ってもらったことはない」
「寝る前にはいつもLINEでイチャイチャやりとり。これって恋人ってことでいいの?」
気になる彼、大好きな彼との微妙な関係に悩んでいる女性は少なくありません。付き合っているようないないような関係で、自分のことを好きだと思ってくれているのか、自分の存在は彼にとってただの遊び相手なのか、確かめたいけれど怖くて聞けない……。そんなモヤモヤする感情に悩まされたとき、どうしたらいいのでしょうか。

女性にとって、大切なのはまず「好き」という言葉。実は男性は照れくさくて言わない、言わなくても伝わっていると思っている、というケースが多いのです。まずは、この言葉を引き出すことから始めてみましょう。

目次

1.「好き」という言葉を引き出して関係を確かめる


簡単なのは、軽いジャブを打つことで引き出す方法。彼に食事に誘ってもらったとき、何か手伝ってもらったとき、「ありがとう」というシチュエーションでこう言ってみましょう。
「いつもありがとう〜、大好き!」
あくまでも軽いノリで、お礼の最後に「好き」を付け加えるのです。これなら重く受け止められることもありません。もし彼があなたのことを好きなら、「俺も好きだよ」という言葉を返してくれるはず。

もうひとつは、引いて引いて引き出す作戦です。頻繁に会っている場合なら、しばらくは他の予定を入れて会わずに過ごしてください。連絡頻度も控えめに。相手が自分のことを好きなら、ここで焦らされて思いがつのるはず。そこで次に会ったときに「会いたかった」「ちょっと寂しかったよ」と言ってみましょう。誘い水に釣られて「好き」という言葉を聞ける可能性大です。

2.LINEの返し方にひと工夫


普段LINEなどのメールアプリで頻繁にやりとりをしている人は、1.のように一度頻度を落としてみてください。もしくは、すぐに返信をするのをやめましょう。いつもはすぐに返してくるのに、どうして今日は返信がないの? と心配させるのです。

脈アリ・両思いの相手でも、自分からガツガツいってしまうと、相手が「いきなり重いかも」と恋人宣言するのを躊躇してしまうことがあります。女性の場合、LINEなどのメールに、ガツガツ行為が顕著に表れます。長文メールを送りつける、何度も連続してメールを送る。これには「恐怖」を感じる男性すらいますので、やめましょう。

逆に、メールが素っ気ない・返事がないなど「引く」行為をすることで、「具合が悪いのかな」「他の誰かといるのかな」など、ヤキモキする時間が彼にできます。あなたとつながっていない時間に、あなたのことを考える時間が増えること、これが恋愛感情の増幅に繋がっていくのです。

3.ファッションを変えてみる


相手がなかなか「好き」という言葉を言ってくれないケースには、相手もまた同様に「俺は遊び相手としてしか見られていないのでは」と思っている場合もあります。

このケースに陥っている女性の特徴は、派手で華やかなファッションでバッチリ決めていることが多いということ。
遊んでいそうなギャル系ファッションや、身体のラインを出して大人の色気を強調するようなファッションをしていたり、髪色を明るくしている場合、「他にも男がいるのでは」と思われてしまいがち。

もし普段、そうしたファッションをしている場合は、少しずつ清楚系やナチュラル系のファッションに変えてみてください。そうしてギラギラ感を落とすことで、「狩りをする女」のイメージが消え、彼の気持ちに安心感が生まれるはずです。

4.素振りで「好き」な感情を高める


付き合っているようないないような間柄がズルズル続いている場合、女性側が相手に気を遣いすぎるがゆえに、男性の居心地がすっかり良くなってしまっている、つまり「このままでいいや」と都合良く思ってしまっている可能性もあります。
いつも相手の愚痴を聞いてあげている、楽しく過ごせるようにポジティブな話題になるよう気をつけている、など気を遣わせないようにしてしまっている女性は要注意。

ときには、相手の感情を揺さぶることも大切というのをふまえて、少し思わせぶりな素振りを見せてみましょう。簡単なのは、相手が話をしているときに、目線を外して少しぼーっとしてみます。いつもなら相づちを打つあなたの素振りに、「どうした?」となったら、「ごめん、ちょっと体調が悪くて」「ごめん、考えごとしちゃってた」と返事をしましょう。

ほかにも、一緒にいるときに少しうつむいて見せたり、返事する声を小さくするなどの素振りをして、「会社で辛いことがあって」「最近少し疲れ気味なの」など、ちょっと弱音を出してみるなどなど……。要は、「心配させる」のです。
あなたに気がある相手なら、「何とかしてあげたい」という気持ちがつのり、「好き」という感情表現が出てくるはずです。

5.セックス目的で会わない


セックスはするけれど、自分が本命かわからない、ただのセフレかもしれない。そんな不安がある人は、相手と会う約束をする際、必ず「食事込み」にしてください。約束のやりとりのときに「おいしいお店を教えてもらったんだけど」「言ってみたいお店があるんだ」とさりげなく食事込みになるように仕向けるのです。
というのも、食事抜きでセックスだけして解散、というケースが続くと、本命彼女にのし上がるのは難しくなっていくからです。

また、食事の約束をした場合、食事だけをして帰る日を作りましょう。「明日早いから」「体調が悪くて」と理由をつけてさっさと帰るのです。そうすることで相手は焦らされ、「この子を抱きたい」「また会いたい」という感情が高まります。

男性が相手に気があるのに「好き」と言わない理由は、大きく分けて2パターン。今のラクな関係にあぐらをかいているか、あなたの気持ちや出方を探っているかです。処方箋としては、「焦らす・心配させる」か、「あなたの気持ちをほど良く示して安心させる」かのどちらか。

彼との関係を今一度見直しつつ、上記の行動で本命彼女にのし上がりましょう。
(二松まゆみ)

この記事を書いたライター

二松まゆみ
恋人・夫婦仲相談所所長。多くのカップルの恋仲&性のまじめな悩み相談を受ける。著書「きっかけさえつかめば3週間で人生が変わる」(光文社)等多数

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