実家暮らし女子は恋愛に不利? 実家暮らしでも恋愛で出遅れないための秘訣

「え、○○ちゃんてご両親と一緒に住んでるの?へ~、ふ~ん、そうなんだ……」

誰かにいちいち指摘されるまでもなく、“実家暮らし女子”が“一人暮らし女子”より恋愛においては分が悪い面がある。なんといっても実家暮らし女子にはスキがない。せっかく男性といいムードになれたところで、親の家に暮らす女子には彼と愛を確かめ合う場所すらないし、デートしてても帰りの時間を常に気にしなければならない。

今日は「誘いづらい」などと敬遠されがちな実家住まいの女性でも恋愛を手に入れる方法についてお届けする。恋に不利な点にめげずがんばってみてほしい。

目次

1.「家事はちゃんとやってます!」をアピール


「前に男友達が、『実家で暮らしてる女ってあり得ないな~。女のくせに母親に家事とかやってもらってるなんて信じられないよ。洗濯とか掃除まで押し付けてそうでヤダ!』って言ってるのを聞いて『確かにそうかも……』と反省。私の家は母がパートに出てることもあり、『これからは私がするよ!』とせめて料理だけは引き受けるようにした。最初はホント大変だったけど、うまくできると父も母も『美味しいね~』なんて喜んでくれると嬉しくて……。最近では自前のお弁当も持参するようになり、社内でも『実家暮らしなのにしっかり料理してるなんて!』って評判になり、家でも外でも私の評価は急上昇!! 合コンでも“料理上手”はさりげなくウリになるしホントいいこと尽くめ」(20代・一般職)

……男たちは実家で暮らしている女子にマイナスイメージを持つその理由に「自立してない」「家事を親に丸投げしてそう」……という点がある。その印象を払拭するには、「実家暮らしだけどやるべきことはキッチリやっている」とアピールするに限る。もちろん“やってもいないこと”を「やってま~す」なんて言ってもやがてその嘘はバレるもの。実力がなければ意味がない。

親に頼り切り女子は、家事を自分で請け負うことから始めよう。

2.「身持ちのかたい女」をあえて強調!!


実家にいると男は寄り付きにくい……ってホントその通り!! だから私はそれを逆手に取って“すぐには落ちない女”“身持ちがかたい女”って印象をまわり植え付けけるようにした。飲み会や男性からの誘いに対しても『ごめんなさい、うち父が厳しくて……』とか『11時までには家に戻らないといけないの……』とか言ってその場がいくら盛り上がっていたとしても退座した。すると『きちんとした女性』『もしかしてお嬢様??』ってかえって興味を持つ男性があらわれた!! 結局、その中の真面目な男性と交際することになって婚約。“遊んでない”アピールこそ、誠実な男性を引きつけるにはイイと思う」(30代・物販)

……これは実家暮らしのマイナス面を逆にプラスに変えた見事な作戦である。ひとり暮らしは自由と共に、なにもかも自己責任。すべて自分で責任を取らねばならない。くだらない男にひっかかってもて遊ばれようが、その男を選んだあなたが悪い……というわけだ。

「私はたやすく落ちる女じゃない」と印象付けるのは、“一夜限りの恋”や“都合のいい女”を求める男たちを遠ざけるのに役立つ。また落としにくい女性とはつまり“真剣交際するべき女性だ”と男性側に刷り込みを与えることにもつながる。実家暮らし女子ならいつまでも本命になれずセカンド止まりを繰り返すことにならずに済むのである。

3.「いずれは独立します」と先のことを言っておく


「ちょっとあざといかもしれないけど……社会人になったのに実家で暮らしてることに引け目があったから、男性には『いずれ独立するつもりで、いま資格をとるために勉強してるんです』とか『将来のためにちゃんと貯金したいので……』などと言っておいた。もちろん現実の計画や目標よりはちょっと大げさに……。そうすると『ふ~ん。先のことちゃんと考えるんだ』『へ~えらいね』って言ってもらえて、悪い印象を持たれるどころか“堅実な女性”と思われたような気がする。問題は“今”じゃなくて“これからどうしたいか”だと思う!」(30代・金融関連)

……この「いずれこうしたい!」「こうなりたい!」という“ビジョン表明”は大いに有効だろう。
『今は親には申しわけないし、肩身がせまいけど、先のことはしっかり考えている』という思いが伝われば“実家暮らしの今の状況を責める”心の狭い男性はいないハズ。
あなたに共感してくれるどころかあなたの自立や目標達成を応援してくれるかもしれない。

実家暮らし女子にも恋のメリットはある


男性は「いつでもデキる女」を求めるくせに、「すぐにやらせる女」を嫌悪する傾向がある。

ひとり住まいの女性を“ラッキー”と好みながらも、「他の男もこうやって引っ張り込んでるのか……」などと邪推するのが男というものだ。

……ならば恋愛においては不利な実家暮らし女子にもチャンスはある。

「私は簡単にはやらせない女」「チャラチャラせず足が地についた女」を主張しながら、親と共に住むマイナスイメージである「なにもできない女」「甘ったれ女」という印象をとり払うような行動をとればよいのだ。

職場に「昨日焼いたクッキーなんです」などと作ってもってゆき家庭的で気の利いた女ぶりを見せるとか、親孝行をしていることをさりげなくアピールするとか……。実際おこしたそれらの行動は必ずあなたの自信にもつながるはずだ。

実家暮らし女子の「よいところ」をうまく見せつつ恋を見付けよう!!
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

関連記事