良かったのは最初だけ…男性が“コイツと付き合って失敗した”と思う女って?

「あ~~、こんな女と付き合うんじゃなかった……」

女にとって相手からそう思われるほど、屈辱的なことはない。
出会いからはじまって幾度かのデートやらなにやらの面倒な過程くさい過程を経てせっかく付き合えたのに、また一から彼氏探し……なんて考えるだけでも苦しくならないだろうか。

今回はそんな悲惨な思いをしないためにも「男が付き合って後悔する女の特徴」をまとめてみた。最初はよかったのに“彼女”になるとウンザリする女とは?

目次

メンタルが弱い女性


「元カノのA美はちょっと情緒不安定なところがあったんだと思う。深夜に『もうダメなの、今すぐ来て!!』『不安でたまらないの』っていきなり連絡が来たり、『なんでメールくれないの?』『わたしのこと愛してないの?』と責められたり……。はじめは臆病で怖がりで繊細な彼女の力になりたかったんだけど、だんだん俺のほうが苦しくなってきた。それに医者でも精神医療の資格もないオレにはA美は荷が重すぎた。『俺達付き合うべきじゃなかったね、ごめん』と謝って、それからは彼女の連絡を一切無視した。やっぱりベッタリ頼られすぎるとツライよね……」(30代・電子機器)

――あなたがもし今精神的に苦しい状況にあるなら、男性との付き合いは慎重に考えるべきである。彼はあなたの癒しになってくれるかもしれないが、あなたが彼に同じものを与えてあげられるとは限らないのだ。どれだけヒーロー願望の強い男性で弱い者を守りたい精神に長けていても、最初から助けを求めて過ぎては「やっぱゴメン、重過ぎるわ……」と降参してしまう。

そう、彼からの愛の言葉やメールや電話がないといつも不安がるような女性では男性がまいってしまうのだ。長いことストレスを強く感じていたり、怒りっぽかったりすぐイライラしたり、情緒不安定気味ならば恋愛に頼る前にホルモンのバランス改善や食生活、睡眠の質などを見直す必要があるだろう。

まずは専門家やカウンセラーに相談するもの手。メンタルが不安定なまま恋に突っ走るのは危険である。あなたとあなたの愛した彼とが悲しい結末を迎えないためにも……。

ブランド信仰の強い女


「自分で言うのもなんだけど、俺は同世代の中じゃけっこう成功してるほうだと思う。学生時代に企業して、今じゃ社長って呼ばれてる。そのせいかけっこう女には困ってないけど、寄ってくる女って結局俺自身より社会的ステータスを求めてるんだよね。自分の肩書だとか年収だとかが目当ての女……。付き合う前は謙虚で慎ましいのに付き合い始めるとみんな図にのって『あのバッグいいな~』『私ここのブランドが好きなの』とか『あれが欲しいな』『こんどここに連れてって』とか言い始める。しまいには『お金あるのにこんなこともしてくれないの?』って……。見た目キレイでも根は図々しい。俺の地位や財産を利用したいなら、彼女だってそれなりのものを与えてくれる女じゃないとね」(30代・会社経営)

――男性の社会的地位や身分に弱い女性は多くいる。男の肩書や収入に引き寄せられるブランド志向の女は交際に至ったとしてもそれはすぐバレてしまうもの。
彼そのものが目的なのか、彼の条件や彼の持っているものが目当てかくらいは相手だってすぐさま見抜くのだ。
ハイスペックな男性はつまらない女とのつまらない関係は容赦なく断ちきる。無駄な時間など過ごさない。
有能な男は見た目でなく高機能、高性能な女性を求めているものだ。
ハイスペックな彼にはそれなりのものを返せる女でないと、「なんでこんな女と……」と思われてしまうのである。

恋愛はいつもイーブンでなければ成り立たないもの。
相手に何が与えられるかが大事である。


向上心、競争心の強い女


「仕事関係で知り合った彼女は、すごいバイタリティの持ち主。いつも自分を向上させることに余念がなく、資格取得の勉強なんかも頑張ってて……。『あの女意識高い系?』『肩肘張りすぎだろ』なんて陰口たたくヤツもいたけど、自分はその努力に素直に感嘆して付き合い始めた。そうしたら彼女の口癖は『あの女にだけは負けたくない』だとか『負け組なんてありえない』ってことが判明……。彼女は上昇志向の強い努力家っていうより異様に競争心や嫉妬心の強い女性だったみたい。それに気づくと彼女をリスペクトしていた自分がアホらしくなった。これまでの彼女のモロモロを尊敬するどころか目ざわりになってしまい今はフェードアウト狙ってます……」(30代・服飾関連)

――「人にいいとこ見せたい」とか「他人より劣っていたくない」などの“見栄っ張りな女性”は要注意だ。他人に「賞賛されたい」「評価されたい」「敬われたい」という気持ちは、昨今のSNSの発達によって肥大化しつつある。

けれどその「他人や世間の目を気にした主体性のない生き方」は男性を激しくガッカリさせるもの。「どっちでもいいじゃんそんなの……」と男性に思われてしまわないよう、“他人との比較”はほどほどにすべきである。

「最初は良かったのに……」とならないために


付き合ってみないとわからないことというのは山ほどある。もっと言えば結婚や同居をしてみないと発覚しないその人の性質というものも星の数ほどあるものだ。けれど、男性に「最初は良かったのに、付き合うんじゃなかった……」とウンザリさせる女性の特徴をひとことでまとめると、“自分のない女”ということにならないだろうか。

“自分のない女”は他人、特に恋人(男)に対して依存が激しい。常に人に頼ってしまうのだ。
自分では何がいいのか正しい事柄を見抜く自信がないから、世間一般の価値観に頼ってしまう。“男のスペックやステータスが目当て”なのも自分で成功を掴みとることが出来ないからだ。

“自分のない女”たちは、最初は従順でしおらしくして男たちを喜ばせる。だがいざ彼女になると「なんだ、つまんねえ女」「空っぽじゃん」「薄っぺらい女だな……」と男たちに化けの皮を剥がされてしまうこととなるのだ。

「すぐに捨てられない女」になるには“自分”というブランドを持ち、心豊かになることだ。外見の美しさや若さなどは時とともに損なわれ、そのうち価値の下がるもの。価値の下がらない魅力を持つべきである。

いくら手入れしたところで外観は目減りしてゆくが中身は目減りしないのだから……。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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