もう待ってられない! “自分からは何もしてこない男”を落とす方法

「あ~イライラする! 彼ったらなんでなにもしてこないの……!?」

そう、彼の告白など待っていたらこの先何年かかるかわからない。どうしたらいいのかと頭を抱えている女性も多いはず。女にとって「自分に気のある男」を見分けるのはさほど難しいことではない。「彼ぜったい私のこと好きだよね?」というその女の確信とは裏腹に、問題なのは「私に気のある彼」がシャイすぎる場合である。

超草食化が進んだ近年においては「一晩じゅう二人でいたって手出しすらされなかった」なんてこともよくある話……。
今回は「シャイすぎる彼を落とす方法」をお届けするのでどうか役立てて欲しい。

目次

1.「私たち、もう恋人同士みたいだね」


「男友達のEと私はしょっちゅう飲みにいったり遊びにいく仲。周りからも『えっ、あなたたちって付き合っていないの!?』『もう結婚してるものだと思っていた……』なんて言われても、彼はいつも笑ってごまかしヘラヘラしてるだけ……。ある日そんな彼に業を煮やして、『私たちってもう彼氏彼女みたいなもんじゃない~?』『これって付き合っているようなもんだよね??』って聞いてみたら、返事は『……あ、うん』だって!! お酒の勢いを借りて思い切って言ってみて本当に良かった。一度言質をとったからには、彼があとで何と言おうがもう恋人です(笑)」(30代・企画)

――シャイな男性にとって「あなたが好きです」「僕と付き合ってほしい」と相手に告げなければならない“告白”行為はかなりハードルが高い。
けれど「私たちって付き合っているよね?」という“確認作業”にうなずくだけならば、超草食男子でもできる……というワケだ。
多少強引な方法ではあるが、本当にあなたのことがイヤならばいくら内気な彼でも絶対に肯定はしないもの。このケースのように「酒の力を借りて」「やや冗談ぽく明るいノリで」作戦を敢行すると彼らをビビらせることなく、成功率は高くなるだろう。

2.「終電なくなっちゃった……」


「以前から好きで好きで、どうしても落としたい彼といっしょに飲んだとき、『あ、もう終電がなくなっちゃった……』ってやったことがあった。私のほうはもちろん時計を見ながらの計算ずくの行動。それでも草食男の優しい彼は『じゃ、タクシー代出そうか?』なんて言ってきたけど、『お金がもったいないし、あなたの家に泊めてくれないの?』ってお願いしてみた。彼の部屋に入ってからもすんなりコトは運ばずいろいろと面倒だったけど(笑)、なんとか結ばれることに成功!! 『私、すごく幸せ。これからもこうしたいな』って言ったら『ウン。いいよ』だって。あの夜がなければ私たちは絶対付き合ってなかったと思う」(20代・飲食サービス)

――あえての“終電逃し作戦”の場合注意してほしいのが、この記事の冒頭でも書いた通り「草食男子の家にお泊まりしたからといって何かが起こるとは限らない」「向こうからなにか仕掛けてくるとは限らない」ことだ。
つまり、この作戦を成功させるにはあなたが彼を誘導するしかないのだ。こうなることが自然の流れであると彼の欲情を導き出し、彼に自信を持たせることが必要。あなたの腕で(笑)見事関係を持てたあかつきには、1の「私たちもう付き合ってるよね?」「これって恋人同士だよね?」を併用するとよいだろう。“確約”をとりつけないうちは決して油断してはならないのだ。

3.“絶対に断らない”“あなたを傷つけない”と匂わせる


「あきらかに私のことを好きなハズなのに、何年も告白してこない同僚のA。それとな~く私になにも言ってこない理由を彼と親しい同僚に探ってもらったら、『この関係を壊すのはイヤだし、断られるのが怖いから……』って理由だった。そこで彼を飲みに誘い、恋愛談義をしてみた。そこで『私はAみたいな人好みなんだけどな~』『もしコクられたら絶対断わらないのにぃ~~』って振ってみたら、その場であっさり告白された(笑)。こんなにも簡単ならもっと早くこうしておけば良かったじゃんって思ったくらい。男の人ってみんなこうなんですかね~?」(30代・事務用品)

――シャイな男性は傷つくのを常に恐れている。
彼らがなぜ「好意を告げてこない」のかといえばリスク回避のため。「今より状況が悪くなるのが怖い」「傷つくなら何もしないほうがいい」と思っているからだ。それならば「行動を起こしてもあなたは拒絶されない」「あなたは失敗しない」と先回りして教えてあげれば障害は取り除かれるのだ。
上のいい方の他にも、「○○くんて私のタイプ」「いい旦那サマになりそう~」などといういい方で攻め落としてみてもいいだろう。

しでかしてこない彼には“押しかけ女房”になるべし!


超草食系男子の攻略方法は、自分からアクションを起こすしかない。

ただし「あなたが好きなの!!」と自分の方から直訴するのだけは避けたほうが無難だろう。
彼らにはそれなりの手順や手続きが必要なのだ。
「キミが“付き合ってくれっていったから”僕は付き合ったんだけど……」なんて言わせないためにも、せめて最後は男性側から意思表示をさせるべく……まず上記のような方法を試してみることをオススメする。

その昔、“押しかけ女房”という言葉があったが、内気でシャイな男性には押しかけ戦法に限る。
彼らは自分からは決して手を出してはこない、ひな鳥のようなもの。それならばあなたが彼の元に押しかけて「私といっしょにいればこんなにイイことがあるんだよ!」「私はあなたの味方。いつもそばにいるよ」とアピールし、「うん」「そうだね」と言わせるべきなのだ。

「女に押しかけられたほうが幸福になれる男」というのは世の中にはいるのである。

あなたの気になる彼が“しでかしてくるべく”うまく押しかけよう。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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