タバコや睡眠…髪をいたわる正しい“生活”って?

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白髪って、一度なったらもう治らない、染めるしかないものだと思ってませんか? じつは、白髪には大きく分けて2段階あります。状態によっては、生活習慣や食生活の改善、サプリや漢方によるケアで黒髪に戻ることも! 悩むまえに一度、体質改善を試してみて損はありません。ここでは、白髪ができるメカニズムとケア方法を解説します。

目次

色素細胞の一時休止中なら、セーフ!?


髪の色を黒くするのは、「色素幹細胞」から生まれる「メラノサイト(色素細胞)」というもの。これが、毛根でメラニン色素を作ってくれます。白と黒が混じり合ったようなグレーの髪では、メラノサイトのはたらきが一時休止している可能性が。この段階であれば、今回ご紹介するケアによって細胞のはたらきを活性化し、黒髪に戻せることもあるんです。
年齢を重ねるにしたがって、色素幹細胞はどうしても枯渇していきます。完全にそうなってしまうと、白髪はもとに戻りません。復活の可能性があるうちはチャレンジしないともったいない! 代表的なケア方法を見ていきましょう。

生活習慣を見直そう! タバコ・睡眠……


美肌の大敵であるタバコや睡眠不足は、髪のコンディションを保つのにもやはりNG。なんと、喫煙で白髪が増える! という、動物実験の結果が分かっています。まず、体の養生から始めましょう。

食生活では、抗酸化・糖質オフを


アンチエイジングで話題の「抗酸化」は、白髪対策でも重要でした! 食生活でまず気をつけたいのは、緑黄色野菜・肉類・魚介類などをバランスよくとること。また、糖質をとりすぎて血糖値の高い状態が続くと、体内に酸化物質が増える原因になってしまうので要注意です。

栄養を補う サプリは体質に合わせてチョイスを


まず注目したいのが、ビタミンAと亜鉛。それぞれ皮膚や粘膜、毛の根元にある細胞の代謝を促してくれます。
白髪対策で補給したい栄養素はさらにたくさんありますが、とくに不足しがちなものを選ぶヒントになるのが、もともとの体質です。肌荒れしやすい人はビタミンB群、ストレスが多い人はビタミンC・E、生理が重い人や疲れやすい人、冷え性の人には鉄、糖質をとりがちな人はα-リポ酸を優先的に摂取するのがオススメ。

中医学からのオススメは、黒&赤の食材


中医学の考え方では、「腎(じん)」と「血(けつ)」のはたらきを保つのが髪の老化対策の秘訣なのだとか。ホルモン・免疫系などに関係する「腎」には、黒ゴマ・黒豆・黒米などの黒い食材、血流に関係する「血」にはトマト・ニンジン・ナツメ・クコの実などの赤い食材が有効といわれています。

こうして見てみると、白髪対策ってじつは特別なことじゃなくて、体全体のアンチエイジングや美肌にもつながる項目が大半だったんですね! 生活に取り入れやすいポイントから、ぜひ実践してみましょう。
(由井妙)

<出典>
日経ヘルス11月号(2015年10月、日経BHP社)
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この記事を書いたライター

由井妙
名古屋出身のフリーライター。坂東芙三次の名で、女優、日本舞踊家として活動している。おいしいもの大好き、運動は大のニガテ、ゆるめのダイエット情報が大好物。生活をより豊かに、楽しめる情報を紹介してい来ます。

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