“かわいいエッチ”と“変態”の境界線4選

自分のことを変態だと思いますか? というアンケートをとったら、おおむね6割くらいの男女が「はい」と答えました。ネット上にも似たようなアンケート結果がたくさんあります。が、「変態とノーマルの境界線はどのへんだと思いますか?」という質問を続けたら、かなり微妙な結果に。

今回は、『明るいノーマルエッチ』と『変態エッチ』の境界線はどのへんにあると考えているのかについて、何人かの女子にお話をお聞きしてきました。さっそくご紹介しましょう!

目次

1.いきなり69


「ラブホに入っていきなりシックスナインというのは、ちょっと変態すぎるかなあと思います。でも彼とラブホに入ると、いつもいきなりシックスナインですけど……」(25歳・モデル)

ホテルの部屋に入るなり、いきなりシックスナインを始めるカップル……想像できますか? 変態だと感じますか?

2.いきなり騎乗位


「前戯が終わって、いざINというときに、いきなり女子が彼の上に乗っかって騎乗位というのは、どことなく変態女子っぽくてわたしも彼も大好きなんですが、変態っぽいと言えば変態っぽいかも……」(27歳・受付)

いきなりシックスナインもいきなり騎乗位も、“いきなり”というところが少々変態チックに感じるのかもしれません。行為だけを見れば「そこまで変態ではない」とか「まあ普通」なのかもしれません。

3.余裕をぶっこいてゴックン精子


「彼の精子を余裕をぶっこいてゴックンしたら、彼に『どこまで変態やねん』とツッコまれましたが、わたしの中ではごく普通のことなんですよねえ」(25歳・ネイリスト)

大好きな彼のものは、なんだってゴックンするいい子っていますもんね。
いきなり余裕をぶっこいてゴックンするのが「変態」であれば、事前に「今日は飲むからね」と彼に了解をとっておくと変態ではないということになるのでしょうか?

4.彼氏のリクエストになら、なんだって応えちゃう!


「彼がわたしに着て欲しいコスプレとか、彼が使いたがっているオモチャを使ってエッチをするとか、とにかく彼の要望にはなんだって応えるわたしは、変態かもしれません」(25歳・飲食)

愛があればどんな行為だって……というだけでは済まないのでしょうか?
“かわいいエッチ”と“変態”の境界線4選の1枚目の画像

いかがでしたか?
変態か変態でないかの境界線って、実のところあるようでないのかもしれません。
「どのへんから変態なのか?」という問いの立て方をすれば、いろんな意見が出てきてすごく面白いものですが、エッチって誰にとってもしたいようにするのが一番なわけで、明るいノーマルエッチと、変態エッチという区別のしかた自体に問題があるのではないかと思います。

明るいノーマルエッチがあるのであれば、明るい変態エッチというものもきっとあるわけで……こんなことを頭で考えたってどうにもならないですもんね。

彼にたとえドン引きされようと、自分がしたい行為をする。これが一番です。
それで彼にドン引きされたら?
彼のエッチのスキルや経験値に比べて、彼女のそれが高いというだけのことでしょう。
それでなにか困りますか?
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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