非モテ女子への男の本音 実はかわいいと思っている部分とは

今回は、「わたしは男好きするタイプではない」と思っている女子のことを、じつはひそかに評価している男子もいる、という事実についてみていきたいと思います。男好きするタイプではない女子のどういうところを、男子たちはかわいいと思っているのか? さっそくご紹介しましょう!

なお、男好きする女子は、会社でも友だちどうしの飲み会でも、男に放っておかれないでしょうから、ここでは放っておきます。放っておいても、適当な彼氏に恵まれるでしょう。
非モテ女子への男の本音 実はかわいいと思っている部分とはの1枚目の画像


目次

1.自分の世界観がありそうに見えるところ


「男好きしなさそうに見える女子って、自分の世界観を持っているように見えるんです。異性の目を激しく気にすることなく、男ウケのあまりよくない趣味にいそしんでいる感じがします。読書が好きとか、ベランダで家庭菜園をするのが好きとか、なんかそういう世界観のことです」(27歳・IT)

高校のときだって、男好きしなさそうな女子って、放課後ひとりで図書室にこもっていたりとか……「男好きするかしないか」ではなく、自分独自の価値観のもとで暮らしていたということもきっとあるでしょう。
男女の恋愛感情なんて日々移ろいゆくものですが、「移ろわないなにか」を趣味にしている人は、もうそれだけで真面目な男子の信頼を得ることもあるのでしょう。

2.恋愛マニュアルから外れても許してくれそうなところ


「ぼくは恋愛が得意ではありません。そもそも女子がなにを考えているのか、さっぱりわからないんです。だから、デートのとき挙動不審になったりします。そういうぼくのことを、ちゃんと受け止めてくれる感じがするので、ぼくは男好きするタイプではない女子のことが好きです」(27歳・通信)

これだって「男から見たらそう見える」という、主観の話に過ぎないのかもしれません。
でも、「恋愛慣れしてそうな男好きする女子は、男が恋愛のマニュアルから外れたら悪口を言われそう」という観念を持っている男子は、きっと大勢いることでしょう。
そういう男子は、男慣れしていなさそうな女子のほうに、ふらっとなびくのでしょう。

3.お金にうるさくない感じがするところ


「男好きしそうな女子って、男たちからチヤホヤされまくっていると思うんです。だからデートだって高級なお店に連れていってあげないと……と思ってしまうんです。でも男好きしなさそうな女子って、安いお店でデートしても怒らないと思うんですよね」(29歳・飲食)

男好きしなさそうな女子のことをナメてるのか! という見方もできる証言です。
でも、これって、ひとつの男心だろうと思います。その理由は、以下の証言が物語っているように思います。

4.地道に一緒にやっていけそうに見えるところ


「男好きしなさそうな女子って、どことなく浮ついている感じがしないんです。だからつきあったら、一緒に地道にやっていけそうに思うんです」(28歳・コンサル)

人は見かけによらないもので、男好きしなさそうな女子の中にも浮ついて遊びまくっている人っているはずなんです。
でもある種の男子は、そうは思わないということなのでしょう。

いかがでしたか?
ご紹介した4つともすべて「その男からすれば、男好きしなさそうな女子はそう見える」という、主観の話でしかないのかもしれません。
でも恋愛って、誰でも主観でやっていることです。だから、男から「そう見られている」というのは非常に重要なこと。

自分の確たる世界観を持っていそうに見えて、つきあったら地道に一緒に生活を築いてゆけそうで……こういう男の主観的な見立てを得られる男好きしなさそうな女子たちって……人生においてとっても得をしているのではないかと思います。

目先の「モテる・モテない」よりも、長期的に見て地味に得するほうが、人生において重要だったりします。人生って、ときに自分の手に負えないほど長く感じるものだからです。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

関連記事