恋愛に奥手な女子と付きあいたい男性心理は?

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恋愛が苦手とか、恋愛がうまくできないという女子のみなさんは、なにも恋することや結婚を諦めることはありません。恋愛下手な女子とこそ、つきあいたいと思っている男子だってたくさんいます。
そういう男子はどういう特徴をお持ちなのか? について今回はご紹介したいと思います。さっそくみていきましょう!

目次

1.モテ女子との恋愛に疲れている


「男好きする彼女とつきあってきて疲れました。彼女のことが好きな男子、つまり競合が多いと恋愛って疲れるようにできているんですね。恋愛下手そうな奥手女子って、わりと競合が少なそうでしょう? だからぼくは奥手女子限定でつきあいたいです」(29歳・広告)

よくモテて、よく遊んできた男子の中には「えっ! 君はこんなに地味な女子と結婚するんかい!」というような女子と結婚する人もいます。きっと、男好きする、競合する男子が多い女子との恋愛に疲れきったゆえの選択だったのでしょう。

2.モテるのはたったひとりの女性からで良いと思っている


「ぼくは大学生の頃から、とにかく女子にモテたくて、多いときは4人の彼女がいました。でも、たくさんの女子からモテてもむなしいだけだと気づいて、それであれば地道に一緒に暮らしていけそうな地味めの奥手そうな女子ひとりを真剣に愛したいと思うようになったのです」(29歳・コンサル)

こういうことって、ふつうはもっともっと若いときに持っておくべき価値観ではないかと思います。
でも「大学デビュー」で、遅咲きの狂い咲きになってしまったら、30歳くらいになってようやく「ひとりの女子と地道に交際したい」と思うのでしょうか。

3.とにかく結婚したいと焦っている


「ぼくはとにかく恋愛をすっ飛ばして結婚したいのです。だから結婚相手にふさわしい、地味めでおとなしそうで奥手そうな女子にばかり目がいきます」(30歳・飲食)

お見合いすればいいのでは? と思いますが、そのお見合いがメジャーではなくなったし、お見合いしようと思えば男はたくさんお金がかかるし、学歴で競合する男子に勝てないと思えば、目を皿のようにして、街中で地味めの女子を探しまくるようになるのかもしれません。

4.堅実な性格で毎月のデート代が決まっている


「恋愛上手で男好きする女子って、とにかくデートにお金がかかるんですよね。だからぼくは地味めで恋愛が下手そうな女子に狙いを定めています」(27歳・介護)

地味めで奥手そうな女子の中にも、デートにお金がかかりまくる人はいるはずです。恋愛上手で遊び慣れている女子の中には、お金がかかるデートに飽き飽きしている人もいるはずです。
でも男子の主観は「地味めの女子=お金がかからなそう」という方向に働くのでしょう。

いかがでしたか?
ご紹介した証言以外にも、「恋愛下手そうな女子は『おれ色』に染めやすくて遊びやすいから、奥手そうな女子限定でつきあいたい」という、ちょっと頭がど~かしてるんじゃないか、と思えるような男子の証言もありました。

女子にとって耳障りのいい証言もあれば、そうではない証言もあった、ということですが、両者に共通しているのは、恋愛下手そうな女子に対する男たちの妙な思い入れの強さです。それは、見るからに気が強そうなネコより、おとなしそうに見えるネコのほうがかわいらしく見える、というのと似ています。

女子はあくまでも女子でありネコではないわけですが、男とよくしゃべり、男によくボディタッチをするような恋愛上手な女子に比べて、「沈黙は金」を地で行く恋愛が下手そうに見える女子は、おおいに得をしているのではないかと思います。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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