まつげを伸ばすなら注意したい地まつげへのNG行動

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まつげは目の印象を変えるとても大事なパーツ。少しでも目を大きくしようと、女の子たちがマスカラやつけまつげ、まつげエクステなどを行う度、まつげはその役割を全うしようと頑張っています。

でも、毎日のまつげへの刺激は、自分の地まつげを弱らせてしまう原因になっているかも……地まつげをケアしてすっぴんでも自信のある目元を手に入れましょう!

目次

まつげってとってもデリケートなんです!


通常、日本人のまつげは上約90本~160本、下約75本~80本生えていて、約1~3カ月の周期で新しいまつげが生え変わるようになっています。長さは約6ミリ~約8ミリと欧米人に比べて短く、日本人の統計では地まつげが長くフサフサな人は少ないようです。

そんなはかなげな私たちのまつげですが、他の毛に比べて「ちょっとしたことですぐ抜けるなぁ」と感じたことはありませんか?
それもそのはず。まつげの毛根は約2ミリほどしかなく、皮下組織にちょっと刺さっているだけ……と、とても頼りない状態なんです。そのため、洗顔したり、目をちょっとこすったり、時には涙を流しただけで簡単に抜けてしまうんです。

絶対気をつけたい 地まつげによくないNG行動


そんなデリケートなまつげは、メイクや日常生活の中での外的要因で簡単に減ってしまうのですが、髪の毛に比べて発毛周期も早いので、まつげを育てることを意識すればそんなに抜けることに敏感にならなくても大丈夫です!

そのため、まずはできるだけまつげに負担をかけるのを辞めましょう。まつげが育たない原因になります。一番やってしまいがちなのが、メイクの場面でのまつげを引っ張る行為。ビューラーをする時に引っ張りながらクセづけする人がいますが、言語道断です! ホットビューラーも長く当てすぎると毛根への負担と毛自体の切れにつながるので注意してください。

メイクを落とすときも、ウォータープルーフのマスカラは簡単に落ちないため、オイルクレンジングでまつげをゴシゴシこすってしまう人がいますが、これでは一緒にまつげをこすり取ってしまう恐れがあります。

プールなどレジャーの時のメイクとしてウォータープルーフは効果的です。しかし毎日使うと、落とすときに負担がかかってしまうので、まつげをいたわりたいなら、普段のマスカラはお湯でするっと落ちるものがおすすめです。

つけまつげ派の人は、地まつげ近くにつけまつげ用のグルー(接着剤)をつけるので、つけまつげが落ちにくい強力タイプを愛用している人は特に注意。なぜならば、つけまつげを外すときに一緒にひっぱって抜けてしまうからです。まつげのことを考えるなら、外すときは湿らせた綿棒で優しく端からオフしてあげましょう。

まつげエクステ派の人は、一段と地まつげの状態が気になっているのではないでしょうか? なぜなら地まつげに直接人工毛を接着剤でつけるので、それだけ負担がかかってしまうからです。
一度やり始めると劇的に目の印象が華やかになることから、とれ始めるとリペアし続けて癖になる人が多いのですが、既存のエクステを全部オフすることなく取れてしまった分だけつけ足すことを繰り返すと、地まつげを休ませる期間が全くなくなってしまいます。2回に一度は全部オフして、しばらく地まつげを休ませる期間を置くことが負担を軽減させるコツです。

今あるまつげを太く長くしたい人にはまつげ用美容液も手っ取り早い方法です。毎日欠かさず使い続けることで、効果を実感したという感想も多いので期待できそうです。

何はともあれ、まつげはアイメイクで非常に重要なポイント。今あるまつげをメイクで長く見せることも手が抜けませんが、そのまつげを大切に扱いつつケアすることも魅力ある目元をつくる行為なんです。なが~い目でまつげのこと、大事にしてあげましょう!
(キノシタマユコ)

この記事を書いたライター

キノシタマユコ
美容師、広告プランニングを経てフリーライターに。現在は、情報誌やWEB媒体でさまざまなジャンルを執筆している

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