ただの友達から恋愛関係に踏み出すための3ステップ

ただの友達から恋愛関係に踏み出すための3ステップの1枚目の画像

ローリエプレス読者の皆さま、こんにちは! 「アルグラット恋愛相談」の久野浩司です。この連載では、恋愛における男性の心理や行動などについてアドバイスさせていただきます。 

今回のテーマは「ただの友達から、恋愛関係へステップ」したい方に向けて。
社内やグループなどの仲間でお互いのことをよく知っているけれど、その先の展開にはなかなか進めない……なんて悩みを抱えている方も結構いらっしゃるのではないでしょうか? そんな方へのアドバイスをご紹介します。

目次

同僚を好きになってしまった……恋人になるにはどうすればいいの?


「四月に入社してきたばかりの二つ年下の後輩の男の子を気に入ってしまいました。会社内の同じグループとして飲み会やカラオケなどには頻繁に遊びに行ってます。彼は今、彼女はいないそうですが、なかなかグループから抜け出して、二人で特別な関係になっていくきっかけがつかめずに悩んでいます。どうすれば、単なる会社の先輩後輩から抜け出して、もっと仲良くなれるでしょうか?」(Mさん 24歳/商社勤務)

――このように会社内で気になる人ができた場合、毎日会えるといううれしさはありつつも、なかなか次のきっかけがつかめず……という方はきっと多いですよね。それに距離が近いだけに、もし告白して失敗したらどうしよう……なんて考えてしまい、もどかしいのに次の行動にはなかなか移れないというジレンマにも襲われるものです。
そこで、社内関係やグループ内の友達などから一歩抜き出て、“彼女になる”ためのちょっとしたテクニックをお伝えします。

1.彼の週末の過ごし方を探る


単なる友達から恋愛へ発展させていくためには、相手と友達以上の関係にならねばいけません。当たり前ながら、二人だけの時間を過ごせなければ、その先にはつながりません。でも、そのせっかく二人だけの出会うチャンスを単にカフェでお茶をしたり、食事をしたり、映画見たりするだけではもったいありません。やはり目指すは完全な“デート”をすること、つまり二人しか知らない世界を共有することです。

男性は得意なことや好きなことを褒められたり、肯定されると喜びます。なので、それをうまく利用すると、意外と最初のデートまでは持っていけます。そのためには、まず最初のステップとして「彼の週末の過ごし方を探る」ことです。

彼が大好きなことや得意なことが何かを本人と雑談しながら聞くか、または同僚や彼の友達にもさりげなく聞けるといいですね。今ではSNSなどをやっていれば、意外と彼のプライベートも探れるものです。

たとえば、彼がサーフィンやゴルフ、サッカーなどスポーツをやっているならば、「すごい~、今私も興味あるから、今度一緒に連れてって~!」なんて、あくまでもデートではなく、それが好きで興味あるから便乗させてというお願いをするのです。

これであれば、彼にも「これデートの誘い? 俺のこと好きなのかな?」とも思わせません。できれば、その趣味に便乗して彼が車を持っていればドライブ、電車であっても遠出して郊外の海沿いのカフェに行くなど、単なる友達関係であればやらないこと、わざわざ手間をかけることにチャレンジしてみましょう。こうするだけで、グーッと二人の距離が縮まるはずです。

2.相手のプライベートを共有することで距離を縮める


さて、続いてのステップは、そのデートでは“会話”で相手との距離を縮めることです。できれば相手も、あなたのことを単なる友達から少し特別な感情を生み出させることです。

今回は彼が後輩ということもあり、恋バナで盛り上がるのもいいでしょう。この時も、彼女がいないとわかっていても、彼女がいるのを前提でいろいろ聞くと向こうも悪い気はしないし、いろいろ過去の話も聞けると思います。

今回の相談者のように、女性である先輩側も会話の中で彼がいないということを伝えることで、彼がもし良いなと思ってくれた時に“チャンスがある”ことを伝えられます。過去の恋愛遍歴など、お互いのプライベートをいろいろさらけ出していけば、いい意味で普段の関係性を崩せるかもしれません。

3.自分からは追いかけない


3つ目のステップは、そんな初デートを終えても急に自分からは積極的に追いかけないことです。もちろん「今日は楽しかったね、また遊びに行こうね」なんて軽くお礼を伝えつつ、大事なのは小刻みにデートする(二人で会う)関係になることです。

そのためにも、いきなり恋愛感情を出すのでなく、同じ速度で好きになっていくことが大事なのです。これは決して駆け引きではなく、やはり彼の気持ちが大事です。恋愛はある意味、相手に幻想を抱かせることで加速します。

だから男性が「彼女、俺のこと好きなのかな? どうなんだろう?」と思わせるぐらいが、恋愛初期はちょうど良いのです。もし彼が積極的な男性であれば、この子を振り向かせてみせよう! なんて闘志がわくでしょう。だから、相手に連絡する頻度はあくまでも相手のペースに合わせてみることを心がけましょう。

会社内、サークルやグループなど、いつもの場所では、今まで通りか普段よりもやや接触がない方が男性は気になります。その分、FacebookやLINEなどのSNSを通して、二人だけの会話で盛り上がるようになればいい感じです。特に恋愛を育てる初期は、相手のペースに合わせて連絡する方がうまくいきます。

初デート後、彼からの連絡が一切ない場合のコツ


初デート後2週間以上何もなければ、軽くジャブを打つ程度にチラッと「この前は付き合ってくれてありがとう! また今度も行く時があれば、ぜひよろしくしくお願いします」ぐらいの感じでメッセージを送ってみましょう。

きっかけをもらえれば彼も返事を出しやすいでしょうが、それでも彼がほとんど反応しない場合には、残念ながら、今の時点ではうまくいく確率としては低くなると思ってください。

しかし、彼との社内の関係が気まずくなることもなく、周りにも変に勘繰られることないでしょうから、またチャンスを伺ったりしながら、たまに友達として二人でお茶できる関係をキープできるといいですね。

どっちに転んでも悪い方にはいかないので、気になる彼との距離を縮めるためには、ちょっと勇気を出して、ぜひ後悔しないようにトライしてみてくださいね!
(久野浩司)

この記事を書いたライター

久野浩司
アルグラット・ライフデザイン代表。オトナ女子向け海外旅行「恋するバンクーバー」、 1年以内に幸せな結婚を手に入れるための「恋愛ライフデザインセミナー」等主催

関連記事