彼女にどんなに愛されても埋まらない“男の心の隙間”4選

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今の時代に、「男の悲哀」と書いたところで、ピンとこない人も多いのではないかと思います。でも、男の心の構造って、たかだか数十年で変化するはずもなく、今の男子たちだって、ひそかに悲哀を背負って生きています。
さて今回は、彼女にどんなに愛されても埋まらない「男の心の隙間」に迫ります。
さっそくご紹介しましょう!

目次

1.初恋の子とエッチしそびれて後悔する男


「ぼくは初恋の女子とエッチしそびれたことをすごく後悔していて、ずっと引きずっています。そもそも14歳でエッチするなんて概念がなかったですし……今の彼女とラブラブなエッチしながら、目を閉じて初恋の子を想像しています」(27歳・IT)

女子で初恋の思い出を最上のもの(あるいは特別なもの)と思って、今でも大事にしている人って少ないのでしょうか?
初恋をテーマにした映画や小説って、どちらかと言えば男性作家のものが多いように思います。そもそも作家は男性が多いと言われたらそれまでですが……。

2.会社をクビにならないかと心配する男


「彼女と来年あたりに結婚したいのですが、ぼくが会社をクビにならないのか、すごく心配しています。いきなり社長の気分でクビになった先輩がいたんです」(25歳・建築)

男子って結婚したら「主夫」という選択肢が一応ありますが、現実にはないに等しいですもんねえ……。
男女平等な社会と言うのであれば、家事をしたいほうが家事をして、外で働きたいほうが外で働くといいと思うのですが……。

3.「お金がない」と言ってしまえば「別れよ」って言われるかも……


「どうやっても50万円しかお金がたままりません。50万円を超えたらなぜかデート代が多めに出てしまったとか、友だちの結婚式があってかなりの出費になったとか……。そんなこんなで彼女に貯金が少ないのがバレたら振られそうでビクビクしています」(25歳・通信)

男子たるもの、金銭的にも女子を支えて「当たり前」という風潮って、いつまで続くのかと思いますが……それに若い女子は、お金がないとなるとWワークをする先がいくつもありますが、男子のWワークって、職種が限られますしねえ……。

4.かわいい彼女の浮気を心配してしまう


「ぼくの彼女はかわいいし、ぼくのことを愛してくれています。でもかわいい彼女が外に出て仕事をしていれば、浮気の1つや2つくらいしているのではないか? おれは捨てられてしまうのではないか? と思うと、心の隙間に風が吹き抜け……」(26歳・飲食)

こういう心の隙間って、カップルでお互いの「パワー」がニアイコールにならないと埋まらなかったりもしますよね。
恋愛ってお互いのパワーに偏りがあると、すぐに破綻します。

いかがでしたか?
どんなに彼女に愛されていても、心の隙間を持つ男たち……そんな男子の隙間を、彼女はどうやって埋めるといいのでしょうか? 「どんなに愛しても」心の隙間に風が吹き抜けているわけですから、彼女としてはなす術がないのかもしれません。
なす術がないことは、時間が解決してくれますので、しばし彼のことを静観してあげるといいかもしれません。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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