男性の話がつまらない、合わないときの対処法

相手の話がつまらなかったら……さて、あなたはどうしますか？　つまらない話といって筆者が思い出すのは、小学生時代の全校朝会です。あの頃は、校長先生のつまらないうえに長い話を、ひたすら我慢して聞くしかありませんでしたよね。では、つまらない話の主が、校長先生ではなく、同世代の異性だったら……。

「話のおもしろさ」はどのくらい大事？

まず自分自身の恋愛観において、「話のおもしろさ」の優先順位がどの程度か、はっきりさせましょう。筆者の場合、「話のおもしろさ」の優先順位は、ベスト3に入るくらい、超・重要事項です。

イケメンでなくともけっこう、むしろブサメンでもオッケー。高身長でなくともけっこう、160センチ台でもオッケー。高学歴でなくともけっこう、高卒でもオッケー。諸条件には目を瞑るぶん、話はおもしろくあってほしいと思っています。

だからこそ、話がつまらない……と言ったら失礼ですね。話が合わない男性は、「貴重なご縁」などと思わずに、バッサバッサ斬り捨てていきます。

これはあくまでも筆者の恋愛観。中には、「話はつまらないけれども、イケメン（もしくは高収入など）なので、このご縁を大事にしたい」と考える女性もいるでしょう。だとしたら、腹を括って、お相手のつまらない話と正面切って向かい合う覚悟が必要です。

銀座ホステスに成りきるべし

話がつまらない男性を、おもしろトークができる男性に育成するのは、不可能とまでは言わなくとも、それなりに困難な道のりです。それよりも、自分自身のモードチェンジをするほうがよっぽど早いと筆者は考えます。

「ナンバーワン銀座ホステスごっこ」で乗り切るのはいかがでしょう？　銀座の高級クラブに務めるホステスさんは、お客様の話を聞くプロフェッショナルです。中には、つまらない話を繰り返す常連客もいるでしょう。つまらないからと言って、彼女たちは決して、退屈そうな素振りを見せたりしないはず。退屈な素振りどころか、さも興味津々といったていで、お客様の話に合わせるでしょう。

銀座ホステスさんには、常連客がつまらない話をしたとしても、高額な時給という見返りがあります。私たち一般女性の恋愛だと、そこに時給は発生しませんが、そのぶん別の見返りが得られます。つまらない話を聞くことで、本命候補にノミネートされるという見返りです。そう思うと、俄然やる気が湧いてきますよね。正式交際という名の高級ボトル目指して頑張りましょう。

会話の舵取りを男性に任せない

相手の話がつまらないなら、いっそのこと、自分が「おもしろい話」をするのもアリです。男女の会話で舵を取るのは男性という決まりはありません。しれっと会話を切り替えましょう。

むろん、「俺の小学校の同級生が、芸能人の○○に似ているんだよね」という話に対して、いきなり「△△君って、休みの日は何をしているの？」と、まるっきり違う話を持ち出すのは、あまりにも不自然です。「小学校といえば」とか、「芸能人の○○といえば」など、何かしら拾って、そこから話の方向性を変えていきましょう。

言葉よりもカラダで会話しよう

言葉によるやりとりがつまらなくとも、カラダによるやりとりは盛り上がるかもしれませんよ。そう、セックスです。話がつまらないと感じたら、可愛くあくびをして、「なんだか眠くなってきちゃった」と、ラブホへ行く方向に持ち込むのもアリ。

カラダを重ねることで、相手のつまらない話を「愛おしい」と感じる、内面の変化が起きることもあるでしょう。逆に、さっきまではカッコつけていた男性が、心を開示し、おもしろい部分を出すようになることもあるでしょう。セックスによってお互いの親近感が増し、会話のテンポが合ってくるパターンも少なからず存在するのです。つまらないと感じたら、さっさとベッドインしちゃいましょう。
(菊池美佳子)