ダイエット中でも太りにくいパンの選び方と食べ方 我慢できない時の参考に!

ダイエット中でもパンが食べたくてたまらないときってありますよね……。忙しいとつい頼りがちなコンビニやスーパーのパンには、ダイエットの敵になるいろいろな落とし穴があります。しかし、コンビニパンのパッケージの裏を見てみると、原材料が事細かに表示された商品がほとんど。なので、ベーカリーで売っているパンよりも中身やカロリーを具体的に確認しやすいというメリットもあるのです。

今回は、商品の成分表示をチェックして、なるべくダイエット中でも太りにくいパンを選ぶ方法を紹介します! 食べ方のコツを知っていればダイエット中でも安心。我慢がストレスになる前にぜひチェックしてみてください。

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目次

健康にも悪影響を及ぼすパンの“油”に注意!


油で揚げたパンは、カロリーが高いからダイエットによくないというだけではなく、繰り返し使われている油をくぐっていたり、店頭で光にさらされることで油が酸化しているケースがあります。酸化した油は、腸内環境が崩れる原因にもなるんだそう。さらに、高カロリーなのでダイエットの妨げになってしまいます。

また、揚げていないパンでも「ショートニング」や「マーガリン」が入っているものには要注意! トランス脂肪酸が肥満のもととなるのでダイエット中はなるべく避けましょう。

菓子パンも惣菜パンもダイエット中は控えたほうがベター


「砂糖だらけの菓子パンより惣菜パンならいいでしょ!」とざっくり判断していませんか? 確かにあま~い砂糖だらけの菓子パンよりは、食物繊維やタンパク源を含んだ惣菜パンのほうがダイエットや健康を考える上では“マシ”。しかし、惣菜がパンと合わさることで、化学調味料や保存料など、添加物の数も増えてしまうのがよくあるケースです。添加物は肝臓で分解されるのですが、その量が増えると肝臓が持つもともとの働きである“代謝”の邪魔をしてしまうことに……。代謝されずに余ってしまったエネルギーが体脂肪として蓄積されることで、肥満を引き起こしてしまいます。
ダイエットや健康には大敵なので、成分表を必ずチェックしましょう!

組み合わせ次第でダイエット中にも甘いパンを食べられる♡


ダイエット中におすすめなパンは、未精製の小麦や雑穀を使ったパンです。油脂はバターやオリーブオイルを使用したもの、油不使用のものがおすすめ! また、砂糖ではなくてんさい糖やはちみつ、ドライフルーツなどで甘みを出しているパンを選びましょう。

さらに、成分表をよく見てみると、シンプルなパンでも意外とタンパク質を多く含んでいることに気づきます。栄養素はいっぺんに摂取しても吸収されないため、タンパク質の摂取量は1食あたり20g前後(1日あたり80~100g程度)がおすすめなんだそう。
たとえば、約100gのパンを食べると9g前後のタンパク質が摂れるので、鶏ササミが約50g乗ったサラダ(タンパク質:約11.5g)と合わせれば、1食分のタンパク質としては十分なんです。
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ダイエット中だからといってシンプルなパンで我慢しなくても、ドライフルーツが入ったパンなら甘いもの欲も満たしてくれるので気分が上がりますよね♡ 添加物がてんこもりな惣菜パンに妥協するよりも、この食べ方の方がダイエッターのチョイスとしては賢明です!

選び方さえわかっていれば、ダイエット中でも我慢の少ない食生活に! カロリーの数値だけに振り回されず、ヘルシーなダイエットに取り組んでみましょう。

参考:『日経ヘルス11月号』日経BPマーケティング
(由井妙)

この記事を書いたライター

由井妙
名古屋出身のフリーライター。坂東芙三次の名で、女優、日本舞踊家として活動している。おいしいもの大好き、運動は大のニガテ、ゆるめのダイエット情報が大好物。生活をより豊かに、楽しめる情報を紹介してい来ます。

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