おりものシートがおすすめな理由 からだをいたわる習慣を作ろう!

おりものが気になるときに便利なのがおりものシートです。ところが紙製のシートは子宮を冷やす恐れが。それを回避するために、紙製のものから子宮にやさしい「竹布」製のシートに変えてみるという方法があります。今回はおりものシートの活用方法やおすすめな点をご紹介します。

カラダにやさしい素材がいいな♡
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目次

大変便利な市販のおりものシート、メリットは?


おりものとは、子宮内膜、子宮頸管、膣、膣粘液、バルトリン腺など、多くの場所からおりてきたものが混ざった分泌液です。これは女性のからだにとっては極めて自然なもの。
からだに異変が起こった際には、その量や色、においに変化があらわれるため、普段からおりものの様子をチェックしておくとよいでしょう。

ひとつの目安として、1日下着を替えなくても気持ちが悪くならなければ、問題はないと言われています。
ただ、ストレスや疲労から、おりものの量が増えることもあります。
そんなときに便利なのが市販の「おりものシート」です。下着を汚すこともなく、つけ心地もさらっと快適なため、毎日おりものシートをつける習慣ができているという方も多いようです。

ところがこの、おりものの水分を素早く吸収するのは、「高分子ポリマー」という化学物質です。
これは水分を吸収するとゲル状になるという、いわゆる冷却シートと同様の構造でできているもの。
つまり冷却シートをずっと下着につけているのと同じ状態が続くため、長時間おりものシートをつけっぱなしにしていると知らない間に子宮を冷やしてしまうことになるのです。

布製のおりものシートがおすすめ


そこでおすすめしたいのが、紙製のシートから、布製のシートへチェンジすることです。布製のシートを使うと、洗濯のたびにおりものの様子がよくわかります。
通気性もよいのでムレずに済み、デリケートな部分のかゆみが起こりにくいのもうれしいところです。

また、布の中でも特におすすめなのは「竹布」製のシートです。
使ってみてすぐにわかるよさは、まずそのやさしい手ざわりです。それは触れているだけで癒されるのがわかるほど。遠赤外線を発生させるため、デリケートな部分を温める作用もあります。
そして竹は、竹筒などで食品の保存に使われるほど、高い抗菌性を持っています。
この竹からできた竹布は、まさに天然の抗菌素材。雑菌の繁殖を防いで嫌なにおいを元から断ってくれるので、ずっと清潔に使えます。
さらに静電気も起きず、吸水性もバツグン。大変からだにやさしい素材と言えます。

毎日のおりものシートを竹布製に変えることは、自分のからだを大事にする素晴らしい習慣です。少しの手間をかけることで、日々健やかな子宮を育ててください。
(ユウコ)

この記事を書いたライター

ユウコ
専修大学商学部卒。サプリ、漢方、薬膳ライター。 「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまでに5冊もの著書を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて様々なメディアで執筆中。

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