衣替えシーズン、夏服や浴衣はどう収納するのが正解? 衣類のお手入れのコツ
楽しかった夏はあっという間に終わり、気づけばもう9月。少しずつ涼しさも感じるようになってきましたね。
真夏に大活躍してくれていたお洋服たちも、もうお役御免! 浴衣も来年まで着る予定がない、という方も多いのでは?
そこで今回は、衣替え時のちょっとした工夫を紹介。最後のひと手間で、ヨレやすいプチプラTシャツが来年もがっつり着れちゃう! 気になる浴衣のお手入れ方法も紹介します♡
この夏を振り返りながら「ありがとう♡」の気持ちを込めて、夏服をパパッとお片付けしちゃいましょう♪
夏服の収納の為にまず用意しておきたいもの
衣類の収納には、圧縮袋・クリアパックを用意しておくことをおすすめします。これらは100円ショップで手に入れることができます☆
圧縮袋(バルブ付き)
圧縮袋は、お洋服たちをコンパクトにまとめてくれる優れもの。収納スペースが少ない場所では特に役立つので、ぜひ活用しましょう。上手に空気を抜くことができる“バルブ付き”がオススメ。
○○用など種類はたくさんありますが、大きいサイズのものが1つあればOK。
クリアパック(スライダー付き)
クリアパックは、お洋服を種類別にしておくのに便利。大きい圧縮袋の中に、種類別に仕分けたクリアパックを入れるだけで夏服をわかりやすくひとまとめにしておけます。
スライダー付きであれば、自宅でお手入れした浴衣を保管するにも最適。バラつきやすい水着もひとまとめにしてスライダーで閉めておけば、「ショーツがなくなった!」などという事態も避けられますね。
アイロン
圧縮袋に入れる前のお洋服に使用します。シワを整えるだけではなく、これをすることで防虫効果も期待できます。
防虫・防カビ・綺麗な状態で夏服を収納しておく方法
1.圧縮袋にいれるお洋服を洗濯し、天日干しをする。ここでお洋服をしっかり乾燥させることが大事
2.虫の駆除効果が高くなるので、使用していい素材のものにはアイロンをかけておく
3.ボタンや装飾品がついているものは内側にしてたたみ、お洋服をクリアパックに入れる
4.クリアパックの空気はできるだけ抜いておく。バルブ部分を避け、クリアパックを圧縮袋に入れて、説明書きの手順に沿って圧縮をかける
収納のポイント
お洋服は、Tシャツ・タンクトップ……などと、種類別にわけてクリアパックに入れておくことで、次にとり出す時にわかりやすくなります。来年の衣替え時にグンとラクになるのでぜひ種類別に収納してみて♡
収納する時のNGポイント
これからの季節、もう着ないであろうお洋服たちをクローゼットからそのまま圧縮袋へ……。これ、ついついやってしまいそうですが実はNGです。
クローゼットの中にあったお洋服たちには、服くい虫と呼ばれる害虫やダニがくっついている可能性が。それだけではなく、少しでも湿気があると圧縮袋の中でカビが発生してしまいます。
ひと手間ではありますが、洗濯やアイロンなど、先ほど紹介した一連のお手入れをしてから圧縮袋にお洋服を収納しましょう。そうすれば来シーズンも問題なく、お気に入りのお洋服を着ることができます♡ もちろん、プチプラのお洋服もです。
また、浴衣やシャツなどシワになりやすいものは圧縮袋の使用を避けましょう!
気になる浴衣のお手入れ・収納方法は……?
浴衣は色落ちの可能性があるので、洗濯機を使用する際は単独で洗いましょう。
1.素材が綿であることを確認し、必ず洗濯ネットに入れる
2.洗濯機の“手洗いコース”を選択し、洗剤はオシャレ着洗剤を使用
3.干す際は、カタチを整えシワを伸ばし、陰干しをする
4.アイロンや糊付けをしたら、まずはしっかり乾燥させる。その後キレイに畳んで、防虫剤と一緒にクリアパックに入れる
5.保管をする際は、できるだけ高いところで平置きにしておく
収納のポイント
洗濯ネット、ハンガーは着物用(浴衣用)の使用をオススメします。
クリアパックに入れておくことで、虫の侵入と被害を防ぎます。
保管時は、湿度が低い“高いところ”がベスト。平置きにすることで、シワを防ぎます。
糊付けは、洗濯機でできるものも発売されています。自宅でお手入れをされる場合は、使用してみるといいかもしれません。
「今シーズン浴衣を着る予定がもうない」という場合は、一度クリーニングに出すことをオススメします!
夏の終わりは、次の季節の準備で大忙し。
けれど、またやってくる夏を思い切り楽しめるように“正しい収納方法での衣替え”をしっかりしておきましょう♡
(RIKO)
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この記事を書いたライター
RIKO
ライター歴10年。平成生まれの美容ライター。感想肌、イエベ春、骨格ストレート。日頃のスキンケアは丁寧がモットー。趣味は、読書、美容、料理、海外ドラマ、お散歩。