20代女子が上手に貯金する方法 美容もファッションも楽しみながら賢く貯めよう♡

社会人になってうれしいのは、自分の好きなものにお金を自由に使えること。可愛くなるため、ファッションや美容に色々とお金を使うようになった……という人も少なくないのではないでしょうか。

でも先々のことを考えると、20代の時期にある程度の貯金を貯めておくことは結構大事。急に結婚や出産で働けなくなったり、雇用が不安定になったり……ということもありますし、後々のためにも、やはり少しずつ備えは作っておくのがベターだと思います。美容やファッションが好きな20代女性が、上手にお金を貯める、貯金のコツについてご紹介します。
買い物もしたいし、でもお金は貯めたい……!
買い物もしたいし、でもお金は貯めたい……!


目次

きれいになるための費用は「投資」なの?「浪費」なの?


お金を上手に使うには、(1)「消費(食費や家賃などの必要経費)」(2)「投資(将来に繋がる出費)」(3)「浪費(特に目的のない出費)」の3つの観点で考えることが大切だと言われています。

貯金を捻出するためには、やはり「浪費」を控えることがポイント。ですが、この区別はかなり人それぞれ。たとえば「マツエクなんて贅沢以外のなんでもない!」という人もいれば、「ヘアサロンと同じ感覚で、マツエクをするのは当たり前」という人もいるでしょう。毎月のヘアトリートメントを「無駄遣い」と思う人もいれば、「いい旦那様をゲットするために必要な投資!」と考える人もいるかと思います。「毎日1000円ランチなんて勿体ない、お弁当でいい」という人もいれば、「ランチ代も、人付き合いのためには必要な出費」だと思っている人もいるでしょう。

その費用が「浪費」なのか「投資」なのかわからない場合は、一つ一つ、自問自答していきましょう。例えば上記ならば、「マツエクをつけると、どんなメリットがあるの?」「髪をきれいにしているおかげで、恋愛面にも効果が出ていると思う?」「ランチのおかげで、人付き合いに本当に役立ってる?」――といったふうに。

そうすると、「マツエクはメイク時間の節約になるし、すっぴんでも出かけやすいし、やっぱりメリットが多いからOK!」という結論に至る場合もあるでしょうし、逆に「髪は私の武器だけど、髪だけで恋がうまくいっているかは疑問……」と気づく場合もあるでしょう。

「投資と思っていた出費が、思ったより効果が出ていない」と気付けると、改善ポイントも見つかってきます。上記で言えば「サロンでのトリートメントは3回に1回に控えて、あとは自宅トリートメントにしよう」「飲み会もあるし、ランチまでフル出席じゃなくてもいいのかも」などなど。なかなかお金が貯まらない人は、自分の「いつもの出費」をこのようにして見直してみましょう。「浪費」だなと気づいた出費から見直しを!

美容やファッションの「一点豪華主義」もおすすめ


とはいえ、見た目を可愛くするには多少の出費も必要ですよね。そこで美容やファッションについては、どこか「一点豪華主義」で考えてみるのもおすすめです。

たとえば、靴だけは少し高いものを買うけれど、洋服はプチプラや古着を活用する。ネイルサロンには通うけど、メイク用品は100均などを活用して安く抑える。化粧水は手頃に済ませるけれど、美容液だけは将来のために少し高いものを買う……などなど。

自分の好みやアピールポイントなども考えた上で、「私はこれだけはこだわりたい!」「ここを綺麗にしていれば、いい感じに見える」といったポイントには少し奮発し、それ以外は安価なもので上手にやりくりする。そうすれば、可愛い外見をキープしつつ、貯金に回せるお金も出てくるはず。

「流行りの服だし、安いから」とプチプラ服を買いまくるけど、使いきれていない……なんて人も見かけますが、多少高くても自分に似合う好きな服を1〜2点買って、それに合う必要なものだけプチプラで揃えるようにしたほうが、結果的に出費が抑えられるれることもあります。まずは「これだけは我慢したくない」「ここだけはこだわりたい」と思える、自分だけの”こだわりポイント”を探して、それ以外は控える方法を実践していきましょう。

社会人は「水もの」の出費に注意!?


お金に関してよく言われるのが、男性も女性も、後に残らない「水もの」の出費に注意……ということ。男性の場合はいわゆる”水商売”といわれるお酒や接待費などを指し、女性の場合はエステやマッサージなどの出費を指すことが多いです。

エステやマッサージなどにハマると、簡単に1〜2万円くらい飛んでしまいますよね(汗)。仕事で疲れるとついつい「自分へのご褒美」などと言って頻繁に通ってしまいがちですが、これをやっていると、お金はなかなか貯まりません。

軽い疲れや肩こりならば、他の方法でも解消できないか、考えてみるといいと思います。ある知人はランニングやダンスを始めたところ、デスクワークでの疲れや肩凝りが解消できることに気づき、マッサージやエステに通うのをやめられたそうです。結果、月に2万円ほど浮かせられるようになったとか。「整体に通う回数を減らすために、DVDを見ながらの家ヨガを始めた」という友人もいました。

ただ我慢するのではなく、心身のリフレッシュや疲れを取ることも必要なので、彼女たちのように「別の安価なメンテナンス方法」を探してみるのもおすすめです。

以上のようなことを気をつけていくと、可愛い外見は保ちつつ、貯金に回せるお金も増えてくるはず。お金がなかなか貯まらないという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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