理想が高すぎて彼氏ができない ”現実を見ろ”以外のアドバイスがほしい!

20歳代後半の女性から、発言小町に「高望み。折り合いってどうつけるのですか」という投稿が寄せられました。トピ主さんは、婚活中の友人が「理想と現実とのギャップに苦しんでいる様子」を知り、対応策を調べていたところ、「高望みはやめて現実を見ろ」をいったアドバイスばかりを見かけるそうです。

しかしトピ主さんは、それに対して「気持ちが付いていかないのではないか」と疑問を呈し、「(理想と現実の違いに)柔軟に折り合いをつけて幸せな結婚をするには?」「どうしたら、よりポジティブに考えを変化させられるのか」について、アドバイスを求めています。

目次

1.高い目標でも、叶えれば「高望み」にならない!?

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今までにないタイプの質問で、ぜひ一緒に考えてみたくなりました。まず注目したのは、「高望み」という言葉そのものです。たとえば、人生において非常に高い目標を持っていても、最終的にそれを叶えていく人は「高望み」とは言われなくなりますよね。婚活でも同じで、どんなに高い条件を掲げていても、それを叶えさえすれば、結果的に「高望み」ではなくなります。

つまり、現時点で目標を叶えていない、叶えるまでの時間が長くかかっていると、「高望み」と言われたり、自分でそう思ったりしてしまう……ということでしょう。

でも、今は「高望み」だとしても、彼女がさまざまな努力(容姿や内面、男女関係を構築していくスキルを身に付けるなど)をしていれば、そのうち高い理想に届く日が来るかもしれません。

目標に達せなくても、必死に努力をしていると、そのうち“自分の限界”が見えてくる瞬間がくることもしばしばあります。そうなれば、「できることはやりきった」「自分はこのくらいが合っている」と清々しく自覚できるようになり、本人が納得した上で”自分の身の丈に合った暮らしや相手“を選ぶようになる日が来るかもしれません。

友人であるトピ主さんの立場としては、「少し時間はかかったとしても、しばらく頑張ってみて本人が納得できる日がくれば、自然にポジティブな変化が生まれるかもしれない」と考え、その過程を温かく見守ってあげるのも一案。「理想があるなら精一杯、努力をしてみたらいいよ! 私は応援しているからね!」なんて声をかけてあげるのもいいと思います。

2.「自分」をよく理解できていないと、曖昧な高い理想を持ちやすい

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「自分自身にしっかり向き合い、『自分にとって必要な条件』を見直してみるよう促す」のもひとつです。収入、外見、性格、能力など誰しもが望むような条件を何もかも求めてしまう場合、「自分自身にとって必要なものは何か」「自分らしい生き方とは、どんなものか」がハッキリ自覚できていないから……ということもしばしばあります。

もし、彼女が「誰もがいいと言うような条件」を掲げて高望みになっているようであれば、「この先の人生、自分はどう生きていきたいか」をとことん見つめてみることが、変化のきっかけになるかもしれません。「ラクをしたい」「見栄を張りたい」といった話にならないよう誘導してあげながら、「自分の好きな生き方」や「自分に向いた人生のあり方」について考える作業に付き合ってあげるのもよいかもしれませんね。

本当に自分が望むもの・必要なものがしっかり自覚できてくると、それに添った価値観の相手に興味を持つようになり、結果として”無自覚な高望み”はしなくなることも期待できるでしょう。

3.「総合点」を求めず、「自分が好きな魅力をひとつ持っている人」を探す

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また、婚活では“総合点の高い異性”を探したがる人も多いですよね。「あれも、これも」と複合的な条件を提示したり、「あそこがいや、ここがいや」と細かく気になる点を羅列したり……。しかし、どんなに“完璧”な条件に思える人でも、実際には色々な個性・特徴を持っているもの。そのような姿勢で異性を見極めようとすると、「誰も選べない」「途中で幻滅する」といった結果になりやすいようにも思います。

普段、恋に落ちる時は、何かひとつの魅力に強烈に惹かれたり、理由もわからず心惹かれたりすることが多いですよね。そのほかの要素が完璧ではなくても、「こういう魅力を持った人は他にいない」「何だかわからないけど、心惹かれるな」と思うと、小さな欠点に目が行かなくなることもしばしばです。

そこで、「総合点の高い人じゃなくて、『この人のこういうところ、好きだな、素晴らしいな』と思えるような魅力(ポイント)をひとつ持っている人を探してみたら?」とアドバイスしてみるのもいいかもしれません。彼女が今後そうした気持ちで出会いの場に臨むようになれば、何かしら状況の変化が起きてくることも期待できるでしょう。

4.「まずは友達になれる人を探そう」と考えてみる


婚活では、「数度会っただけの相手を好きになるのが難しい」という悩みもよく聞かれます。好きになるための時間が足りない中で選ぼうとするから「条件重視」になってしまう、ということもあるのではないでしょうか。いきなり「将来の相手」を見つけようと思うから、無意識に異性を厳しく「審査」し、高望みになってしまう――。

であれば、婚活という場であっても、「とにかく気の合う人を探してみよう」「友達を作ろう」くらいの気構えで行ってみるのも、ひとつです。まずは友達になってみて、色々と出かけたり話したりするなかで徐々に親しみを覚えるようになれば、いつのまにか条件にとらわれずパートナーを選んでいる日が来るかもしれません。

「そんな長丁場なやり方は面倒だ」「気持ちが振り回されるかもしれない“恋愛”はもうしたくない」と思う方にはおすすめはしませんが、もし彼女が「好きになるのに時間がかかるタイプ」であったり、「心が通い合う相手と一生を共にしたい」という思いを強く持っていたりするのであれば、こんなアドバイスもしてみてはいかがでしょうか。

おわりに


以上、「高望みではない出会いをポジティブに求める」ための、4つの考え方をご紹介しました。恋愛や結婚については、自分の成功法を誰かに薦めたところでうまくいくとは限らないため、なかなか有益なアドバイスをするのが難しいですよね。

友達としては話を聞いたり応援したりしかできず、歯がゆい部分もあるかもしれませんが、一緒になって真剣に考えてくれる人がいるのは、きっと思っている以上に心強いことだろうと思います。何かアドバイスに役立ちそうだと思う部分があれば、ぜひ上記のようなアイデアも参考にしてみてくださいね。
(外山ゆひら)
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この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事の執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラム「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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