学生と社会人の違い 男子を外見ではなく肩書きで判断するようになる? 

現役の学生さん、もしくは学生時代に「社会人になるといろいろ大変だよ~」、「学生さんか~。うらやましいね~」というようなことを言われた経験を持つ人はいませんか? でも「具体的に何が大変なの?」「就活も大変なこの時代、普通に就職できているあなたのほうがよっぽどうらやましいよ!」なんて心の中で思っている学生の方もきっといるでしょう。

そこで今回は、「学生時代と社会人とで大きく変わったこと」について、20代の働く女子に調査してみました。

目次

1.社会人になって男子を肩書きで見るようになった


学生と社会人の違い 男子を外見ではなく肩書きで判断するようになる? の1枚目の画像

・「大学生くらいまでは自分が心から好きだなと思える人とだけお付き合いをしてきました。でも社会人になってからは、男子を肩書きで判断することが多くなってしまって……。たとえば『この人はカッコいいし一緒にいて楽しいけれど、仕事が不安定だな……』とか『この男子は私とは性格が合わなそうだけど、公務員だしもう一回食事行っておこうかな』とか……。結婚を考えるとどうしてもしょうがない部分もあると思いますが、計算高い自分が少し情けないです……」(27歳/福祉)

社会に出て働き出すと、結婚を視野に入れるようになったため純粋な恋愛ができなくなってしまったとの声も。「早く寿退社をしたいから、少しでも優良物件男子を捕まえたい」なんて考えている女子もいるようです。幸せな家庭を築くためには仕方がないこともあるかもしれませんが、やっぱりどこか寂しいですよね。また、歳をとってからの失恋や破局はその分ダメージが大きいとの意見も。まだまだ若い学生のうちは、失敗を恐れずにたくさん恋愛をしておくべきかもしれませんね。

2.社会人になると友達が増えない!


・「働き出してから友達の輪って全然広がっていないかも……。一応知り合い程度にはなるけど、本音はぶつけられないし……。そう考えると、私の場合は高校や大学の友達が本当に特別な存在だなって感じますね」(26歳/一般事務)

・「大学の友達とは男関係でもめて疎遠になってしまったんです。当時は『別にあんなヤツいなくても他に友達はいっぱいいるし』なんて思っていたけれど、今になってみると代わりなんて誰一人いないことが分かりました。『男一瞬ダチ一生』なんて言葉があったけれど、本当に彼氏なんて別れたら他人! 長い目で見たら、彼氏よりも友達のほうが大切な場合ってたくさんありますよ」(24歳/販売)

社会人になると学生時代の頃と比べて、なかなか気の合う友達が作りにくくなってしまいます。ましてや遊ぶ時間も存分に作れないわけですから、人間関係の幅も広がりにくいですよね。それに学生時代の友達は一生ものなんて話もよく耳にします。
「彼氏がいるからぶっちゃけ友達のことはどうでもいいや……」「友達とちょっともめたから縁切っちゃおう」なんて考えていると、あとで後悔する日が来るかも。

3.社会人になると遊ぶ時間がなくなった


・「社会に出ると毎日が本当にあっという間。仕事以外にもやることがたくさんあるので、なかなか遊ぶ時間が取れません。金曜の夜に少しご飯にいけるくらいですかね……。学生時代も『学校とバイトで時間がない』なんて思っていたけれど、今のほうが何倍も忙しいです……」(23歳/営業)

仕事が忙しいのはもちろん、働く場所によっては資格習得や日々の勉強会などが入ってくることも。また、一人暮らしの場合は家のこともすべて行わなくてはいけません。「社会人は時間がないから、学生時代のうちに遊んでおいた方が良いよ」という社会人女子からの意見が多く聞かれました。

終わったことが美化されるのはみんな同じ


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学生と社会人のボーダーラインって、意外と頭の中できれいに引かれているものなのかも。だからこそ、「社会人になってできなくなったことがこんなにある」「社会人の恋愛はこうあるべきだ」という意識が強く働き、現役の学生さんに「いいなぁ~学生。自由でうらやましい~」なんてポロッと口にしてしまうのでしょう。
ただ終わったことが懐かしく、美化してしまうのは誰でも同じ。

働く先輩方からの意見も参考にしつつ、学生の皆さんは自分が一番やりたいことを行ってくださいね。そして働く20代の女子たちも自分の限界を決めず、やりたいことには挑戦していくことが幸せを見つけるヒントにつながるのかもしれません。
(和)

この記事を書いたライター

フリーライター。女性向けウェブメディアを中心に活動。主に恋愛コラム・お悩み相談・エンタメについて執筆中。座右の銘は「何事に関しても冷静と情熱の間」

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