男性に断られないデートの誘い方 片思いの彼の心をつかむ声のかけ方

男からのデートの誘いを待ってるだけで何もしないなんて、それじゃいつまでたっても恋愛には発展しない。男性が誘ってこないのなら女の方から誘い出すのが正解。なんたって会わなきゃなんにも始まらないのだから。
「わたしの方から誘うなんてムリ」「彼に『NO』と言われるのは怖い……」なんて不安がる必要はナシ! 相手が断りにくくなるような誘い方をすればいいのだ。あなたは会うための口実やキッカケを作りさえすればいい。


そもそも男性の方からなかなかデートに誘ってこないのは「デート」だとどうしてもハードルが高いから。しかも男は自分のほうから誘ってデートするとなると、女性を楽しませることができるかという不安材料が生まれ荷が重いということも……。だからまず二人が会うべき理由を探し出しそれを餌に釣るべきなのだ。

目次

片思いの彼の好みを探ってデートに誘う


デートに持ち込むために必要なことは何といっても相手の好きなもの知ること! 男性というのは自分の好きなものを分かってくれる女性に心を開きやすいもの。そもそも彼の方から誘ってこないのに「○○に行かない」「今度ご飯でも?」といきなりお誘いメールなど入れたら『え~~~なんで?』と面食らってしまうだろう。この時点では彼にはあなたとご飯にいく理由がないからだ。

自然な流れでデートの口実を作る


相手の好みを知ってそこから話しを広げることで会う口実を作ろう。ストレートにデートを申し込むのではなく“話の流れから自然とそうなった”……と仕向けることが大事なのだ。

まずはリサーチをする。会社帰りに飲みに行くのはどんなとこなのか、どんなスポットがお気に入りなのか、彼が好んで食べるものはイタリアンなのか和食なのか、よく行くお店のオススメのメニューはなんなのか? そんな話を引き出しながら「へ~そのお店、わたしも行ってみたいな!」「うわ~そのメニュー気になる! おいしそう! 食べてみたい」とつなげていこう。

彼の好きなこと・ものの話を聞く


食べ物のことだけでなく彼の「よく観ているもの」も詮索するのもいいだろう。最近観たドラマや映画・DVDは何なのか、良かった作品は何だったか……などだ。彼が観てるものからどんなジャンルが趣味なのか割り出せるし、好きな作品の感想を語らせたり話させることで相手は気分を良くする。

昔から“モテる女は聞き上手”と言われるがそれは男の自尊心がくすぐられるから……。「俺の意見を真剣にきいてくれる」「この女は自分の話に興味があるのか」と感動するのだ。

男性がホステスさんのいる飲み屋へいくのもこの自尊心を満たされるからだ。お金を払って高い酒を飲んで酔っ払うのが目的ではなく、女性に“俺の話を聞いて欲しい”からである。ホステスさんは聞き出し上手。男性に気持ちよく話させているのだ。

あなたも相手の好きなことやハマっていることなど、彼が話しやすい質問をして“相手の情報”をたくさん仕入れよう!

片思いの彼の得意分野を引き出すデートに誘う


男性は本当は教えたがり屋さん。男性の根っこにある欲求は「尊敬されること」や「認めてもらうこと」にある。“承認欲求”が強いのだ。男性が飲んだ席で自慢話をしたり武勇伝を語りたがる理由はそこにある。

「えーそれどんなのー?」「教えて」……と彼の得意としていることや彼の知識をどんどん引き出そう。女性が知らないことを教えて上げるという行為は、男性に優越感を与えることができる。さらに「へえ~」「よく知ってるんだね~」「すごーい」などの感嘆の言葉を入れ込むことでさらに彼の心を揺さぶってあげよう。

そしてあなたは男性の得意分野や特技に便乗してこんなふうに誘うことができるのだ。
「○○君、パソコンに詳しいよね。買いかえたいのだけどよくわからなくて……」
「部屋の模様替えしたいんだけど日曜大工とか苦手で……」
「フットサルとかって私ルールとかあまり知らなくって……」

……彼は家電量販店やホームセンター、スポーツ観戦などに喜んでお供してくれるだろう。男性は“自信を持ってエスコートできる場合”はNOとは言わないのだ。

片思いの彼には小さなお願いから


「○○に連れてって欲しいの」「ドライブに行きたい」「海が見たい~」なんてお願いするには多大な勇気がいるし、相手から重く思われたり警戒されるかもしれない。しかし“小さなお願い事”となれば話は別! 男性が受け入れやすいカワイイ頼み事をしよう。

彼が受け入れやすいことからお願いする


「ちょっと仕事のことで悩んでて……相談にのって欲しいな」など職場のことなどを引き合いに出してもいいし「父親の誕生日プレゼント(※お世話になってる男の上司でもなんでもいい)を買いたいんだけど、一緒に選んでもらえないかな~」など男性目線のアトバイスが聞きたいと切り出してみるのだ。

“その程度のお願い”なら相手はすんなり受け入れやすい。「そういうことなら役に立ってあげたい」「俺で良ければ」となるのだ。これは立派な心理作戦で「フット・イン・ザ・ドア」というもの。まずは相手に簡単に引き受けてもらえそうな、小さな頼みごとやできそうなお願いごとをして「いいよ」といってもらい、次に大きなお願いごとを受け入れてもらいやすくする方法なのだ。

最後には本当のお願いもかなえてくれるかも♡


人は一度承諾してしまうと二度目の頼まれごとが断りにくくなる。これは「自分の行動に矛盾を起こしたくない」「一貫性をたもちたい」という気持ちが働くからだ。つまり簡単な願いを一度引き受けた側は、次の願いも受け入れやすくなってしまうのである。

そう、はじめにあなたの“小さな要求”を彼にのんでもらえれば、いつかあなたの“本当の要求”受け入れてもらう日が来るかもしれないのだ。


……このように相手があなたの誘いを断わるか否かはあなたの持って行き方次第。男のテンションをあげつつ“デートだと意識させず”に“彼をデートに誘い出そう”!
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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