コンドーム嫌いな彼氏への現実的な対処法

彼氏がコンドームを付けてくれないという悩みを抱える女性は多いのでは? セックスの際、コンドームを付けることは避妊をするのであれば当たり前ですが、すべての男性がそれに対応してくれない場合もあります。
今回は彼氏がコンドームを付けてくれないという場合、具体的に解決に導く対処法をご紹介します。

コンドーム嫌いな彼氏への対処法
コンドーム嫌いな彼氏への対処法

目次

意外と多い!? 「コンドームが苦手」とドヤ顔申告する男性


ピーマンが苦手な男性なら、手料理を振る舞う際に、ピーマンを使わなければ済む話です。ピーマンを使わずとも美味しく料理できるメニューはたくさんあります。絶叫マシンが苦手な男性なら、遊園地に行かなければ済む話です。遊園地に行ったとしても、ほかに楽しめるアトラクションはたくさんあることですし。

では、男性側の苦手なものが「コンドーム」だったら……さて、あなたはどうしますか? セックスの際に、「俺、コンドームって苦手なんだよね」と、ナマ挿入を求められた経験談を持つ女性は、意外と多いように見受けられます。コンドームが苦手って……ピーマンや絶叫マシンとはわけが違いますよね。コンドームが苦手と主張する男性への対処法を考えてみましょう。

コンドームが苦手ならピルを飲めば良い!?


筆者の周辺にも、コンドーム嫌いなパートナーを持つ女性たちが、何人か存在します。彼女たちの対処法は、ピルの服用です。ピルの服用で、望まぬ妊娠は防ぐことができます。ほか、生理周期の安定や、生理痛の緩和など、嬉しいオマケ付き! 費用も、月に数千円程度ですから、思いきってピルを試してみるのもアリでしょう。

ただしピルでは、性感染症を防ぐことはできません。「彼氏は、絶対に浮気の心配がないから大丈夫! 性風俗店も利用しないタイプだし」と、断言できるステディな関係性ならいざ知らず、セックスフレンドのような間柄だとしたら、そのへんは考え物ですよね。

また、子宮頸がんを引き起こす原因となるヒトパピローマウイルスは、男性とのセックスによって感染するのだそう。これは、お相手が性感染症に感染しておらずとも、ありえる話です。以上を踏まえると、やはり「苦手」だろうと「嫌い」だろうと、コンドームは装着すべきでしょう。

苦手というのなら、「素材」にこだわったコンドーム選びを


コンドームを選ぶ際、「素材」に着目することで、男性の苦手意識を軽減させることが可能です。これは筆者の実体験なのですが、過去に「苦手」どころか、「ゴムアレルギー」を自称する男性がおりました。嘘か本当かわかりませんが、「アレルギー」とまで言われてしまうと、コンドームの装着をお願いしづらいんですよね。

そこで伝家の宝刀、ポリウレタン製コンドームの登場です。その男性とは、それまでテックス製コンドームを使っていました。ラテックス製コンドームは、伸びが良く、フィット感抜群で、そのうえリーズナブル! メリットてんこ盛りです。そのぶん、ゴム独特の匂いが多少気になるのがタマにキズ。対して、ポリウレタン製コンドームはゴム特有の匂いが全く気になりません。そのうえ、「薄さ」を極めた商品が多いため、「ナマ感」に近い感覚でセックスできます。ラテックス製からポリウレタン製に切り替えたところ、「自称・ゴムアレルギー」発言は封印され、コンドーム装着に協力的になってくれました。

逆パターンもありましたよ。ポリウレタン製に対して、「フィット感がイマイチ」と首を傾げる男性も存在します。ポリウレタン製は伸縮性が弱いため、着け心地に違和感を覚える男性もいるようです。こちらのタイプとは、伸びやかなラテックス製を用いることで、コンドーム装着時の微妙な空気感が改善されるでしょう。

ラテックス製とポリウレタン製、どちらが良くて、どちらが悪いということではなく! 相手男性に合った素材をチョイスしてくださいね。いま現在のセックスが劇的に変わる可能性大ですよ。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。