乾燥肌さんがデートの接近戦を乗り切る、ぷるツヤ肌ベースメイク術

秋冬といえば悩ましいのは乾燥肌のベースメイク。いつもの化粧下地やファンデーションを使っていても、肌荒れしたり、ムラになったり、粉をふいたり、ノリが悪かったりとトラブルだらけ。冬のデートはお肌のコンディションが悪いからテンションも低くなりがちに。今回は、そんな乾燥肌の人向けのベースメイクで接近戦もOKな、モテ肌に導くコツを紹介します。

目次

乾燥肌向けベースメイクのポイントをまとめると?


(1)ファンデの前にオイル1滴で保湿ばっちり
(2)乾燥対策用の化粧下地を買いましょう
(3)乾燥肌にはリキッドファンデがオススメ
(4)リキッドファンデは指で塗るべし
以下で詳しく紹介していきます。

もちもちお肌になりたいな♡
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(1)ファンデーションの前に美容オイル1滴で保湿ばっちり


洗顔後、化粧水や乳液などのスキンケアをした後、化粧下地を塗ってそのままファンデーションを乗せる人が多いと思います。ですが、肌が乾燥している時はいつも通りのスキンケアだけではダメ。
乾燥肌には、ベースメイクをする前にしっかりと保湿ケアをしてあげることが大切です。

美容オイルの使い方は?


化粧水と乳液でスキンケアをした後、美容オイルを1〜2滴だけ出し、肌に浸透させましょう。スキンケアの水分をしっかりと油分で閉じ込めるので、しっとり感を保持したままベースメイクが仕上がります。

美容オイルの使い方の注意点は?


ただし注意したいのは、オイルを多く付けると、メイク崩れを起こす原因になるどころか、油分でベースが乗らなくなってしまいます。美容オイルは2滴までにとどめておきましょう。乾燥肌タイプの女子で、美容オイルを使ったことがない人は、ぜひこの機会に買ってみては。1~2滴だけしか使わないのでコスパも良く、乾燥肌に悩まされることも少なくなりますよ。

美容オイルをつけすぎてしまったら?


もしもオイルを多めにつけてしまっなと思ったら、化粧下地を塗る前にティッシュで軽くお肌を押さえ、余分な油分をティッシュに吸い込ませてみましょう。するとその後のメイクが崩れなくなりますよ。
断面が平らなブラシ&リキッドファンデがおすすめ♡ 
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(2)乾燥対策用の化粧下地を買いましょう


さて、しっかりと保湿をした後は、ファンデーションを塗る前に化粧下地(ベース)を使います。化粧下地には、ファンデのノリを良くしてくれる密着効果や、肌のトーンを上げてくれるブライトアップの役割があり、塗るのと塗らないのではその後の見た目が全然違います。

乾燥肌向けの化粧下地の選び方は?


ファンデ選びも大切ですが、化粧下地で肌の質感が決まると言っても過言ではないので、ここでしっかり下地を作りましょう。
乾燥肌さんは、保湿効果の高い化粧下地を選びましょう。乾燥肌で、かつ、シミや毛穴が気になる人は肌色の下地を使います。また、くすみがきになる人は、ブライトアップ効果のあるパール感のある下地が良いでしょう。乾燥肌には、マットな下地よりも、カサカサ肌を隠すことができる艶感のある下地がおすすめです。乾燥がひどい時は、アンブリオリスなどの、クリームにも下地にもなる保湿力が高いものを使うと良いでしょう。




(3)乾燥肌にはリキッドファンデーションがオススメ


スキンケア→下地が塗れたら、次はファンデーションです。乾燥肌にとってポイントは、ファンデのテクスチャー(質感)です。乾燥肌には、パウダータイプではなく、リキッドファンデやクリーム状のファンデがオススメです。

リキッドファンデの選び方は?


薄づきが好きな人はさらっとしたテクスチャーのものを。しっかりカバーしたい部分がある人には、こっくりしたテクスチャーの重ためのものが良いでしょう。
なかでも乾燥肌には、油分が少し多めに入ったタイプが合うでしょう。油分が多く入っていることで、表面を油分がコーティングしてくれるので、ベースで作ったしっとり肌の水分を保持してくれます。

油分が多く入っているファンデーションは、軽く濡らして水を弾くかでわかりますよ。気になる人は手持ちのファンデをチェックしてみてください。

(4)リキッドファンデーションは指で塗るべし


乾燥肌でも、通常時と乾燥がひどい時とで塗り方が異なります。

いつもの乾燥肌に:ファンデの塗り方


手のひらにファンデを少しつけます。その少量のファンデを、スポンジで塗るのではなく、断面が平らなブラシでうすーく伸ばしています。スポンジよりもブラシの方が少量のファンデで済む上に、毛穴などの肌の小さな凹凸までファンデが行き渡るので、薄づきながらしっかりカバーもしてくれます。


ひどい乾燥肌に:ファンデの塗り方


摩擦などの刺激を加えることで、余計乾燥をひどくさせることがあるので、指を使う方が摩擦も少なく、敏感になっている肌を傷つけずに塗ることができます。

リキッドファンデを手のひらに適量とったら、スキンケアのクリームを塗るように、もう片方の指で両頬、額、鼻先、顎の5点に付けて、顔の中心から外側に向けて優しくポンポンと叩きながら広げていきます。皮膚の薄い目の周りは、両手の人差し指と中指を使ってさらに優しく広げ、最後に軽く両手で押さえてなじましょう。

テカリが気になる人は余分な油分をティッシュオフしてあげるか、ルースパウダーで軽くおさえる程度に仕上げてくださいね。

今年の秋冬は、マットよりもしっとりした湿感の肌が流行の兆し。ベースをしっかり作ってあげることで乾燥を極力押さえた肌をつくることはできるので、ベース作りを頑張ってモテ肌になっちゃいましょう♡
(キノシタマユコ)

この記事を書いたライター

キノシタマユコ
美容師、広告プランニングを経てフリーライターに。現在は、情報誌やWEB媒体でさまざまなジャンルを執筆している

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