ダメ男を回避する重要なポイント4つ 「かわいいね」に惑わされず、見る目を養おう

今回は、男を見る目の養い方について、見ていきたいと思います。いつもダメな男性にばかり惹かれてしまうという女性は一定数います。
「いつも付き合う彼氏はダメ男ばっかりで私は男を見る目がない」「今までつらい恋愛ばかりしてきた」という女子のみなさんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。さっそくご紹介しましょう!

 
 


目次

男を見る目を養う方法まとめ


いい彼氏を見つけて付き合いたい、素敵な彼と結婚したいと思っている女子は、ダメ男に引っかからないよう、男を見る目を養いたいもの。いい男かどうかを見極められるようになるには、4点が重要なポイントです。
(1)自分のことを考えすぎないようにする
(2)女子会に行く回数を減らしてみる
(3)ダブルワークをしてみる
(4)父親との関係をきれいにしておく

一見、男を見る目を養う方法としては、理由が分からないものもあるでしょう。それでは一つ一つ詳細を見ていきます。

ポイント1.自分のことを考えすぎないようにする


「自分のことを好きになろうと必死だったころは、男を見る目がなく、変な男子とばかり付き合っていました。『自分のこと』にしか目がいっていなかったので、彼のことを見れていなかったのかな」(27歳・ヘアメーク)

若いうちはとくに、太っているとか痩せているとかといった体型や顔の造形、ファッションや学歴などさまざまな部分にコンプレックスがあって「自分に自信がない」とか「自分のことを好きになりたい」など、「自分」に目がいきがちかもしれません。

自分ばかり見ていると男が見えない


ダメ男に引っかかりやすい女子の特徴として、自分のことが好きか嫌いか、を考えてばかりいるというのがあります。男子を見る時も、この彼は自分の体型を「かわいい」と言ってくれるから好きとか、自分の学歴を気にしないと言ってくれるから好き、などという「自分」の要素が全面にあるのです。
自分にばかり目がいっているということは、他人のことを冷静に観察できないわけですから、当然、「目」そのものが曇ります。

解決策:自分以外にも目を向けてみよう


彼のことが好きかもしれない、という恋愛感情が芽生えた段階で、まず、自分という存在を抜きにして、その彼を冷静に見て判断する時間を作りましょう。
あなたのことを「かわいい」といってくれるだけがその彼の好きな要素で、他に好きな所が見つからないのだとしたら、一旦その彼と離れてみるのも良いでしょう。あなたを「かわいい」と言ってくれる男子は他にもいっぱいいるのですから。


ポイント2.女子会に行く回数を減らす


「女子会で女子としゃべる時間があれば、男友達と話をしたらいいと思います。だって、男のことって、男が一番よく知っていますよね」(25歳・通信)

女子のなかでも恋愛がうまい女子は、男友達によく恋愛の相談をしていたりします。「こういうケースのとき、男子って、なにを考えているの?」というように……。
女子会で女子とばかり話をしていると、そういう純粋な問いが、愚痴や妄想に変わってきたりして、ちょっと「見る目」を養うどころではなくなってくるのです。

解決策:恋愛相談は女子会よりも男友達に


男子を見る目を養うには、男子の言動や行動の真意を理解していくことも大切です。女子同士ではわからないような男性心理も、男友達に聞けばすぐに分かったり、リアルな意見が聞けるでしょう。日頃から困ったときは男友達に相談してみましょう。

ポイント3.ダブルワークをしてみる


「近所のスナックでダブルワークをはじめました。男のお客さんと接しているうちに、かなり男を見る目が養われてきました」(27歳・金融)

男を見る目、というか、そもそも「人を見る目」を養おうと思えば、昼間の「よそゆき顔」の人々と会話をするだけでは、なかなか養われません。
夜、お酒が入って、男ははじめて胸襟(きょうきん)を開く……傾向としては、こういうことが言えます。

お酒が入ると人間性や本性が分かる?


お酒が入って、目の前に女子がいて……こういう状況のとき「男の本性」がよく見えます。酔っぱらっても、品よく酒を飲む者もいれば、すぐにケンカをはじめる人もいれば、愚痴ばっかり言う人もいれば……昼間は名の通った企業の部長さんなのに、この人ったら!

こういう発見から「学び」が生まれる場所、それが夜のお店なわけです。もっとも、夜な夜などんちゃん騒ぎをしていて「学び」もなにもない店もたくさんあるわけですが。

ポイント4.父親との関係をきれいにしておく


「父との関係がうまくいくようになって、やっと男を見る目が養われてきたように思います」(29歳・通信)

男子が生まれて初めて出会う女子、それは母親です。女子が初めて出会う男性、それは父親でしょう。
だから良くも悪くも、男は、潜在的にであれ、母親を基準に女子を見ますし、女子は父親を基準に男子を見るのでしょう。
だから、父親をまっすぐに見られていないというのは、見るべき対象物を(つまり男を)、まっすぐに見られていないということです。



いかがでしたか?
男を見る目、というのは、当然、深ければ深いほどいいものです。
でも目を深くしようと思っても、なかなか深くならないものです。物理的な「目」というのは、みんな同じような深さしかないわけですから。

数をこなして見る目を養おう


そういうときには「数をこなせばいい」わけです。ピアノがうまい人が、人の何倍も練習しているように、数をこなせば「目」は養われてきます。ピアノって、それを弾くテクニックも大事ですが、楽譜をどう読むか? という「楽譜を見る(読む・解釈する)目」がないと、うまくならないのです。

かといって、たくさんの男子と恋に落ちる……というのも、カラダがもたないでしょうから、男友達を増やすなり、父親という男ととことん向き合うなり……そういう方法が良いかと思います。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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