ドジっ子・天然系女子が理想の彼氏と付き合えない理由

イケメンで優しくて、背も収入も高くて、趣味も合うといった理想の彼氏と付き合うために、女子としてやるべきことについて、一緒に見ていきたいと思います。恋愛の理想が高いなら、まずは自分がその理想に近づく必要があります。さっそく見ていきましょう!

理想の彼とラブラブになるには……?
理想の彼とラブラブになるには……?


目次

ちゃんと仕事をする女子になろう


「『ふつうに』仕事ができる、というだけでいいんです。おそらくスペックが高い男子って、ふつうに仕事をこなすことができる女子が大好きです」(28歳・メーカー)

仕事ができないドジっ子女子や、あらぬところでミスをしてしまう天然系女子が好きという男子もまれにいますが、一般的に「理想の彼氏」になる男子たちは、仕事ができる女子のほうが好きなのです。

ドジっ子女子がモテない理由は?


たとえば、長年連れ添っているご夫婦を見てもわかると思います。世の中のご夫婦は、ふつうは旦那さんがちょっとダメそうに見えて、奥さんがしっかりしていますよね。とくに資産家の彼氏を狙うのであれば、女子はしっかりしておかないと無理です。管理ができない奥さんは、ちょっとね……ということです。「少なくとも仕事がまあまあできる女子」でないと、いい男子は寄ってこないというのがわかると思います。

女子力を磨きすぎない女子になろう


「女子力を磨きすぎて、完璧そうに見える女子って、おれが愛さなくても、もっとお金持ちの男子が愛してくれるだろうと思うから、口説こうとは思わないです」(28歳・商社)

爪先から髪の先までピカピカ完璧でムダ毛の一本もない、また、話し方スクールや自己啓発系セミナーに通って女子力を磨いている女子は、男からはどうも近寄りがたい印象をもたれがちです。女子力を磨くのに余念がない女子は、その磨く手を少し休めてみてはどうでしょうか。

女子力高すぎ女子がモテない理由は?


男子って「おれが愛せることのできる隙間」が、女子の中に見えないと、なかなか口説こうと思わないものです。見るからに、彼氏への理想が高い女子という感がでてしまうと、それだけで声をかけづらくなるんです。

おさない、かけない、しゃべらない女子になろう


「ほかの女子を『お』しのけて、彼氏をゲットしようとしてはいけない。『か』けてはいけない、つまり生き急いではいけない、多くを『し』ゃべってはいけない……つまり『おかし』の法則って、理想の彼氏をゲットするために、絶対必要だと私は考えています」(35歳・生保)

先輩女子の教えです。他の女子を押しのけて自己主張している女子、彼氏を作ろうと必死になっている女子、一から十まで自分の話しをしすぎる女子、どれも男子からすれば、見苦しいです。
最近では、防災訓練の「おかし」は「おかしも」と「も」が付きますよね。戻らないの「も」ですが、恋愛になぞらえて言うなら「モンモンとしない」ってところでしょうか。

先走るとモテない理由は?


「したい」という気持ちが先走っていたら、男を見誤りがちですから。男も女も、下半身が先走っちゃえば、ロクなことにならないのです。

貯金しすぎないようにしよう


「私が知っている限り、若くして数百万円も貯金している女子って、なかなか理想の彼氏ができないし、できてもすぐに別れているように思うんですが……」(28歳・IT)

若くして数百万円もあれば、「男に頼らずとも、ひとりで生きていける」というふうに、腹が座ってくるわけです。だから、理想の彼が遠くなるのでしょう。
あるいは、若くして数百万円も「操ること」は、ふつうはできないということでしょう。お金には魔物が住んでいる……酸いも甘いも知っている人は(お金の苦労をさんざんしてきた人は)、こう言います。

いかがでしたか?
理想の彼氏をゲットするために、仕事もそこそこに合コンに行くべきではない。女子力を磨きすぎてはいけない。貯金しすぎてはいけない。

ではどうすればいいのでしょうか? ふつうに、毎日、やるべきことをやっておくといいのではないでしょうか。

この世の中、なにがむずかしいって平凡ほどむずかしいことはないものですが、その平凡とかふつうを愛でてあげると、案外理想の彼が寄ってくるものです。男子が好きな女子って、その最大公約数をとると、たいてい「ふつうの」女子なのです。ふつうであることを恐れてはいけない、ということです。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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