ダメ男の彼氏に対する対処法 別れるべきときってどんな場合?

彼氏がクズで困る……といっても、ダメ男の種類によって、彼女としてとるべき行動が変わってくるでしょう。今回は、ダメな彼氏の特徴と、それに対する彼女のベストな対応方法をご紹介しましょう!

彼氏がクズで困る……
彼氏がクズで困る……


目次

1.仕事ができないダメ彼氏の特徴と対策


ダメ男の一つには、仕事ができず、給料もあがらない、職場の人間関係も悪い……という特徴があります。

仕事ができない、ワケじゃない?


若い女子が自分探しをしていたり、自分磨きをしつつ新しい自分になることを夢見ているのと同じで、若い男子だって自分探しをしています。つまり、簡単にいえば自分が本気になれて真剣に取り組める仕事を探しているわけです。

人生においていつが一番大変かといえば、「自分を探しても見つからないとき」です。そういうときは、途方に暮れるしかありません。途方に暮れていたら、当然目の前にある「やるべきこと(やるべき仕事)」に気持ちが入っていかないので、はたから見れば「仕事ができない人」になってしまうのでしょう。

彼氏を温かく見守る、もしくは別れる選択も


若い頃の恋愛は、男女ともお互いに自分を探し、自分をつくっていく途上にあるものです。だから、仕事ができないダメな彼氏と付き合っている人は、彼氏が一人前になるまで温かく見守ってあげてはいかがでしょうか? 見守ることができない女子は……年上のバリバリと仕事をして輝いている男性と付き合うようになる……こういうケースも(言うまでもなく)あります。別れるのか別れないのか、決めるのはあなたご自身です。

2.エッチばかりしたがるダメ彼氏の特徴と対策


会えばエッチばかりしたがる彼氏……こういう彼氏に、ダメさ加減をたっぷりと見る女子もいるでしょう。彼女の方もエッチが好きで、カップルでエッチに関するニーズがぴったり一致していれば、とくに問題にならないですが。

ニーズが一致していないなら別れた方がいい


若くても若くなくても、エッチに関してはカップルでそのニーズがニアイコールになっていないと、交際ってなかなか長続きしません。性欲っていまさら言うまでもなく、食欲や睡眠欲と同じです。つまり「それを満たすために存在するもの」が性欲なわけです。
彼氏がエッチばかりしたがって、わたしはさほどエッチに興味がない(むしろエッチが苦痛である)、ということであれば、別れた方がいいかもしれません。

3.キレやすいダメ彼氏の特徴と対策


キレやすい男子は大勢います。キレやすいというのは、理不尽なことに耐えられないから。あるいは、そもそもなにが理不尽なことで、なにが努力によって解決可能なことなのかをわかっていないから(つまり未分化ってこと)です。彼女に八つ当たりしたり、突然無口になったり、振り回される恋愛になりがちです。

恋愛を楽しみたいなら別れた方がいい


未分化な彼氏に彼女として教育をほどこして、大人な彼氏に仕立て上げたい……ということであれば、ずっと付き合い続けるといいでしょう。でも、結婚するまでもっと恋を楽しみたいとお考えであれば、キレやすい彼氏とはさよならしちゃった方がいいでしょう。

キレるとか怒るとか、そういうものって本来は自分でどうにかすべき感情なのです。だから、キレやすい彼氏は自分で自分を育てることが先で、恋愛なんかずっと後の話……ということでいいのです。

4.優柔不断なダメ彼氏の特徴と対策


草食系男子に代表される女々しい彼氏とか、決断力に欠ける彼氏。男子って、その本質に女々しさとか優柔不断さを持っています。女子が「男たるもの、さっと決断してアクティブに動くものである」と思っていたところで、そういうのってただの女子の幻想に過ぎなかったりします。

彼女の方がしっかりする


彼女がしっかりして、彼氏を引っ張っていってあげるといいのです。とくに、「わたしはなんとしても29歳までに結婚したい!」などと、自分の人生のビジョンを明確に持っている女子は、この決断力に欠ける彼氏を大切にした方がいいです。なぜなら、そういう男子は「はい、では結婚するよ!」と彼女が言えば、「はい」と素直に言うことを聞くから。なにも、決断力に欠ける彼氏をバカにしているのではなく、カップルにおける上下関係は、女子が上であった方がなにかとうまくいくのです。

ダメ男の彼氏に対する対処法 別れるべきときってどんな場合?の2枚目の画像


いかがでしょうか。
彼氏のダメなところが見えたら、即別れましょう……ということをしていたのでは、かなりつまらない恋愛にしかなりません。

彼氏がかっこよく見えました→付き合いました→でもある日、彼氏のダメなところが見えました→別れます……こういうサイクルを繰り返しているというのは、恋愛の入り口をぐるぐるしているのとおなじです。

別れた方がいいケース、そうではないケース……自分の彼氏はどちらのケースなのか、よく見極めることが大切です。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

関連記事