少女漫画好きがハマりがちな恋愛の落とし穴 "ヒロイン"は自分じゃない可能性も!

実写映画化もされる『ReLIFE』や『一週間フレンズ。』、『きょうのキラ君』などなど、キュンとする少女漫画は大人女子からも人気♡ 恋をすると、好きな人に会うだけでドキドキしたり、ライバルにやきもきしたり、まるでマンガみたいな生活になりますよね。

少女漫画みたいな恋がしたい♡
少女漫画みたいな恋がしたい♡

しかし! 少女漫画好きは、現実の恋愛が上手くいかないことも多いのが事実! 今回は、少女漫画好きがハマりがちな恋の落とし穴と解決法を紹介します。

目次

少女漫画好きは勘違いしがち! 恋愛はそう甘くない!?


少女漫画って、続きが気になる! と読者をハラハラさせながら連載されますが、全ての事件やイベントは両思いへの伏線として展開するのが特徴です。

少女漫画のなかの彼は、一見そっけない態度を取っていても、“本当は”ヒロインを好きという設定が多いでしょう。ここが現実世界と、かなり違う点なんです! 現実では、片思いの彼が自分のことを好きでいてくれているなんて、稀ですよね。

少女漫画みたいに上手くはいかないもの!


ハッピーエンドは、現実では約束されていません。
いつも片思いで上手くいかずに傷ついたり、ひとり舞い上がって好きな気持ちが空回りしてしまったり……。そんな少女漫画好き女子は、もっと自由に恋愛をするために、“本当は”彼は私のことが好き、という思考のクセを一つ一つ修正してみましょう。

修正ポイント1:少女漫画と同じように彼が照れたとは限らない


ヒロインと彼がいい感じになってきた頃に起こる定番イベントとして、冷やかされた彼が「別にこんなやつ好きじゃねえよ」的な発言で恋愛ムードを全否定する、というのがあります。その後もしばらく目が合うとそらしたり、数日間話せなかったり、すれ違いが続くこともあります。少女漫画では疑いもなく、“本当は”ヒロインが好きなのに恥ずかしくて傷つけてしまった、という場面です。

現実:彼に“好き”という感情が本当にないのかも


さて、少女漫画のような展開慣れている私たちは、両思いだと信じたい片思い中の相手に対して、同じように推測したがる思考のクセを持っています。
片思いの彼は女子と目を合わせるのがニガテなだけかもしれないし、同僚の一人と数日間話していないこと自体に気付いてないかもしれない。また、本当に友達だと思っているから、恋愛感情を否定しただけかもしれません。

修正ポイント2:彼はライバル女子とカップルになる可能性も!


少女漫画には、美人のライバルが出てきますよね。両思いの二人がペアになるのを邪魔して割って入ると、彼は“本当は”主人公を好きなのにちょっと流されたりします。

しかし現実では、彼が本気で美人に魅かれる可能性だって十分にあります。もともと自分のことを好きな保証はないですし、美人のライバルこそずっと前から彼と両思いで、ようやく恋が実るところなのかもしれません。

修正ポイント3:ヒロインが自分とは限らない


少女漫画ではいろいろな出来事の末、ついに彼がヒロインに告白。二人は両思いを確かめあうことができます。ツラかった全ての思いも、この瞬間のためにあったのです。

現実では……主人公が自分とは限りません。正確に言えば、彼の物語のヒロインがあなただとは限りません。彼が選んだ彼女さんの目から見れば、あなたはライバルの美人役かもしれないのです。

考え方を修正すると良いことが♡


少女漫画の鉄板シチュエーションと、現実の恋愛について、ちょっとシビアに紹介してきました。自分が片思いしている男性の振る舞いを、両思いの期待を前提に解釈しようとするのは思考のクセ。そこに気付くだけで、これまでよりも広い視野で恋愛に向き合うことができます。

現実の恋愛はちょっとシビア…。
現実の恋愛はちょっとシビア…。

“本当は”彼が好きなのは私、という執着を捨てて身軽になると、ただ本当にまっすぐ自分を愛してくれる人、自分をヒロインに選んでくれる男子の存在に気づくためのゆとりも生まれます。

現実の世界でヒロインになるためのヒントは、そんなところに隠れているのではないでしょうか。
(由井妙)

この記事を書いたライター

由井妙
名古屋出身のフリーライター。坂東芙三次の名で、女優、日本舞踊家として活動している。おいしいもの大好き、運動は大のニガテ、ゆるめのダイエット情報が大好物。生活をより豊かに、楽しめる情報を紹介してい来ます。

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