大嫌いだった相手に惚れちゃう恋愛心理 感情に変化が起きるタイミングって

今まで「大っ嫌い」だった人をなぜか好きになってしまった経験がある……という人もいるのでは? 少女漫画や恋愛ドラマではおなじみですが、実はこれ、現実にも起こりうること。人はなぜ「大っ嫌い」とまで言った相手のことを「好き」になってしまうのでしょうか? 今回は「嫌いだったはずのあいつを好きになる法則」についてみていきましょう!

(C) LAURIER PRESS
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目次

少女漫画でお決まりの「嫌いだったはずのあいつ」を好きになる法則


主人公が「あんたなんか大っ嫌い!」と叫ぶシーン、ラブコメもののドラマや映画でよく目にしますよね。このセリフを言った主人公とこのセリフを言われた相手は、気持ちに少しずつ変化が起こり、いつのまにかお互い好き同士に。
しかし、今まで「あんたなんか大っ嫌い!」という態度をとっていたため、なかなか素直になれず見てるこっちまでやきもき……。そして最終的にはめでたくお互いの気持ちを伝え合い、エンディングを迎えるというプロットは、胸キュンものの定番ですよね。

なぜ「嫌い」から「好き」へと感情の変化が起きるの?


まず気になるのが、なぜ「嫌い」から「好き」までに発展してしまうのか、ということ。嫌いを克服して「普通」になるのではなく、さらに一歩超えて「好き」になってしまう。一体これはなぜなのでしょうか?

相手への評価が低いからこそ伸び率が良い


これは、心理学用語で「好意の獲得―損失効果」と呼ばれる法則なのだとか。嫌いだと感じている状態では、その人に対しての評価は低め。しかし相手への評価が低いからこそ、何かのきっかけでその評価がぐんとアップする可能性を秘めているのです。つまり、プラス加点方式かつ元の評価が低いため伸び率が良いということですね!

どんなときに感情の変化が起きるの?


「嫌いだった相手を好きになる」のは「別に嫌いじゃない相手を好きになる」ことより、実は簡単だと言われています。なぜなら、ちょっとしたことで相手への好感度が上がるから。何とも思っていない普通評価の人にほんの少し優しくされたからといって、すぐ好きにはならないと思いますが、自分が嫌っている人から優しくされたら、少し「お?」と思いますよね。この「お?」という感覚がどんどん積み重なって、相手への好意へと発展していきます。ですから、嫌いな人を好きになるタイミングは、日常にあふれていると言えるでしょう。

「嫌い」が「好き」に変わったらどうすればいいの?


では、「嫌いだったはずのあいつを好きになってしまった!」という状況になったら、どのように行動していったら良いのでしょうか? 次はそれについて見ていきましょう。

1. 自分の気持ちに素直になろう


大嫌いだった相手に惚れちゃう恋愛心理 感情に変化が起きるタイミングっての1枚目の画像

まず大切なのが、自分の心に正直になること。今まで嫌いだった相手を好きになるのは、全くおかしいことではありません。むしろ、嫌いな相手を好きになることは高確率であるのです。ですから、相手への想いに向き合い、好きになったことを喜びましょう♡

2. プライドをいかになくすかがポイント


そして次に大切なのが、少しずつ無駄なプライドを捨てていくこと。今まで相手に対してツンケンした態度を取っていたから、いまさら“好きですアピール”なんてできないと悩むことも多いと思いますが、その悩みは自分のプライドを小さくしていくことでしか解決できません。無駄なプライドは一切捨てて、相手を好きになった自分を受け止めることができるといいですね!

3. 気持ちを行動に示せるようになろう


思っているだけでは、相手になにも伝わりません。ですから、なによりも大切なのが「行動で示すこと」でしょう。今まで以上に笑顔で、今まで以上に楽しそうな表情をしていれば、少しずつ好意は伝わるもの。態度を一変しろとは言いませんが、ちょっとした心がけで、相手からの印象はだいぶ変わって見えるでしょう。

嫌いな相手は、逆に大好きになってしまう可能性も高いということ。その心情の変化には自分でも驚くかもしれませんが、心情の変化とともに行動していくことで、徐々になじんでいくでしょう。
また、自分のことを嫌っていると感じる相手が好きになってくれる可能性もあるので、そういう人にも優しさを忘れずにいるとハッピーが舞い込んでくるでしょう♡
(Mone)

この記事を書いたライター

大澤萌音
フリーライター、コラムニスト。学生フリーランサーとして、ライターやスタイリスト、キャスティング等の仕事を経て、株式会社Candleが運営する女性向けメディア「KAREN」の編集長に就任。 現在は独立し、フリーで活動をしている。 お洒落と旅行と読書が好き。

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