初デートはいい感じだったのになぜ? 2度目のデートを断られてしまう理由

「2回目のデートに彼を誘ったにもかかわらず、彼に断られた」となれば、誰だってちょっとかなしいですよね。
ホントに彼が忙しくてデートを断った……というように、明確な理由があるケースはいいとして、そうではない場合、もしかしたら彼は以下にご紹介するようなことを考えているのかもしれませんよ。

目次

1.マジでタイプじゃないです


(c)LAURIER PRESS
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これは女子だって似たような考え方をするでしょう。つまり「1回目のデートの結果、わたしが思っていたような男子じゃなかった」という考え方って、わりと多くの女子が抱いていないですか? ということです。

たった1回のデートで、相手のなにがわかるのか? という問題を、真剣に考えてみてはいかがでしょうか。
彼のちょっとした言動がもとで、彼の「すべてが」イヤになった……恋愛って、こういうデリケートな要素をたくさん持っていますから、1回目のデートで結論を出して、2回目のデートはなしね、ということって、いわばふつうの話です。

が、「それでは人としての優しさに欠けるのではないか」という視点を持ってみては? ということです。
1回目のデートで彼が粗相をした……では2回目のデートで彼のそういうところが改まっているかどうか、見てやろうじゃないか……というかんじで、彼にチャンスをあげるとか、せっかく縁あって出会ってデートまでした彼のことを長い目で見てあげるとか、そういうところに、その人の本当の優しさがあるように思います。


ということで、彼に2回目のデートを断られた女子は、優しさのない男だと思ってほかの男子を当たるのがベター。しつこくどうにか2回目のデートに誘いだして、自分のいいところを彼にアピールして植え付ける。この二択が解決法ではないかと思います。
一般解を言うなら、根本的に優しくない男子とつきあっても、さして楽しい恋愛にならないので、ほかを当てれば? と思います。

2. エッチさせてくれなかったしなぁ……


初デートはいい感じだったのになぜ? 2度目のデートを断られてしまう理由の2枚目の画像

1回目のデートでエッチができる……こんな淡い(濃い?)期待をしている男子だって、当然います。
だから、2回目のデートがないというのは、「1回目のデートのとき、彼の期待どおりにハダカにならなかったから」というケースだってあるのです。

というわけで、1回目のデートでさっさとハダカになりましょう、とはいかないところが恋愛のむずかしいところですよね。
ネット上にはたくさんのアンケート結果があり、おおむね女子は「2~4回目のデートでハダカになった」ことになっています。もちろん10回以上デートを重ねたのちにハダカになった女子だっています。
さて、どうしましょうかね?
彼のことが好きで、彼にハダカを見られてもかまわないと思える場合は、恥じらいを捨てて、1回目のデートでハダカになるといいと思います。そもそも男子って「好きならハダカになって当然」くらいのことを思っているのだから。
「好き」と「ハダカ」の間に、「躊躇(ちゅうちょ)」とか「女子特有の恥じらい」を挟まれたら、男子はどうしていいのかわからず、2回目のデートはなしにして、ほかの女子を当たろうと思っちゃったりもするのです。

3.来月にならないとお金がないのです


初デートはいい感じだったのになぜ? 2度目のデートを断られてしまう理由の3枚目の画像

多くの男子って、好きな女子に「お金がないです」と言えません。言える男子がいるとすれば、その人は酸いも甘いもよく知っている「いいやつ」です。
「1回目のデートのとき、あんなにラブラブだったのに、2回目のデートに誘ったら断られた」なんてことの背景には、「彼の金欠」という理由があることも!

ではどうすれば?


2回目のデートくらい、あなたが彼にごちそうしてあげたら? と思いますがいかがでしょうか。
たとえば、ネット上に「割り勘デート問題」に関するコラムが大量にあり、「割り勘でもOK」と言う女子が、ここんとこ多いことになっています。
ただ、割り勘がOKでも、イヤでも、経済の原則って「お金があるほうが支払えばいい」というものです。そうですよね? 「ない袖は振れぬ」以外に、経済の原則ってないですよね?
好きな女子の前で見栄を張るのは、とくに若い男子の「通常業務」みたいなものです。彼の「見栄」ゆえに、2回目のデートを「ふいにしちゃう」くらいなら、「今回はわたしがごちそうしてあげる」と言って、まずは2回目のデートをすべきでしょう。
そのあと、あなたが彼のお尻を叩いて、彼を「稼げる男」に仕立てていくと「元が取れる」わけです。

いかがでしょうか。
恋愛に限らずどんなことでも「相手に断られた」という事実って、ショックですよね。傷つきますよね。
でも、傷ついた心を、痛い痛いと思ってじっと眺めるだけではなく、少しばかり分析していくと、上にご紹介したところに集約されていくのではないかと思います。
結局のところ、男心って、恋する女子の気持ちに比べたら、非常に簡素にできているのです。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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