付き合った途端に急に無口になる男子の本音 いままで無理をしていたの?

付き合う前はたくさん面白い話をしてくれて、わたしのことを楽しませてくれたのに……。付き合った途端、彼氏は急に無口になってつまらない男になってしまった。こういう男子は、何を考えているのか? について、見ていきましょう!

(C)LAURIER PRESS
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目次

1. 付き合う前は無理をしていたから


女子に今の彼氏と交際したきっかけを聞くと、「話が面白かったから」とか「わたしのことを笑わせてくれたから」と答える女子って、案外多いように感じますがいかがでしょうか。とくに若い女子を中心に多い印象があります。
もっと歳を重ねると……「付き合う前に面白いからといって、付き合った後も面白いとは限らない」ということを知っている女子が増えるのか、あまりそういう話は聞きません。

男子って「この女子をなんとしてもものにしたい」と思えば、面白いことの100個や200個、朝飯前で言います。そしてものにした後、いつもの自分に戻ります、つまり無口になります。こういうのって理屈抜きに「男子あるある」です。

割り切るのも大切


若いとどうしても「こういう人生を送りたい」という気持ちが希薄だからか、なにかと面白い人に食いつきがちなのかもしれませんが、「面白い男子じゃないと付き合いたくない」なんて気持ちは、歳とともにやがて薄れていく気持ちです。だから、そういうのは高校を卒業したら終わりにしてみてはいかがでしょうか?

とは言っても、「暇だから恋する」とか「なんとなく恋愛したい」という女子だって大勢いるわけで……まぁ、「そこそこ面白ければそれでいい」と割り切って交際するといいように思います。
お笑い芸人さんだって、プライベートでは無口な人が大勢いるのです。いわんや素人をや……こういうリアルな現実をもっと知るといいのでは?

2. 付き合う前と付き合った後では「やるべきことが違ってくる」から


付き合う前は、面白いことをたくさん喋って彼女の気を引いていた男子も、付き合った途端無口になります。それは「付き合う前と付き合った後では、やるべきことが違ってくるから」という理由も。つまり、付き合った後に、たとえば「この彼女と結婚を視野に入れてお付き合いしたい」と思った男子は……無口に仕事に精を出すとか、そういうことになるでしょ? ということです。

結婚を視野に入れてくれているのかも!?


付き合った途端に急に無口になる男子の本音 いままで無理をしていたの?の2枚目の画像

彼女として、彼氏に(恋愛に)なにを求めるのか? をよく考えたほうがいいかもしれません。そりゃあ言うまでもなく、あなたのことを楽しませてくれて、かつ安定した高収入に恵まれている彼氏と交際できれば言うことがないのかもしれません。でも男子はスーパーマンではないので、仕事に精を出して帰宅したら、当然のように疲れているので無口になりますって!
彼氏とキラキラした恋を楽しみたいだけなのか、結婚を視野に入れて真剣に交際したいのか、彼女として彼になにを望んでいるのかを今一度考えてみるといいでしょう。

3. 「自分探し」をしているから


自分探しをしている女子って、わりと無口だったりしませんか? 覇気がないというか、喋っていることにいまいちリアリティがないというか……。自分を探している途中なわけですから、覇気がなくて当然といえば当然です。しっかりとした意思をもって雄弁に喋ろうと思えば、少なくとも自分くらいは探し終えておく必要があるでしょう。
自分探しって、女子だけの特権ではなく、若い男子だって自分を探しています。自分の適職を探しているとか、自分と社会の折り合いをうまくつけようともがいているというか……。そういう男子は決まって無口です。

彼氏のことを理解しよう


彼女も彼氏もそろって自分探しの旅の途中ということであれば、お互いに無口に自分を探せばいいのではないでしょうか? 若いうちに自分を探しておく、つまり自分と社会との折り合いがつくようにあれこれ試行錯誤しておくというのは、若いうちの「必須科目」みたいなものです。それをちゃんとこなしておかないと、歳をとってから痛い目にあうことも……。

面白い&おしゃべりな男子に気をつけて!


付き合った途端に急に無口になる男子の本音 いままで無理をしていたの?の3枚目の画像

男が男を見たときに絶対的に言えることは、女子の前でただ面白いだけの男子とか、女子の前だけでよく喋る男子というのは、同性としてあまり信用が置けない……こういうことが言えます。つまり、「信用のおけるよく喋るいい男」は、男性相手であっても女性相手であってもよく喋るし、気が利くし……という具合に、相手の性別に関係なく自分を発揮します。

女子の前だけでお調子者の男子に、女子は騙されてはいけないということです。男子って、無口なくらいで「ちょうどいい」のです。そのほうが、「信用がおけるいいやつ」だと同性に思われやすい、つまり社会的信用度が高いということです。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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