職場やバイト先でのアプローチ方法とは? 連絡先の交換を慎重にすべき理由

日常のなかで一番長くいる場所といえば、おそらく職場やバイト先。そこにいる異性を自然に好きになってしまうこともありますよね。しかしながら「ダメだったときに気まずいし、後腐れも怖いから、どう動いたら分からない」と悩む人も少なくないようです。仕事や人間関係に影響を出さないよう上手にアプローチを進めていくには、どんな点に気をつけるといいのでしょうか。

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偶然を狙った行動は控えめに


職場やバイト先でのアプローチ方法とは? 連絡先の交換を慎重にすべき理由の3枚目の画像

好きな相手ができると、少しでも関わる機会や時間を増やしたいと思うのは当然のこと。シフト勤務の曜日や時間帯を合わせたり、偶然を装って相手のフロアに立ち寄ったり、食堂やランチのお店で偶然を狙ったり……できるだけ偶然に会える機会を増やそうとする方もいるでしょう。

「単純接触効果」という効果も言われているとおり、人には顔を合わせる機会が多い異性を好きになりやすいという心理傾向もあります。しかしながら、バイト先や職場というのはあくまで“仕事”を目的とした場。学校や趣味の場ならばさておき、仕事に集中せずに恋愛のことばかり考えて行動していると、悪目立ちしてしまいますし好印象にはなりにくいです。最悪の場合、相手や周りの人に迷惑をかけてしまうことも。

接近するのはオフの時間がベスト!


「仕事の場なのに困る」「常識がない子だな」なんて思われてしまったら、恋愛への道も絶たれてしまいやすいです。「仕事は仕事!」という精神的な線引きは意識しておくべし。接触機会を増やしたい場合は、行き帰りの道や飲み会など、できるだけ“オフ”の時間を狙いましょう。

人として素敵なところが伝わりやすい強みも!


職場やバイト先でのアプローチ方法とは? 連絡先の交換を慎重にすべき理由の4枚目の画像

しかしながら、職場やバイト先での出会いにはいい点もたくさんあります。「約束をしなくても顔を合わせられること」はもちろんですし、「人としての本質が見えやすいこと」や「第三者の評価も得られること」は中でも大きな強みになります。

最初から恋愛前提で一対一でしか会わない関係だと、相手だけにいいところを見せればいいので、どうしても本質が見えにくい傾向があります。「店員さんに対する態度を見て冷めた」なんて声もよく聞きますよね。その点、職場やバイト先ではいろいろな他者との関わりがあるため、お互いの本質が遠巻きにも見えやすく、人として相手を尊敬する気持ちも持ちあえる関係になりやすいです。

恋をしたときこそ、仕事に励もう


恋をしたときこそ相手の方を見てばかりではなく、仕事に一生懸命取り組み、同僚や仕事相手などに対しても誠意を持って対応していきましょう。イキイキ仕事をしているといいオーラも出ますし、その結果、相手に恋心が生まれる確率も高くなるかも!?

連絡先を聞くのは、普段よりも慎重に?


(C) LAURIER PRESS
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恋をすると相手のプライベートな連絡先を知りたいと思うのは当然ですが、仕事やバイト仲間の場合、「連絡先の交換」は普段より慎重に行いましょう。関係性上聞かれたら断りづらく、距離が縮まっていない時期にあまり踏み込みすぎると「迷惑」や「負担」だと思われる可能性が高いからです。

通常の恋愛の場合は連絡先を聞いてからが始まりですが、職場やバイト内の恋愛では「かなり仲良くなってきた」と思えてからプライベートな連絡先を交換するのでも遅くはありません。必然的に会える環境があるので、急がず焦らず、一歩ずつ距離を縮めるよう心がけましょう。

プレイベートの約束ができたら脈ありかも


もちろん、好きな相手のほうから連絡先を聞かれた場合は受けてOK。相手のペースやテンションよりも上回り過ぎないようにだけは気をつけながら、どんどん仲良くしていきましょう。仕事以外で二人で出かけられるようになったら、かなり脈ありなはず! そこまでのステップを大事に進めていきましょう。

悪口や愚痴は一長一短 いいことを共有しよう!


職場やバイト先でのアプローチ方法とは? 連絡先の交換を慎重にすべき理由の1枚目の画像

仕事仲間となると、どうしても上司や同僚、お客さんなどの悪口や仕事の愚痴を語り合う仲にもなりやすいです。好き嫌いの価値観が近いと親近感が湧くこともありますが、盛んにネガティブなことを言うのは、あまり印象のいいものでもないですよね。加えて、あまり“同志”っぽい関係になりすぎると、異性として見るのが難しくなるという男性の声もよく聞きます。

このあたりは個人差もありますが、悪口や愚痴よりも「仕事の達成感」や「よかった話や楽しい気分を共有すること」を心がけたほうが、恋の始まりにはプラスだと思います。

以上、職場の同僚やバイト仲間へのアプローチの際に心がけたい点でした。気になる異性がいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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