あまり連絡をくれない彼氏で不安 私たち、本当に付き合っているの?

くだらない内容であっても、わりと頻繁に連絡をしてくる男子と、付き合っていてもほとんど彼女に連絡をしない男子がいます。あまり連絡をしてこない彼氏と付き合っていると、不安にもなりますよね。今回は連絡をくれない男子の本音に迫りたいと思います。さっそく見ていきましょう!

(C) LAURIER PRESS
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目次

1. クールに振る舞わないと彼女に嫌われると思っている


男子の恋愛観って、おおむね中高生くらいで決まります。たとえば中高生のころ、どんな男子が女子によくモテていたのかといえば、女子に対してクールに振る舞っている男子です。サッカー部や野球部などに入っていて、女子にキャーキャー言われても、クールに「おつかれっ!」とかと言って女子の横を素通りする男子のこと、あなたも好きじゃなかったですか?
男子は、そういう男子のことをよく観察しています。その結果「女子の前であまりナヨナヨとしつこくしていたらモテないな」とか「冷たいくらいの態度じゃないと、男らしいと思われないな」という学習をします。その学習の成果が出てきたら、なかなか連絡をしてこない彼が完成するのです。

クール=かっこいい という概念を変えちゃえ!


これは簡単ですよね。「女々しいくらいの男子が好き」とか「○○君、かわいい!」とかって言ってあげるといいです。男子の中にある「クールに振る舞わないと彼女に嫌われる」という考えは、ある種の宗教の文言みたいに“絶対のもの”になっているのです。それを崩せるのは、彼女の「かわいい男子が好き」とか「女々しいくらいがちょうどいい」という、ウソのような言葉でしかないのです。

2. 彼女にどっぷりハマるのが怖い


彼女と深い関係になるのが怖い男子がいます。つまり彼女のことを好きすぎて、ゆえに彼女にどっぷりハマってしまって……でもそれで彼女にフラれて、傷つくのがイヤだということです。
こちらも中高生のころ彼女にどっぷりハマって、なにやら理由がわからないまま彼女が「やっぱり付き合うの、やめよ」とか「他に好きな人ができた」とかと言われて、いたく傷ついた経験から生まれた男子ということです。

彼にしっかり愛を伝えてあげて


彼はあなたに「自分がまったく知らない理由」でフラれるのが怖いと思っています。だから連絡をなかなかしてこないし、してきてもそっけない連絡なのです。
女子にとっても同じだろうと思いますが、ある日急に自分がまったく知らない理由でフラれるって、かなり精神的にこたえることなので、ちゃんと愛していることを彼に伝えてあげてはいかがでしょうか?

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3. あなたのことをあまり大事に思っていないから


あまり連絡してこない彼氏が、急に「今夜会える?」とか「明日会える?」なんて連絡をしてくることもありますよね。普通、デートの約束といえば1週間くらい前にすると思うんだけど……と感じる女子もいると思います。それ、正解です。普段はほとんど連絡してこないのに、急に連絡してくる彼は、急に「したくなった」のです。

彼氏との関係を見直すべき


直前にだけ連絡をしてくるタイプの男性は、正直なところあなたのことをカラダ目当てとしていたり、都合のよい相手と思っている可能性もあります。そんな男子と付き合っているというのは彼にも当然非はありますが、そうした原因を彼女であるあなたが作ってしまっている場合もあるかも。あなたが「さほど彼のことが好きではないけど、ま、一応彼氏くらいいないとな」と思って付き合っているとか……。あるいは「結婚相手が見つかるまで、彼と付き合っていればいいや」と思っているとか。
お互いの気持ちをぶつけあって、本音で話し合ってみてはどうでしょうか?

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もう少し解説を加えるなら、男子って「どこまで頻繁に連絡しても許してもらえる彼女なのか」というのをひそかに観察しています。彼女がウザがるくらい頻繁に連絡したらそれこそ嫌われちゃうし、かといってあまり連絡しないと、他の男子にとられかねないしというのを考えているわけです。ということで、希望の連絡の頻度やLINEの返信内容などを、彼氏とちゃんと話合ってみてはいかがでしょうか? 話さないと「ちょうどいい着地点」など見つからないので。
(ひとみしょう/studio woofoo)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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