いつもデートに誘うのは私の方! 受け身男子を好きになっちゃった時の対処法

いつもデートに誘うのは私ばかり。誘えば来てくれるけど、男子の方から誘われないのは諦めた方がいいってこと? ……こんな風に、恋の悩みを抱えるモヤモヤ女子が多いのではないでしょうか。今回は、誘いには応じてくれるのに何もしてこない男子の本音と対処法をご紹介します。

(C) LAURIER PRESS
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目次

ちゃんと言わないと伝わらない“鈍感男子”だから


・「え? 女の子って好きだから誘うの? 友達として誘われているのかと思っていた。話しかけやすい、話やすい気楽な男友達ってことじゃないの? 自分は女子から誘われたくらいでは意識しないですね。もちろん面と向かって好きって言われたら別だけど……」(20代男性・広告)

・「男って意外と鈍いものですよ。女性の言葉を深読みするとか、相手の本意を探るとかなんてしません。こと、恋愛に関しては……もう、お手上げ! だからこそ、回りくどいやり方で『察してくれ』なんて無理。告白してくれないと、女の気持ちなんてわからない。よほど女慣れしている男は別でしょうけどね」(30代男性・公務員)

気づいているはず……はダメ!


女子の方からハッキリ言わないと気づかない鈍感男子や、女心をわかってくれない男子が以外と多いもの。男子には女子のように、なんとなく空気を読むとか洞察力が働かないのです。
それは、子どもの頃から同じだと言えるでしょう。思い出してみてください。クラスで誰々が誰のことを好きだとか、あの二人は怪しいだとか、もう付き合っているとか……そういうことにすぐに鼻が利くのは女子の方。人の気持ちを察したり、気づいたりできるのは女子特有の習性といえるでしょう。
ですから、鈍感男子を何度誘っても恋愛には進展しません。そもそも彼は気づく術を持っていないのです。そのため、直球でぶつかった方が無駄なモヤモヤの期間はなくなるでしょう。

断るのが面倒、女子に恥をかかせたくないから


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・「よく飲みに誘ってくる職場の先輩がいますが、断るのは勇気がいります。相手の立場だとか自分の置かれた状況とか、またそのあとの人間関係のことを考えると、お誘いは拒まない方がいいかなと……。ただお酒や食事には付き合うけど、さすがに手は出さないです(笑)。俺に恋愛感情が芽生えたらもちろんどうなるかわからないけど」(30代男性・損保)

・「女子に食事に誘われたら、よほど嫌な子じゃない限り行きます。そういう男は多い。男は特別な感情を抱いてなくとも、そこそこの相手なら二人きりで会えます。女子の誘いを断る方が、なんか男として情けないでしょ」(30代男性・営業)

誘いを断らない=気があるというわけではない


「恋愛感情がなきゃ、デートも食事も一切行かない!」などと断言している男子の方が少ないと言えるでしょう。そもそも、そこまで徹底する必要などありません。「断るのも面倒だから、とりあえず応じる」「女子の誘いを断るのは心苦しいから拒否しない」という消極的な理由から、「こっちからは誘わなくとも誘われれば行く」というスタンスなのです。男子が断らないから、デートに応じたからといって脈ありとは限りません。
しかし、とりあえず様子を見ているということも考えられます。つまりあなたを査定中ということなのです。今はまだ、彼には“断る理由も付き合う理由もない”ということで判断できないのでいるのかもしれません。彼の査定中に、あなたと付き合うメリットをきちんとアピールしてしまいましょう。

勘違いだったら恥ずかしい、傷付きたくないから


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・「『この子、もしかして俺に気があるの? 』と思うことはあります。でもそれって、100%の自信はない。万が一自分の“勘違い”だったら恥ずかしいし……自分から相手に言い寄って『え? 私そんなつもりじゃなかったの』なんて言われたら立ち直れませんよ」(30代男性・インフラ)

・「女子に対してだけでなく、自分から人を誘って出かけることがそもそも少ないです。どういう店に行っていいかもわからないし、気が利くとこも知らない。もし自分から誘って迷惑だったらと考えると……誘われた方がいいです。いろんな楽しいところを知っている相手に任せたい」(20代男性・製版)

・「向こうから誘ってくれるのは全然構わないけど、自分の方から誘ってハズしたら嫌だから。もともと自分はインドアタイプで活動的な方じゃないので、流行りのデートスポットだとか女子が好きそうな場所にも疎いし。『つまんなかった』と相手に思われたくない。」(20代男性・エンジニア)

消極的だからって諦めちゃダメ!


男子は、自分が傷つきたくないということで積極的になれないこともあるのです。自分の方から誘って恥をかくことだけは避けたいのです。
「誘っても迷惑だったら……」「誘ったのに喜ばせてあげられなかったら……」「自分から誘ったことで失敗したら……」そう不安に感じるのは、彼女に悪く思われたくないという気持ちの裏返し。傷付きたくないということも彼のプライド、男のかわいい見栄なのです。
そんなシャイで消極的な受け身男子なら、女子の方からどんどん誘い出しましょう。「私はあなたと一緒にいると楽しい!」と好意を示し、自信を持たせてあげるべきでしょう!

受け身男子の本音は“どうしても”ってワケじゃない


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「あなたのことは嫌いでもないけど、大好きでもない」「会うのは嫌じゃないけど、どうしても会いたいってワケでもない」……つまり“自分から誘うほどまでの気持ちはまだない”というのが本当のところでしょう。

彼女持ちでない限り、嫌いな女子でなければ何度か会ってみて、この先どうするかを考えるのは自然な流れです。ですから、たとえ向こうから誘ってこなくともあなたの誘いに応じるのであれば、この先の可能性はあります。本当にあなたの誘いが迷惑なら、誘われても何度も会うことはしないでしょう。好意があると誤解されたら困るので二人で会うことは避けたがるはずです。

彼が会ってくれるならまだ諦める必要はありません。「この子は自分が誘っても大丈夫だ」と確信してからでないと誘ってこない受け身男子は多いのです。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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