『 #過保護のカホコ 』に学ぶ、脈なしを脈ありに変える秘訣とは……?

大人気ドラマ『過保護のカホコ』。ピュアだけど世間知らずなカホコ(高畑充希さん)と、遠慮のない発言はするものの、実はシャイで優しい麦野くん(竹内涼真さん)の一進一退の恋愛模様に、毎回“むずキュン”している女子が続出している模様♡



先に恋をしたのはカホコで、最初は全くの脈なしだったのに、麦野くんは徐々にカホコを好きになっていきました。初めての恋で、巧みなアプローチなどできそうもないカホコが、麦野くんのハートを射止められた秘訣はどこにあったのか? 脈なしから脈ありに昇格できた理由を、ドラマの中から探ってみました。


目次

1. “面白い”と思える女子はクセになる!?


カホコのどこか好きかと尋ねられた際、「カホコといると面白い。一緒にいると予想もしないことがたくさん起きる」と答えた麦野くん。かなり天然で世間ずれしているし、思い込むと猪突猛進だし、常識的な付き合いを期待するとかなり大変そうなカホコですが、目が離せない面白さがありますよね。

最初は女性として見られなくても、「こんな子は他にいない」と思わせる個性を持っている女子は、徐々に“代わりのいない存在”と思われるようになり、男性の心を射止めていくケースは確かに多いです。意図的に面白く振舞うのは難しいものですが、自覚していなくても、皆それぞれユニークな「個性」を持っているもの。“モテそうな女性”を演じるくらいなら、自分らしい個性を発揮していった方が、結果的に“脈あり”に発展していく可能性が高いと思います。

2. “正直に”自分の作品を評価してくれた


麦野くんの絵を初めて見たとき、「天才! ピカソになれる!」と大興奮して褒めまくったカホコ。絵に情熱を注いでいる麦野くんからすれば、こんなにうれしいことはないですよね。かと言って、カホコはどんな絵もベタ褒めするわけではありません。ピンとこない時には正直な反応を見せます。

好きな男性が頑張っていることは、つい何でも賞賛したくなりますが、“イエスマン”や完全な“ファン”になってしまうと恋愛には発展しづらいのも事実。何でもかんでも褒められたら、おべっかを使われているようで「本音」には聞こえないですよね。正直にいいと思うものはいい、いいと思えないものはそうと伝える。そんな風に接することができれば、脈ありに一歩近づけそうです。




3. 距離を縮めることに“遠慮”をしすぎない


麦野くんは育った家庭に問題を抱えているため、あまり親のことは話したがりませんが、カホコは遠慮なく踏み込んでいきます。そんなカホコのデリカシーのなさに、麦野くんは腹を立てる場面も多いです。しかし、カホコがグイグイと関わっていき、「あなたのために何かできることをしたい!」と一生懸命に愛情を伝えたからこそ、麦野くんの心は動かされていきます。

このあたりのさじ加減は紙一重ですが、うざがられたり嫌われたりするのを怖がって遠慮ばかりしていたら、心の距離が縮まらない関係のまま終わってしまうことも。「脈なしの友人・知人」という立ち位置から、脈ありの存在に意識してもらうようになるには、カホコのようにぐっと相手の懐に飛び込んでいく勇気も大切だと言えそうです。

4. 好きでも、恋愛“だけ”にのめり込まない


自分の恋心に気づいた途端、あっという間に告白してしまったカホコ。麦野くんには「タイプが全然違う」「(付き合うなんて)ありえない」とはっきり断られたものの、なんだかんだと頻繁に顔を合わせていた二人。初めての恋で、しかも一緒の時間をたくさん過ごせる状況であれば、しばらくは恋愛だけにのめり込んでしまいそうなものですが、カホコはそうではありませんでした。

麦野くんに会いたいと思えばガンガン会いにいくカホコですが、その一方で、麦野くんを放置して立ち去ってしまうこともしばしば。いつも目の前にある問題に一生懸命で、麦野くんに助けてもらっている状況です。大好きでも、恋愛“だけ”にのめり込まないカホコだからこそ、彼を射止められた……というのは一つ重要なポイントだと言えそうです。

(C) LAURIER PRESS
(C) LAURIER PRESS

先週は「付き合うのやめよう」と二人が別れる悲しいシーンで終わっていましたが、予告では、なんとまさかの「結婚させてください」宣言も。家族問題がきっかけで……ということのようですが、カホコ・麦野くんカップルはいきなりのゴールインとなるのでしょうか!? 今夜の放送も楽しみですね♡
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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