LINE返信が遅くがちな女子は嫌われる? 男子が苦手な女子の“恋の駆け引き”

よく言われるように、男子は女子のことを好きになったら一気にボルテージが上がります。対して女子は、少しずつ好きになっていきますよね。ひと目ぼれしてわれを失いかけている男子は、冷静でないゆえ、恋の駆け引きが苦手です。

では具体的に、女子がしかけるどのような恋の駆け引きが苦手なのか? について、今回は見ていきたいと思います。

目次

男子が苦手な恋の駆け引き1.LINEの返信を遅らせる


(C)LAURIER PRESS
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LINEの返信を遅らせると、彼をじらすことにつながり、引いては彼が彼女に夢中になり、まことにいいです。LINEの返信は○時間後にしましょう、なんてことがネットに書かれていたりします。

もちろん、男子は焦らされるのが好きだから(?)、こういう方法が通用することもあります。しかし、ごく単純に「彼女からの返信が遅い=おれに気がないのかも」と思う男子だって大勢いるのです。

LINEは即レスで♡


ふつうにしてみてはいかがでしょうか? ふつうというのは、用があってきたLINEであれば、ささっと手が空いているときに返信する、ということです。

そもそも男子って、LINEなどの情報伝達手段を、ただのツールとしか思っていなかったりします。よもやLINEが駆け引きの道具になるなんて! ってなもんです。

男子が苦手な恋の駆け引き2.他の男子との恋愛相談


「ほかの男子に口説かれたんだけど、その子とつきあっても大丈夫かなあ」というかんじで、ほかの男子をダシに使って、彼に恋愛相談をすることで、彼の闘争心をあおりまくる、というのも、逆効果なときがあります。

たとえばまじめな男子であれば「こんなにモテる女子は、おれには無理」とか「恋多き女子は浮ついてそうだから、やっぱり告白するのやめよう」なんてことを思っちゃうこともあるのです。

恋が多そうというイメージを持たれないように


大勢の男子は、若くてもじぶんの価値観、じぶんの世界観を持っています。話を聞いていて、そう感じます。若くてもというより、若いからこそ、と言うべきかもしれません。

そういう男子に「浮ついた」恋の駆け引きをしても、百害あって一利なしでしょう。そういう相談をしなきゃいいのです。

LINE返信が遅くがちな女子は嫌われる? 男子が苦手な女子の“恋の駆け引き”の2枚目の画像

男子が苦手な恋の駆け引き3.ほかの男子と仲良くする


こちらは、彼の嫉妬心をあおり立てて、どうにか彼をその気にさせようということですね。これは一般には、異性経験が少ない男子にこれをやると非常によろこぶものの、それなりに「ものがわかっている」男子は、「嫉妬心をあおられても、君とはつきあわないよ」でおしまいだったりします。

試そうとする行動はしないで!


彼を試そうとするような行為って、どうなんでしょうか? あなたは彼に試されてうれしいですか? たとえばダイエット中の女子に、見るだけでヨダレが出てくるようなスイーツを見せつつ、「君、ダイエット中だよね? スイーツを目の前に置いておくから、30分食べずに我慢してみ」と言われたら、イヤでしょう?

おなじような気持ちを、試される彼は抱くわけです。

男子が苦手な恋の駆け引き4.リア充のふり(忙しいふり)


LINE返信が遅くがちな女子は嫌われる? 男子が苦手な女子の“恋の駆け引き”の3枚目の画像

女子のなかには「リア充信仰」が根強くありますね。忙しふりや、ちょっとしたセレブ感を演出することで、いい男子をゲットしようとする女子。

まあやっていることはわからなくもありません。暇そうにしていたら、本当に暇で暇で死にそうな(プライベートが充実しておらず仕事もイマイチな)彼が寄ってくるかもしれませんから。

ちょっと暇なくらいが愛される♡


男子って、恋愛に関しては女子より子どもだったりもするので、「じぶんが入っていける隙間」を、女子のなかに探す傾向があります。だからたとえば、「彼氏募集中です」と、ハッキリ言うことが「よし」とされているのです。
「彼氏募集中=週末は暇かもしれない=おれが入っていける隙間がありそう」という解釈です。

彼が入っていけそうな隙間を見せてあげることです。「隙のない女子が苦手な男子が多い」という「隙のない女子」とは、「おれが入っていけそうな隙間を確認することができない女子」です。


いかがでしょうか。
女子的な発想だと、若いうちに恋の駆け引きをおおいに楽しんで、29歳くらいでしれっと結婚向きの彼と結婚しちゃいたいと思っているのかもしれませんが、恋愛対象である男子が、ご紹介したような感じだと、ちょっとつまらないかもしれませんね。

でもみなさん、それなりにじぶんにしっくりくる相手がそのうち出てきて、なんらかの恋の駆け引きを楽しんでいるようです。
(ひとみしょう/studio woofoo)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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