これからの季節おすすめのバスタイムの過ごし方♡ 女子力を高めるお風呂美容

お風呂に入ると体が温まるだけではなく、疲れが取れたりリラックス効果があったりとうれしい効果がたくさん。しかし、夏のあいだは暑いのでお風呂に入るのがおっくうで、ついついシャワーで済ませがちになっていませんか?

(C)LAURIER PRESS
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この時期からは気候も少しずつ下がり、少しひやっとしてくる風に当たる機会も増えていくはず。冷えた体を温めてくれるお風呂は美容効果も高いので、晩夏にはぜひとも利用して欲しいもの。そこで、今回は短時間で美容効果を得られるお風呂美容法をご紹介します。

目次

夏の終わりこそお風呂に入るべき理由


外は暑いけど室内は冷房がガンガン。ほかにも冷たい飲み物や冷たいアイスを食べてしまいがちな夏が終盤になってくると、体の冷えも気づかないうちに蓄積されているかもしれません。体が冷えていると血行不良になってしまい、肌の隅々まで必要な栄養素が運ばれにくくなります。

その結果、肌のくすみやターンオーバーの乱れを引き起こします。つまり、美肌のために血行不良は百害あって一利なし! なのです。

入浴で期待できる美容効果♡


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お風呂に入ることで得られる一番の美容効果は、やっぱり何と言っても体を温めること。体を温めると血行が良くなり、肌に必要な栄養素がすみずみまで運ばれるので、結果的に美肌に効果的です。

それだけでなく水に入ると水圧がかかるので、リンパの流れもスムーズになってむくみ解消も期待できますよ♡

美容効果を最大限に! お風呂美容法


美容には半身浴が効果的とよく言われていますが、実は勘違い!? というのも、半身浴はもともと心臓病や高血圧の人のために提案されたものなのです。

半身浴というのは、血圧が急激に上がって心臓に負担のかからないように考えられた入浴法。「半身浴でじっくり汗をかくと代謝が上がる、デトックスできる」などと言われていることもありますが、実際には直接的に半身浴で代謝が上がりデトックスされるわけではないのだそう。

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逆に、半身浴だとお風呂に入ることで得られる温熱効果や水圧効果が半減してしまうこともあるのです。そこで、お風呂に入る際は、首までしっかり入る全身浴がおすすめ。お風呂に入る時間についても、長時間入るほうが良いと思いがちですが、実は15分から20分くらいが目安。

あまり長い時間はいりすぎると肌の保湿に欠かせないNMF(天然保湿因子)と呼ばれる成分が流されてしまうのです。長くお風呂に入るのが苦手で、15分でも長く感じる方は、短い時間でより高い美容効果を得られる38~40度のぬるま湯で全身浸かるようにするといいですよ♡

夏の気候によって体は思っているよりも、冷えにさらされ、血行不良による肌トラブルの原因を抱えているかもしれません。秋になれば乾燥が厳しい時期になるので、今の内にしっかりケアをしないと美肌からは遠ざかってしまいます。

日によってはまだ天気の暑さを感じるからといって、面倒臭がらずにお風呂に入ってキレイをチャージしましょう♡
(濱田文恵)

この記事を書いたライター

濱田文恵
(一社)日本セルフ美容協会代表理事。医薬品登録販売者 / 毛髪診断士 / 国際中医薬膳師。 自身のルーツである中医学をベースに東洋と西洋を組み合わせた「美養法」を提唱。インナービューティーやコスメにまつわる美容系の資格を多数持つ美の探究者。

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