自分だけ彼氏がいないのはおかしい? 女子の恋愛相談にお答え♡
“恋愛できないことへの不安”を抱えている女子も多いのではないでしょうか?
「付き合ったけど相手を好きになれなかった」
「本気で人を好きになったことがない」
「彼氏がいないって変かな」
「この先本当に好きな人ができるのかな」
今回はそんなお悩みに答えましょう。
A:「恋愛とはするものではありません。“気づいたら好きになってた”が正解」
恋愛は「しよう」と思ってできるものでなく、交通事故のような突発的なもの。ハマってしまってたか、落ちていた……しかないのです!
恋とは“いつの間にか”そうなってしまってた、“流れ”に飲み込まれてしまった……という「気づいたときにはもう」という想定外の病にかかるような出来事なのです。
人を好きになることや恋することは自分の意思や努力でどうにかなるわけではありません。恋は頭でするものでなく心でするもの。ですから、そうしようと意気込んだとこで心はいうことを聞いてはくれません。
「この人、私のことをすごく思ってくれてるから私も好きになろう……」
なんて相手が自分のことを好きになってくれた分、好きのお返しができるわけではありません。
恋や愛は無償の奉仕です。相手からされたことで「わたしもこうしなくちゃ」となるのは任務です。相手から「何かしてもらってばかりじゃ悪いから私も返そう」とするのは恋でなく“同情”なのです。
“恋愛”という漢字を見てください。“恋”という字も“愛”という字にも“心”が入っていますよね。恋は下に心があるから「下心」、愛は真ん中に「心」があるから「真心」とは俗に言われることですが、それらの気持ちは自然にわいてくるのです。
筆者が常々思うのは、恋も愛もどちらも“心がなせる技”ということ! 恋愛とは「あなたのことがもっと知りたい」「一緒にいたい」「抱きしめたい」「与えてあげたい」という「こうしたい」「ああしたい」という“自発的な欲求”なのです。
だから「努力で人は愛せない」「努力では恋は生まれない」のです。
A:「それは相手の欠点ばかりがオートフォーカスされているから」
付き合っても続かない、たとえ付き合ったとしても「なんか違う」と感じてしまうのは相手のことがたいして好きじゃないからこそ。もしくは相手に期待しすぎてしまったせいでしょう。
付き合ったとしても彼からの連絡が途絶えたり、自然消滅で終わっているようならば、相手の男性もあなたと付き合ってみて「なんか違うかも」「期待していたのと違う」と気づいたのかもしれません。
「この程度なら、付き合っても、ま、いっか」と手をうったとしても、実際付き合ってみると「こんなハズじゃなかったのに」というギャップに悩まされることになります。
自分の気持ちより「相手のパッと見た感じの外見」や「この程度なら」で交際すると、そのあとは相手の悪い所しか見えてこないものなのです。些細なことが気になりだし、少しでも相手のイヤな面が見えると心も体も拒絶反応を起こします。
「付き合っても相手を好きになれない」のは彼のアラにスポットライトを当ててしまうからです。
“彼のことが気に入ってるから”ということで付き合えば許容範囲は広がりますが、それほどでもない相手と付き合うとアラ探しばかりしてしまい、相手のミスや欠点を許せなくなってしまうのです。
A:「“彼女”として付き合ってしまうとそれがストレスになります」
相手が何度も誘ってきたり、告白してくると「この人、悪い人じゃないし……」「まだ好きじゃないけど、これから好きになれるかもしれないし……」なんて思っちゃうものです。
でも「彼の熱意に負けて」の恋愛はたいてい行き詰まります。
「女は愛されたほうが幸せになれるっていうから」と付き合ってみても、相手との温度差が埋められず別れてしまうパターンは多いのです。
確かに男女の仲は付き合ってみないとわからないことも山ほどあります。相手がいい人なら断る理由はないし、確かに付き合う価値はあるでしょう。
ただし“好きになれない場合”はお互いが傷つくことになります。相手がいい人ならなおさら、うまくいかなかったとき後悔の念は深まるでしょう。彼の時間と好意を踏みにじってしまうという最悪な結果になるのです。
なので、はじめから“恋人”というスタンスでつきあうのは避けたほうがいいでしょう。まずは友達として、人としてつきあってみましょう。相手を好きになる努力やいい彼女になる気負いは要りません。
はじめから「ハードルをあげる」とそれが負担となります。相手の気持ちに追いつかないと申し訳なくなり、さらにはムリに好きになろうとしている自分自身に嫌気がさしてくるものです。
彼と会うことに心苦しさを感じ、憂鬱になってくるでしょう。
自分の心は決してだませません。まがいもの彼氏を作ったとしても、一緒にいても面白くないし、心の底から笑えないはずです。
だから
「この人ともっと話したいな」
「この人といると楽しいな」
「この人といると落ち着くな」
という心が自然に芽生えるまで「恋しなきゃ!」なんて身構える必要はないのです。
恋は何の前触れもなく突然やってきます。これまではあなたが惹かれるようなすてきな男性に遭遇していないだけ……。“恋という事故”は仕事や環境が変わることで遭遇するかもしれないし、自分が成長することでやってくるものなのです。
だから「恋愛できない」「本気で人を好きになったことがない」なんて心配や焦りは無用。
恋愛は今しかできない“期間限定モノ”じゃないのですから!
(神崎桃子)
「付き合ったけど相手を好きになれなかった」
「本気で人を好きになったことがない」
「彼氏がいないって変かな」
「この先本当に好きな人ができるのかな」
今回はそんなお悩みに答えましょう。
目次
Q1:「どうしたら恋愛ができるの?」
A:「恋愛とはするものではありません。“気づいたら好きになってた”が正解」
恋愛は「しよう」と思ってできるものでなく、交通事故のような突発的なもの。ハマってしまってたか、落ちていた……しかないのです!
恋とは“いつの間にか”そうなってしまってた、“流れ”に飲み込まれてしまった……という「気づいたときにはもう」という想定外の病にかかるような出来事なのです。
人を好きになることや恋することは自分の意思や努力でどうにかなるわけではありません。恋は頭でするものでなく心でするもの。ですから、そうしようと意気込んだとこで心はいうことを聞いてはくれません。
「この人、私のことをすごく思ってくれてるから私も好きになろう……」
なんて相手が自分のことを好きになってくれた分、好きのお返しができるわけではありません。
「恋することのお返し」などできない
恋や愛は無償の奉仕です。相手からされたことで「わたしもこうしなくちゃ」となるのは任務です。相手から「何かしてもらってばかりじゃ悪いから私も返そう」とするのは恋でなく“同情”なのです。
“恋愛”という漢字を見てください。“恋”という字も“愛”という字にも“心”が入っていますよね。恋は下に心があるから「下心」、愛は真ん中に「心」があるから「真心」とは俗に言われることですが、それらの気持ちは自然にわいてくるのです。
筆者が常々思うのは、恋も愛もどちらも“心がなせる技”ということ! 恋愛とは「あなたのことがもっと知りたい」「一緒にいたい」「抱きしめたい」「与えてあげたい」という「こうしたい」「ああしたい」という“自発的な欲求”なのです。
だから「努力で人は愛せない」「努力では恋は生まれない」のです。
Q2:「付き合っても『なんか違う』と思ってしまう」
A:「それは相手の欠点ばかりがオートフォーカスされているから」
付き合っても続かない、たとえ付き合ったとしても「なんか違う」と感じてしまうのは相手のことがたいして好きじゃないからこそ。もしくは相手に期待しすぎてしまったせいでしょう。
付き合ったとしても彼からの連絡が途絶えたり、自然消滅で終わっているようならば、相手の男性もあなたと付き合ってみて「なんか違うかも」「期待していたのと違う」と気づいたのかもしれません。
付き合う際に相手の条件や程度で判定してない?
「この程度なら、付き合っても、ま、いっか」と手をうったとしても、実際付き合ってみると「こんなハズじゃなかったのに」というギャップに悩まされることになります。
自分の気持ちより「相手のパッと見た感じの外見」や「この程度なら」で交際すると、そのあとは相手の悪い所しか見えてこないものなのです。些細なことが気になりだし、少しでも相手のイヤな面が見えると心も体も拒絶反応を起こします。
「付き合っても相手を好きになれない」のは彼のアラにスポットライトを当ててしまうからです。
“彼のことが気に入ってるから”ということで付き合えば許容範囲は広がりますが、それほどでもない相手と付き合うとアラ探しばかりしてしまい、相手のミスや欠点を許せなくなってしまうのです。
Q3:「しつこく誘ってくる彼、まだ相手のことが好きでなくとも付き合うべき?」
A:「“彼女”として付き合ってしまうとそれがストレスになります」
相手が何度も誘ってきたり、告白してくると「この人、悪い人じゃないし……」「まだ好きじゃないけど、これから好きになれるかもしれないし……」なんて思っちゃうものです。
でも「彼の熱意に負けて」の恋愛はたいてい行き詰まります。
「女は愛されたほうが幸せになれるっていうから」と付き合ってみても、相手との温度差が埋められず別れてしまうパターンは多いのです。
確かに男女の仲は付き合ってみないとわからないことも山ほどあります。相手がいい人なら断る理由はないし、確かに付き合う価値はあるでしょう。
ただし“好きになれない場合”はお互いが傷つくことになります。相手がいい人ならなおさら、うまくいかなかったとき後悔の念は深まるでしょう。彼の時間と好意を踏みにじってしまうという最悪な結果になるのです。
まずは恋人ではなく友達から
なので、はじめから“恋人”というスタンスでつきあうのは避けたほうがいいでしょう。まずは友達として、人としてつきあってみましょう。相手を好きになる努力やいい彼女になる気負いは要りません。
はじめから「ハードルをあげる」とそれが負担となります。相手の気持ちに追いつかないと申し訳なくなり、さらにはムリに好きになろうとしている自分自身に嫌気がさしてくるものです。
彼と会うことに心苦しさを感じ、憂鬱になってくるでしょう。
ニセモノの恋愛もニセモノの彼氏もいらない! 心が自然に動くまで“恋は持ち越し”
自分の心は決してだませません。まがいもの彼氏を作ったとしても、一緒にいても面白くないし、心の底から笑えないはずです。
だから
「この人ともっと話したいな」
「この人といると楽しいな」
「この人といると落ち着くな」
という心が自然に芽生えるまで「恋しなきゃ!」なんて身構える必要はないのです。
恋は何の前触れもなく突然やってきます。これまではあなたが惹かれるようなすてきな男性に遭遇していないだけ……。“恋という事故”は仕事や環境が変わることで遭遇するかもしれないし、自分が成長することでやってくるものなのです。
だから「恋愛できない」「本気で人を好きになったことがない」なんて心配や焦りは無用。
恋愛は今しかできない“期間限定モノ”じゃないのですから!
(神崎桃子)
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この記事を書いたライター
神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。