色気がなくても彼氏はできる!? ドラマ『アシガール』に見る元気女子の魅力♡

“元気系女子”はみんなの人気者。でもこと恋愛となると、「色気がないからモテない」「男子から、友達としてしか見られない」なんて悩む女子は少なくないようです。でも実際のところ、男子から見ればモテ系女子に勝るとも劣らない魅力があるもの。この秋始まったNHKドラマ『アシガール』を題材に、元気女子が恋を勝ち取る秘訣をご紹介します!

目次

”アシガル”な女子高生が、若君に恋をする!


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『アシガール』は、走るのが速いことが取り柄のボーイッシュな女子高生・速川唯(黒島結菜さん)が、発明家の弟のマシーンで戦国時代にタイムスリップしてしまうお話。ひょんなことから、足軽兵と間違われて隊に加わり、そこで出会った若君・羽木九八郎忠清(健太郎さん)に一目惚れしてしまいます。窮地に陥る彼を守り抜くために、唯は足軽として野を駆けめぐる……といったストーリーです。

唯はボーイッシュで、スポーティーで、ショートカットの女の子。戦国時代では「唯之助」と名乗り、男の子のフリをしています。好きになった若君にも最初は男の子だと思われていますが、若君も唯之助のことを悪からず思っている。なんだか面白い、心に残る存在として気にかけています。最初はただ「会いたい」という理由でタイムスリップしていた唯ですが、そのうちに「若君をなんとか守りたい!」と頑張るようになります。

元気系女子の魅力って?


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唯は色気とはほど遠い、元気キャラ。でも「こんな子が側にいてくれたら、気持ちが軽くなるだろうな」と感じさせられる女の子です。元気女子が男子の心を射止めるのは、以下のような理由があると言えるでしょう。

1. 人としての付き合いができ、友情も育める


男女間でせっかく仲良くなっても、恋愛を意識すると、急に駆け引きだの何だのと策をめぐらしてしまい、気の休まらない関係になってしまうこともありますよね。しかし世の中、そんな刺激や恋のドキドキが好きな人ばかりではありません。そういう男子にとっては、常に異性を異性としか見ていないような女子には、逆に居心地の悪さを感じてしまうことも。その点、元気女子は友情に近い信頼関係を築けるので、男子から信頼される存在になることもしばしば。

普段、女子っぽいアピールがないからこそ、たまに女の子らしい一面が垣間見えるとグッとくる……なんてこともあるようです。いつもいつもモテを意識した態度より、“たまに見せるギャップ”のほうが効果あり! ということですね。

2. 感情に素直で、いつも明るいことの安心感


不安や寂しいと思うことがあっても、「うじうじ悩むのは性に合わない!」と気持ちの切り替えが早いのが元気女子。男子にも、「いつ会っても明るい」という安心感を与えることができます。怒るときも悲しむときも感情に素直で、“湿っぽさ”がないので気持ちがいい。唯も子どものように気持ちに素直で、前向きであろうとする性格のため、周りに好かれています。

もちろん、世の中にはミステリアスでちょっと陰のある女子が好きな男子もいますが、なんとなく不安が充満している今の時代、「明るい女子」のニーズは年々高まっている様子。「カラッとした性格の異性と一緒にいたい」という気持ちは、女子にもなんとなく理解できますよね!

3. いざというときに頼りがいがある


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元気女子は、自分の気持ちを自分で支えられるという強さがあります。同じような出来事が起きても深刻に悩みすぎない、凹みにくい、楽観的に捉えて立ち直れる……そんな性格だからこそ、常に元気に見えるのですね! 生まれつきの性格ではなくとも、意識的に「そうしよう!」と心がけている女子も同じく魅力的。

『アシガール』の唯も同様ですが、そういう女子はいざというときに頼りがいがあります。男子が窮地にあるときもアタフタするのではなく、「私がどうにかする!」と強い気持ちで向かっていける。男子に「一緒に生きていきたい」と思わせるほどの心強さを与えることもしばしばあるようです。

4. 一緒にご飯を食べていて楽しい


食欲は元気の証。唯も“食”に執着がある女子ですが(笑)、おいしそうに食べる姿は「生命力」を感じさせ、異性にとっての魅力になることは少なくありません。もちろん、不健康にただ食べるのが生きがい……とまでなってしまうと魅力には思われにくいでしょうが、健康的においしそうに食べる姿は、見ている方にも元気を与えるもの。「この子と一緒にご飯を食べるのは楽しいな」と思われる女子を目指したいものですね。

土曜夜は“恋する足軽女子”に元気をもらっちゃおう!


ただし、どんなに元気が魅力とはいっても、「下品な振る舞い」「清潔さのない外見」にならないようには要注意! 足を開いて座っていたり、洋服の着こなしや言葉遣いが汚なかったりすると、魅力も台なしに……。

(C)LAURIER PRESS
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モテを目指して女子力アップに励むのもいいけれど、唯のように明るく真っ直ぐに、一生懸命にただ好きな相手に向かっていける素直さの方が、実は恋愛成就には大事なことなのかも……。

そんな気づきもくれるドラマ『アシガール』の原作は、大ヒット作品『ごくせん』を描いた森本梢子さんの最新作。漫画版は集英社「ココハナ」で、現在も連載中です! 明るく元気に突き進む唯の姿に、勇気と恋愛成就のヒントをもらっちゃおう♡
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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