とにかく泣けると話題 映画『ナラタージュ』の切ない恋に共感する女子続出

「最初はよくあるラブストーリーかと思ったけど全然違った。忘れられない映画になった!」「余韻がすごい……今まで見た恋愛映画の中でズバ抜けて深い」「とても苦しくて……。エンディングで理由もなく泣いてしまった」など、SNSでも話題沸騰中の映画『ナラタージュ』。絶賛公開中ということで、すでに観た! という方も多いとは思いますが、改めて反響が止まらない本作の見どころをお伝えします♡

(C)2017「ナラタージュ」製作委員会

目次

とにかく切ない…映画『ナラタージュ』のストーリー


ある日、大学2年生になった泉(有村架純さん)のもとへ、高校のときに所属していた演劇部の顧問・葉山(松本潤さん)から、後輩の卒業公演に参加してくれないかというお願いの電話が来ます。泉は高校時代、孤独な自分を救ってくれ、演劇部に誘ってくれた葉山に想いを寄せていたのですが、葉山の気持ちがわからないまま、卒業式に起きたある出来事を胸に秘めて日々を過ごしていました。

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泉は久しぶりに再会した葉山に対して、相変わらずその本意が見えないことに戸惑い、ときには怒りを覚えながらも、どうしようもなく想いを募らせて行きます。
一方、泉に想いを寄せる大学生の小野(坂口健太郎さん)という存在も現れます。そんな中、葉山も泉への想いを抑えられなくなり、二人はお互いに想いを確かめるのですが、そこで葉山にはまだ離婚が成立していない妻がいることがわかるのです。

わかっていても止められない想いに共感


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公開前に行われた“一生に一度の恋をした人限定試写会”では、「映画鑑賞後、好きだった人を想い出したか?」という質問に93%の方が「はい」と答えました。また、公式Twitterのアンケートでも「忘れられない恋をしたことはありますか?」という質問には、64%の方が「はい」と答え、「恋をあきらめたことはありますか?」という質問には、81%の方が「はい」と回答するなど、一度でも恋をしたことがある人ならば、共感必至の内容になっています!

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「好きな人を思い出し、思わず涙してしまった」「実体験と重なりすぎて、エンドロールで過呼吸になるレベルで泣いた」など、自分の経験と重なり合わせて観る人が多いよう。また、まだそんな経験がない人たちにも、“一生に一度しか巡り会えない究極の恋”に憧れを抱かせてくれる、狂おしくも希望の光も見えるストーリーに、リピーターが続出しています!

こんな松本潤さんは見たことがない!


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そんな究極の恋をリアルに表現してくれたのが、主演の松本潤さんと有村架純さん。試写会アンケートで「本作での松本さんはこれまでの松本さんとはまったく違う印象だったか」という質問に、88%の方が「はい」と答える結果が残るほど、松本さんは“葉山”という人物になりきっていました。キラキラした王子様のような松本さんももちろんいいのですが、この作品でしか見られない仕草や眼差しや声があり、それを観られるだけでもファンにはたまらないハズ♡

松本さん自身も初日舞台挨拶の際、「この映画を通して、これまでやってきたこととは違う表現の方法もあるということを学んだ。役として何かを表現するときに、こういうやり方もあるんだと行定監督に広げてもらった作品。監督に感謝です」と語っていました。

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有村架純さんについては、これまでの清純なイメージとは違った役を、ラブシーンを始め、体当たりで演じたことが話題となっていました。ご本人も「これまで正統派な役が多かった中で、このような作品の色や役柄は初めてでした。自分としても選んでいただいたことがうれしかったし、光栄に思います。23歳という年齢でこの作品を残せたことは、今後も自分にとって大切なものになる」と話していましたが、その前情報を持って観ても、実際にスクリーンの中にいる有村さんは驚かせられました。セリフの一言目から普段の有村さんとは全然違う雰囲気をまとっていて、一瞬でその世界観に引き込まれてしまいます。また、笑顔で柔らかな印象が強い坂口健太郎さんの、嫉妬に苛まれ、悪意をむき出しにする表情など、俳優陣のこの映画でしか見せていない姿は必見です!

「わたしには、あなたでした」――そんな劇中のセリフが自分の言葉のように響いてくる、映画『ナラタージュ』は大ヒット上映中!
(瀧本幸恵)
(C)2017「ナラタージュ」製作委員会

この記事を書いたライター

瀧本幸恵
編集&ライター。映画、TV、音楽などのエンターテインメント系で主にお仕事をさせて頂いています

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