彼氏が距離を置く心理は? 距離を置く前に決めておくこと&過ごし方

大好きな彼とラブラブだったはずなのに……突然訪れる距離を置く期間。急に「距離を置こう」と言われて、とまどっている女の子もいるのではないでしょうか。

でも焦ってパニックになったり、自暴自棄になって別れるのはちょっと待って! まずは彼氏の本音と、距離の置き方について知って、もとの2人に戻れるように努めましょう♡

目次

恋人と距離を置くことになったきっかけや原因



最初はラブラブだった彼氏。あなたが彼のことを大好きなように、彼もあなたのことが大好きだったはず。

でもなぜ距離を置くことになったのでしょうか。まずは距離を置くようになったきっかけを知ることで、彼氏の本音を探りましょう!

恋人と距離を置くきっかけや原因1. 相手の嫌な面が見えてきた


付き合い始めた時は、優しくて思いやりのある関係だった2人。関係が進むに連れて、彼氏がいてくれることが当たり前になってしまって、思いやりがなくなっていませんでしたか?

ついキツい口調になってしまったり、嘘をついてしまったり、悪いときにも謝らなかったり……。心の中では「ごめんね」と思いつつ、「彼なら分かってくれるよね」としていた小さな行動。このような行動が増えてくると、彼も嫌になってしまいます。

また、付き合う前には見えていなかった嫌なところが見えてきたということも。お金や時間にルーズだったり、彼氏の友達への思いやりがなかったり、束縛しすぎたり。相手の嫌な面が見えてくると「本当にこの人と付き合っていてもいいのかな」と距離を置くことが多いようです。

恋人と距離を置くきっかけや原因2. 一緒にいすぎて疲れた


大好きだからこそ、ずっと彼と一緒にいたいのが女心。でも男性は、四六時中一緒にいると疲れてしまいます。

どこに行くのも、何をするのも常に一緒だと、彼氏も気を抜ける時間がありません。仕事をしていると、仕事中は別々の時間を過ごしますが、学生カップルなら朝から晩までずっと一緒にいるということも少なくありません。

どんなに大好きな相手でも、たまには自分1人でぼーっとする時間も欲しいもの。たまに1人になりたいということを彼女にうまく伝えられずに、距離を置くという選択肢をとることも。



恋人と距離を置くきっかけや原因3. 仕事・勉強が忙しくなった


彼女と過ごす時間も楽しいけれど、仕事や勉強など頑張らないといけないときがきたという場合も。「仕事を優先してね」と言っていても、彼女がいるとついつい彼女が気になり、仕事や勉強に身が入らないという男性もいます。

本当に仕事が忙しくなりすぎると、彼女に使う時間と体力がない場合も。彼女がいると「彼女のために時間を使わないと」と思ってしまうプレッシャーから開放されたいと思うのだとか。

そのため、距離をとって連絡をとらないようにするとのこと。女の子からすると、わざわざ距離を取らなくても、と思ってしまいますが、1つのことに集中したい不器用な男心なのです。

恋人と距離を置くきっかけや原因4. 好きなのかわからなくなった


最初は一緒にいるだけで幸せだったのに、今は一緒に過ごすことが当たり前になってしまっていませんか?

昔はささいなことで笑い合っていたのに、最近は一緒にいてもほとんど笑わないということも。そんなときにふと「本当に好きなのかな?」と疑問に思うと、距離を置いて確かめたくなるのだとか。

毎回のデートがマンネリ化しているカップルや、ただ一緒にいるだけで別々のことをしていることが多いカップルは、この理由が多いようです。

恋人と距離を置くきっかけや原因5. 他に気になる人ができた



つらいことですが、彼に他に気になる相手がいる場合も。

相手といい感じになっているので、彼女と距離を置いて新しい女性のところにいく場合。相手のことが気になっていて彼女に申し訳なくて距離を置きたいといっている場合。まだどちらが好きかはわからないけれど、一度離れて考えたい場合。

彼氏の場合は気になる人とどのような関係性なのか、別れたいと思っているのかチェックした方が良さそうです。

距離を置きたい彼氏の本音


先程ご紹介したきっかけから、男性は距離を置くことを選んでいると分かりました。距離を置く原因が彼女にあるもの、彼氏自身にあるもの、第三者にあるものそれぞれでしたね。

では、距離を置こうという男性の気になる本音はどうなのでしょうか?

男性の本音1. 関係性を冷静に考えたい


距離を置きたい理由で一番多いのは、純粋に関係性を冷静に考えたいから。「このまま彼女と付き合っていてもいいのだろうか」「本当に彼女のことが好きなのだろうか」「彼女と結婚してもやっていけるのか」など。これから2人で付き合っていく前提で、本当に大丈夫なのか考えたいのです。

なんのトラブルもなしに、ずっとラブラブのカップルなんていません。どのカップルも、多かれ少なかれ衝突を繰り返して、お互いの妥協点を見つけていくものです。

男性はたまには1人になって考える時間も必要。そのための時間を作るために距離を置くという決断をするのも、男性にとっては珍しいことではないようです。



男性の本音2. 冷却期間を置いてから別れたい


すぐに別れたいというわけではないけれど、別れる準備期間のために距離を置くという男性も。

その中には距離を置くことで冷却期間を作り、「自然消滅できたら……」という本音もあります。なんとも身勝手な意見ですが、はっきりと別れようということで、彼女とトラブルになるのを防ぎたいのだとか。

距離を置こうというときには、もう別れる気持ちはほぼ決まっていて、他に気になる人がいる場合も。

男性の本音3. 別れることとの違い


距離を置くことと別れることは、恋人か恋人ではないかの大きな違いがあります。距離を置いている時点では、まだ恋愛関係にあり、彼はあなたの彼氏です。

彼もはっきりと別れを伝えていない以上、あなたとの関係を完全に終わらせたいとは思っていません。『距離を置く』という決断になった男性は、彼女と別れたいのではなく、「別れたくない」「別れたいのかわからない」という状態にあることが多いよう。彼自身も自分の気持ちがよくわかっていないから、整理したいという段階です。なので、「私と別れたいの!?」とつめよるのはNG。めんどくさくなって「もういいや」と別れてしまう可能性もあります。

『距離を置く』という時点ではまだ2人の関係は続いているもの。彼の気持ちが整うまで、ゆっくりと待ってあげるしかないようです。

距離を置いたカップルは元に戻れるの?


悩める女の子の一番気になるところは、「距離を置いた後は、もとに戻れるのか」ではないでしょうか?

距離を置くことと、別れることは違っていていても、冷却期間を置いて別れたいと思っている男性がいるのも事実。距離をとっている間に冷めてしまって、そのまま自然消滅……なんてことも考えられますよね。

そこで今回は、距離を置いたカップルはその後どうなったのかについてご紹介します。



距離を置いたことのあるカップルは意外と多い?


「恋人はいるの?」と聞いたときに、「一応いる」「いるけれど、最近は全然会ってない……」などと返答された経験はありませんか?

自然と会わなくなって、自然消滅間近のカップルも含めると、みなさんの周りでも距離を置いた経験があるカップルは意外と多いはず。

社会人になると、年齢の問題もあり、人によっては『付き合う=結婚を前提』という考え方の人も増えてきます。中には結婚をするかどうか悩んで、距離を置くことになったというカップルも。お互いに1人になって考える時間を作るために、距離を置いた人が多いようです。

決して、相手のことが嫌いになっただけではなく「この人と結婚するか時間を取って考えたい」という前に進むための距離の置き方も。付き合いをステップアップさせるために、距離をおくことは必要なことなのかも知れません。

そのまま別れるケースも…


距離を置いて関係を考えている間に、忙しくなってそのまま自然消滅するケースももちろんあります。『距離を置く=別れる』となってしまい、ギクシャクしてしまって、別れる雰囲気になってしまった人。考えた結果、別々の道を進む方がいいとなった人。どちらかに原因がある場合、改善が見られなかったため別れた人、と理由はさまざま。

提案された側で別れるつもりがなかった人でも、「距離を置く」という提案をされることで気持ちが離れてしまったということも。

「最近、彼にときめかないから、少し距離を置けばまた好きになれるかも!」など、あなたにとってはポジティブな理由でも、かえって彼が冷めてしまう可能性も。距離を置く判断をする時は、慎重になった方がいいでしょう。

距離を置いてよかったメリット



「別れるつもりはなかったのに別れることになるなんて……距離を置くメリットって何?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

距離を置く一番のメリットは『冷静になれること』です。相手に疑問を持っていても、一緒にいるときにはあえて見ないようにしたり、流されたりしてしまうもの。距離を置いて1人になることで、感情的にならずに2人のこれからを考えることができます。また、実際に離れたらどのように感じるのかも知れますよ。

距離を置いて冷静に考えた結果、別れることになった場合、長く付き合っていても結局は別れることになったということ。早めに2人の関係が続かないことがわかった、というのもある意味メリットかもしれません。

恋人と距離を置く前に決めること


距離を置くことで、良くも悪くも2人の関係を見つめ直せるということが分かりました。ですが、ただ距離を置くだけでは何も変わりません。『距離を置く』といっても、お互いの認識が違っている場合もあります。そうなってしまうと、片方がつらい思いをしたり、そのまま自然消滅になってしまう……なんてことも。

距離を置く前にいくつか『距離を置く前のルール』を決めることで、お互いを見つめ直せるいいきっかけにしましょう♡

恋人と距離を置く前に決めておくこと1. なぜ距離を置くのか


まず『なぜ距離を置くのか』をはっきりとさせておきましょう。冒頭で、距離を置くきっかけや心理について説明しましたが、本当の理由は彼氏にしかわかりません。「仕事に集中したいから」という理由と「他に気になる人ができた」という理由ではこれからどうなるのか全然違ってきますよね。そのため距離を置きたいと思うようになった理由をはっきりとさせておくことが重要です。

「束縛が多くて友達との時間がとれない」など、今すぐ変えることができる理由だと、距離を置かなくてもいい場合も。

彼自身も距離を置きたい理由が良く分かっていないこともあるので、関係を見直したいのか、時間が欲しいのかなど、一緒に考えてあげるのもいいですね!

恋人と距離を置く前に決めておくこと2. 言いたいことは伝える



大好きな彼から急に「距離を置きたい」と言われると、びっくりしてしまいますよね。全く予測できないタイミングで言われると、いろんな思いが頭をかけめぐると思います。

そんなときは、まず彼の言いたいことを聞いてあげてください。自分が気づいていなかった問題があったのかもしれません。

そして、自分の伝えたいことも言うこと。距離を置くのかどうかは2人の問題です。彼氏だけが一方的に決めることではありません。
相手が距離を置きたい場合は、無理にひきとめても逆効果。一緒にいても冷たい態度だとつらいだけです。ですが、あなたがどうしたいかというのもしっかり伝えてください。そうすることで彼も、2人の問題として一緒に考えることができますよ!

恋人と距離を置く前に決めておくこと3. 距離を置く期間を決める


距離を置くことになったら、具体的にどのくらいの期間距離を置くのかを最初に決めておきましょう。期間が決まっていることでだらだらと時間が過ぎることや、自然消滅になってしまうことを防げます。

距離を置く期間が決まらない場合は、『次に連絡する、会うまでの期間』を決めることもおすすめです。次が決まっていると、それまでの間我慢することもできますよね! 「あなたとうまくやっていきたいからこそ、距離を置く期間、次に会うまでの期間を決めておきたい」と伝えることで、彼も前向きに距離を置けるかも知れません。

ケンカなら1週間


ケンカをして距離を置くとなった場合は、1週間ほどが目安。1週間もあるとお互いに気分も落ち着き、冷静になってこれからどうしていきたいのか考えることもできます。

まずは気分を落ち着かせ、これからどうしたいのか1人で考える期間にしてください。意外と数日で仲直りすることになるかもしれませんよ!

仕事や勉強が原因なら1カ月


「仕事や勉強に集中したい」「1人の時間が欲しい」という場合は、1カ月が目安。仕事の山もだいたい1カ月すると落ち着きます。1カ月間だとお互い自分のことに集中して頑張る期間にしても、我慢できる長さではないでしょうか。

嫌いになって離れるわけではないので、1カ月もするとお互いに会いたくなって、相手の大切さを再確認できますよ♡

彼の仕事を理解してくれる良い彼女として、彼もさらに好きになるの可能性も。1カ月後のデートでは、あなたも成長した姿をみせて惚れ直させましょう♡



気持ちの整理なら3カ月


「好きなのかどうかわからなくなった」という場合は、少し長めに3カ月程度距離を置くのがおすすめです。1カ月だと自分のやりたいことや友達との時間を過ごしているうちに、あっという間に過ぎてしまいます。ですが3カ月もすると、いつもいた彼女がいないことに関する違和感や、さみしさを感じることも。

彼の気持ちが整理できるまでは、待つことしかできません。必要以上に悲観せず、あなたらしく過ごしていると、3カ月はあっという間に過ぎますよ!

理由次第では半年


「新しいプロジェクトに本気で取り組みたい」そんな長期間で頑張らないといけないときは、思い切って半年ほど距離を置いてみるのもおすすめです。

男性は恋人と同じくらい仕事も大切。仕事を頑張る彼を応援できる女性でないと、この先一緒に人生を歩むことはできません。仕事を優先する彼を応援するためにも、半年間集中する時間をあげるのも◎。

半年後、仕事が成功した後にプロポーズをうけて結婚にいたったカップルも! 半年間はお互いキャリアアップのために頑張るのもいいですね!

別れを真剣に迷っているなら1年


「別れたくはないけれど、どうしても分かり合えない部分がある」「大好きだけれど、結婚はイメージできない」……そんなこれから一緒にいるのが難しそうな場合は、1年間距離を置くのもおすすめです。

距離を置くというより一度別れるような長さですが、このくらい距離を置くことで、相手のことが本当に必要なのか判断できます。一度完全に離れても、本当に必要な存在ならその後復縁する可能性もあります。



ルールを決める


距離を置く前に決めることは、期間だけではありません。連絡をとってもいいのか、他の人とデートをしてもいいのかなどもはっきりさせておくといいでしょう。

連絡はどの頻度でとるのか決めずに、我慢しているのはつらいもの。また他の人とこっそりデートをしていたなんて知ると、「彼は別れるつもりなの?」と不安になってしまいますよね。

距離を置く間は、なるべく不安要素は排除しておきたいものです。距離を置くことを決めたときにはっきりとルールを決めておきましょう!

恋人と距離を置くことになったときの過ごし方


距離を置く時間も、ルールも決まったら、距離を置く期間のスタートです。大好きだった彼と離れるのはつらいものですが、いつまでもくよくよしてはいられません。

どのように過ごすと、距離を置く期間を耐え抜くことができるのでしょうか。最後に、距離を置く期間の過ごし方5つのポイントをご紹介します。

恋人と距離を置いている間の過ごし方1. 反省点を探す


あなたに原因があって距離を置くことになった場合や「好きなのかわからなくなった」と言われた場合は、反省するべき点があったのか振り返ってみるのがおすすめです。

相手がどんなことを言っていたのか、必要以上に責めたりしていなかったかなど、自分の行動を振り返ってみてください。次に会ったときに素直に謝れると、彼もあなたの成長を感じてくれるでしょう。



恋人と距離を置いている間の過ごし方2. 別れるという選択肢について考えてみる


距離を置くことになったときには「絶対に別れたくない!」と思っていても、少し時間がたつと冷静に考えることができます。10年後、20年後も一緒にいたいのか。一緒に家庭を作っていきたいのか。そんな未来のことも冷静に考えてみてください。

本当に愛しているのか、情で一緒にいるだけなのか、考えてみるのもいいですね。一度「もし別れたらどうなるだろう」と考えてみると、案外執着しているだけだったということに気づくかもしれません。冷静に相手がいなくなったことを考えると、本当に必要な相手なのか分かりますよ!

恋人と距離を置いている間の過ごし方3. 付き合うために譲るポイントを探す


離れてみても、「やっぱり彼のことが大好きだし、別れたくない!」という場合は、付き合うための方法を考えましょう!

譲れない部分と譲れる部分を考えて、付き合っていくための妥協点を探していくと、関係を続けるヒントが見つかるかもしれません。

恋人と距離を置いている間の過ごし方4. 自分らしく過ごす


距離をおいている間は、2人のこれからを冷静に考える期間ですが、必要以上に彼のことを考えすぎないことも重要です。

「彼のことばかり考えて仕事に手がつかない」「声が聞きたくてしかたがない」となってしまうと、つい彼に連絡をしてしまったり、悪いことばかり考えてしまったりすると前向きに距離を置けなくなってしまいます。

彼のことを考えすぎず、自分の時間を自由に過ごしてみることで、新しい考えが浮かぶかも知れません。自分1人でも楽しめるものや、友達や家族との時間を大切にして、自分らしく過ごしましょう!



恋人と距離を置いている間の過ごし方5. 恋愛以外で頑張ることを見つける


今まで彼にべったりだった人は、恋愛以外のことをしてみるのもおすすめです。

大好きな相手でも、ずっと一緒にいると疲れてしまうもの。新たな趣味や頑張れることを見つけると、ほどよい距離を保ちながら付き合うことができますよ! 自分の好きなことや、興味のあることにチャレンジできるいい期間です。ぜひこの期間に挑戦してみてください♡

距離を置くことで絆を深めるかは自分次第


距離を置くことは、辛いこともあるけれど、2人の未来のための新しいステップかもしれません。別れることになるのか、絆を深めるのかはあなた次第。距離を置く時間を、ぜひ有効活用してくださいね♡

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(まどか/ism編集部)

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この記事を書いたライター

さおり
アラサーWEBライター。恋愛、美容、ファッションなど20代女性のお悩みを解決できるような記事発信をしていていきます♡

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