“まごわやさしい”食材って? バランスの良い食生活を送るコツ♡

最近いろいろなメディアで特集されている“まごわやさしい”食材。聞きなれない言葉だけど、そもそも“まごわやさしい”食材ってどんな食材なんだろう……!

料理研究家として活躍されている高橋典子さんにその真相を教えてもらいました♡

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目次

“まごわやさしい”とは……日本の食習慣の基本!


まごわやさしい”とは日本で昔から食べられている食材の頭文字で、それぞれ豆、ごま、わかめ、野菜、魚、しいたけ、芋を表しています。

ポイントは、この食材をまんべんなく食べること! 全ての食材を食べることでバランスのとれた食生活を送ることができるんです♡


“まごわやさしい”食材の特徴



大豆だけでなく、あずきやインゲン豆など種類が豊富な豆。豆類は炭水化物についでタンパク質が豊富に含まれているだけでなく、脂質は約2%しか含まれていないためダイエットには最適!

ごま


ごまには白ごまや黒ごまのほかに、アーモンドや落花生などのナッツ類も含まれています。食欲を鎮めてくれる効果のあるナッツ類は、海外モデルもカバンに忍ばせている必需品! カロリーが高いため食べ過ぎはよくありませんが、ちょっとお腹を空いたときに食べてみるといいかも♪

わかめ


わかめは食物繊維が豊富で、ミネラルバランスのとれている海藻類のことを指します。海藻には他にもビタミン類やカルシウム、鉄、たんぱく質が豊富に含まれているだけでなく、低カロリーなので女子には嬉しいことだらけ!

野菜


1日350g食べることが提唱されている野菜。中でも旬の野菜は栄養価が高いため、今の時期はカブ、大根、小松菜やほうれん草がおすすめ! ほうれん草はカロテンやビタミンの量が他の時期の栄養価と全然違うため、今の時期に食べるようにしましょう♡

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自分で買うには少しハードルの高い魚。でも、生魚じゃなくてもいいのを知っていますか? 今はサバやイワシなどの素材をそのまま缶詰にしたものが販売されているため、つけ汁も一緒に大根おろしで食べたり、スープや煮物にそのまま入れると、栄養をまるごと摂取することができちゃいます!

しいたけ


しいたけを含むきのこ類には、ビタミンB類や食物繊維が豊富に含まれているんだとか。さらに低カロリーで種類が豊富なため、飽きずに食べられるのがポイント! 血圧を低下させるカリウムも含まれているため、健康維持にもなります。


じゃがいもやさつまいも、里芋など種類が豊富な芋類。それぞれの芋によって成分は異なるため、いろいろな種類を食べるようにしましょう!

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バランスの良い食生活を送るメリット


食物に含まれている栄養や性質はそれぞれ異なるため、特定の食材しか食べていないと栄養が偏り、体に支障をきたす恐れがあります。栄養成分をまんべんなく摂ることが、健康的なダイエットに繋がるんです!

意識していないと好きな食材に偏っていきがちな食生活。“まごわやさしい”、このキーワードを覚えているだけで、今までとは違った食生活が送れるはずです♡

教えてくれたのはこの人!


高橋典子さん


料理研究家/おから料理研究家。料理教室「NONNON cooking salon」主宰。大学卒業後、金融機関に入社後ロンドンとニューヨークに3年間在住し、新しい食材や食文化の違いを感じたことが「食」の仕事へ進むきっかけとなる。現在は「おいしくて素敵な、そしてカラダに良い料理をなるべく手軽に作ること」をコンセプトに料理教室を開いている。

(ライター:辻野祐馬/イラスト:locomoco)

この記事を書いたライター

ローリエプレス編集部
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