不器用な人の性格や特徴とは?意外な長所&器用に生きるコツも必見♡

あなたは「自分は不器用で損をしている」と感じたことはありませんか。

確かに、不器用な人よりも器用な人の方が、何事もスムーズに問題を解決できるでしょう。そもそも不器用な人とはどのような性格をしていて、どのような特徴を持っているのでしょうか。

不器用な人の特徴や長所を探りながら、器用に生きるコツや不器用な人だからこそピッタリな仕事を紹介していきましょう。


目次

私って不器用……と思ったことありませんか?


そもそも、「不器用」とはどのような意味を持つ言葉なのか、明確に答えることができますか?あまり良いイメージを持っていない人も多いでしょう。ここで、不器用の意味を再確認して、そのうえで不器用な人に向いている生き方など、一緒に考えていきましょう。


そもそも「不器用」ってどんな意味?


不器用とは、物事をうまくこなすことができないさまを言います。手先が不器用で物の扱いがうまくこなせないこともそうですが、性格的にその場の状況に応じて臨機応変に立ち回ることができない場合も、「不器用な人」と表現することが多いですね。

手先の不器用さは訓練することで解決したりするのですが、性格の不器用さにおいては、残念ながら一筋縄でいかないことが多いようです。ときとして「性格が悪い人」「気の利かない人」などと、人から誤解されてしまうことも珍しくありませんので、損することが多いタイプだと言っても過言ではないでしょう。

不器用で悩む男女はとても多い


不器用な人は何事にも解決までに時間がかかってしまい、最後には疲れ切ってしまいます。「スムーズに物事を進められない自分」にもイライラして、自己嫌悪に陥ってしまうこともあるでしょう。



「不器用で良かった!」なんて話はなかなか聞きません。不器用な人は、男性も女性も同じように解決策を探して悩んでいることが多いようですね。

今、まさに不器用な性格で悩んでいる人は、あとから紹介する「不器用さを改善して器用に生きるコツは?」をぜひチェックしてください。

不器用な人の特徴・性格はコレ!


不器用な人には、共通してみられる特徴や性格があります。自分に当てはまるものはないか、確認しながら見ていきましょう。



優柔不断



不器用な人は、その性格ゆえに失敗も多く、「今度こそ失敗したくない!」と強く思い込みすぎて、逆に物事をスムーズに決めることができなくなってしまいます。自分に自信がないため、意思を確立させることも迷ってしまいうまく先に進めません。

たくさんのことを一度に解決しようとして、結局、どちらにすれば良いのか、自分はどうしたいのか、どんどん分からなくなってしまうのです。

1つの物事に集中しすぎる


社会人ともなると、複数のことを同時進行させる「マルチタスク」能力があるかどうかが求められますよね。この能力があるとないとでは、周りの人からの評価が大きく変わります。



不器用な人はつい一つのことに集中しすぎてしまいますが、これは別の角度から見たら、「一つのことを続ける能力に長(た)けている」とも言えます。その能力を活かせるようにしたいですね。

仕事を進めるスピードが遅い


不器用な人は「適当にする」ということができません。もちろん、きっちり仕事をするのが理想ですが、器用な人って実は良い意味でサボれるところはサボっていたりするものなのです。

ルールを守るのは得意ですが、臨機応変に対応するのは難しいと感じるのでしょう。すべてをルールどおりに進めなければ気が済まないため、どうしても人より時間がかかってしまうのです。

自責の念にかられやすい


人は誰でも失敗しますし、誰でも落ち込むことがあるものです。器用な人は気持ちの切り替えも早く「気にしない!」「どうにかなるさ」と思えるものですが、不器用な人はまじめすぎるがゆえ「なぜこんなことになったのだろう……」「なぜこうしなかったんだろう……」と、自分を追い込んでしまう傾向があると言えます。

自己表現が苦手


例えば、面接やお見合いでは第一印象が肝心です。面接でなくても、人と会う時には第一印象ってとっても大事ですよね!いかに自分の長所をアピールできるかが勝負なのは、仕事も恋愛も一緒なのです。


不器用な性格だと、自分が思っていることをどう表現すれば良いのか悩んでいる間に時間がたってしまって、自分を分かってもらえない状態のままになることも珍しくありません。

本当は仲良くしたいと思っている人に素っ気ない態度を取ってしまうことも珍しくないため、誤解されてしまうのはやっぱりもったいないですね。

断れない


器用な人は、自分の意思に信念を持って動いていることが多いため、自分が許容できる範囲では相手に付き合うけど、それ以外は拒絶するということができるものです。

一方、不器用な人は、相手の期待を裏切ることができなかったり、自分の意思を伝えるのが苦手だったりするため、嫌な仕事もつい引き受けてしまったり、行きたくない飲み会に行って周りに合わせて笑っていたりすることも珍しくありません。

何でも引き受けてしまうがゆえに都合の良いように利用されたり、騙されたりしたことはありませんか?そんなあなたは注意が必要ですよ。

不器用な人の恋愛的特徴は?


今度は、不器用な人の恋愛面に注目してみましょう。不器用な人の恋愛での特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。普通に恋をしてもある程度の悩みは発生しますが、恋をしてもうまくいかないと感じている不器用な人は、ぜひ参考してください。



言葉での愛情表現が苦手


不器用な人は、自分の意思を伝えることが苦手だと説明しました。それは恋愛面においてもやはりそうなのです。「好き」「カッコいいね」など、自分の本心をそのまま伝えることに抵抗を感じるため、相手からすると「興味を持たれてないのかな……」と不安に思われてしまうことも少なくありません。

相手の変化に鈍感


自分のことで精いっぱいになってしまうところがある不器用な人は、周囲の微妙な変化には気づきにくいのも特徴ですね。周囲を注意深く観察する余裕がないのです。

「髪切ったの?」「体調悪そうだけど大丈夫?」このような声をかけてあげられることがあまりないのです。普段から周囲を気にしていないのですから、当然と言えば当然のことなのかもしれません。

でもそれでは、好意を持っていることに気づいてもらえませんし、「彼女は自分のことには興味がないみたい」って思われて、先に進むことができません。ときにはまっすぐに気持ちを伝えられるといいのですが……。

受け身で自己主張ができない


デートの行き先を聞かれて「どこでも良いよ」。ランチは何がいい?と言われても「何でも良いよ」。そんな返事をしてしまうのが不器用な人の特徴です。



「相手の希望に合わせてあげたいな」という気持ちでの言葉だとしても、相手からしたら「どうでも良いと思われてんだな」と解釈されてしまいかねません!相手は合わせてほしいのではなく、会話をしたいのではないでしょうか。

心当たりがある人は「何でもいい」ではなくせめて「あなたは何が好き?」と聞いてあげたら不要な誤解は減らすことができます。

話やデート内容がマンネリ化


器用な人は、趣味が多くて興味も多方面に及んでいます。だから話題に困ることがありません。しかし、一つのことに集中してしまいがちな不器用な人は、話題が少なくて情報も少ないか、またはディープすぎるため、デートがマンネリ化したり、相手がついてこれないかもしれないという懸念もあるのでしょう。

マンネリ化すると、相手に飽きられてしまうことが考えられます。自分からうまく話題を提供できないときは相手の話を楽しそうに聞いてあげるだけでも、相手との距離は近づくのではないでしょうか。信頼関係を築くには時間がかかりますから、あせらないでくださいね。

実はとっても魅力的!?不器用な人の長所


ここまで不器用な人のマイナス面を話してきましたが、では本当に、損ばかりしているのでしょうか。不器用な人ならではの魅力だってちゃんとありますので、そのあたりをチェックしていきましょう。



色々な視野から物事を考えられる


物事を深く考えてしまう傾向にある不器用な人ですが、この特徴は逆に長所として活きる場合もあります。一つのものごとに集中し、時間をかけてしっかり分析する能力があるのは素晴らしいことです。

たくさんのことを同時に進行するのは苦手だけど、持ち前の視野の広さでいろんな角度から分析をするのは得意なはずです。この長所を活かすかどうかで、今後の人生が大きく変わると言っても大げさではないでしょう。

素直で純粋


詐欺師を思い浮かべてみてください。
嘘をつく人は器用な人ばかりです。逆に不器用な人は、嘘をついてもすぐバレてしまうため、嘘をつくことはあまりありません。また、自分の意見や意思を押し通さないため、素直で純粋だと思ってもらえるでしょう。



相手が安心して付き合える存在ですが、純粋すぎる部分が利用されることもあるかもしれません。そのあたりは十分に注意してください。

恋人を一途に愛し続ける


若いうちは、会話が楽しく遊び上手な器用な人の方が魅力的に感じたりするものですが、器用な人は大勢と付き合うのが得意で交友関係も広いため、一途に愛し続けてくれるかどうかという点で不安に思う人も少なくないのではないでしょうか。

その点、不器用な人は、異性の友達との付き合いもそう多くはないでしょうし、何といっても浮気をする心配が少ないため、「安心して落ち着いた恋愛ができる人」と言い換えることができます。

何事も一生懸命になる


たくさんのことに興味を持ち、たくさんの経験がある器用な人は、確かに魅力があるでしょう。しかし、常に移り気で一つのことを極めることが苦手な人も多いです。その点、不器用な人は、たくさんのことに興味を持つよりも、本当に自分がやりたいことのみを選び、一生懸命努力することができます。「続けることも才能のうち」というのはとても立派なことです。

不器用さを改善して器用に生きるコツは?


このように、不器用でもたくさんの長所があることは分かりましたが、やはり「もっと器用に生きたい……」という憧れがあるのは当然です。次は、今よりも少し器用に生きるコツを紹介していきましょう。



事前準備を怠らない


突発的な出来事に臨機応変に対応することができない場合は、何事にも徹底して事前準備をすることをおすすめします。もともと努力家が多いですから、事前にばっちり準備さえできていれば、いざというときにあわててしまうこともありません。

多方面から物事を見る力はあるのですから、持ち前の想像力を使って、この場合はこうしようなど、事前にある程度のシミュレーションをしておくことで、自分に自信を持って対応することができるのです。

自分自身を客観視する


自分自身のことが分かっていないようでは、そもそも自己表現がうまくいくはずがありません。不器用な人は、分析力があるにもかかわらず、意外と自分自身のことは分析していないことが多いのです。

「自分はどうしたい?」「自分はどうするべき?」など、自分自身を内面から客観視してみましょう。自分のやりたい方向性をはっきりさせておくと、周囲に振り回されたり、利用されたりすることはなくなるはずです。

周囲に相談する


あなたは問題が起こった時、自分一人で解決しようとしますか?それとも周囲に相談しますか?



不器用な人は、自分の気持ちを伝えることが不得意なので、周囲に相談できすに一人で抱え込むことも多いです。

自分一人だけの力ですべての問題を解決していくには限界がありますので、周囲の人を頼るようにしてください。抱え込んでいる悩みを少しずつでも減らしていくことで、他のことに集中できるようになり、失敗も少なくなってくるでしょう。

最低限のコミュニケーションを取るようにする


不器用な人は、コミュニケーションが苦手なので、人を避けようとしてしまうことがあります。しかし、人は一人で生きているわけではありません。コミュニケーションから逃げていても根本的な解決にはならないのです。

ここで気をつけてほしいのが、誰かれ構わず接触しようとすることです。無理して交友関係を広げる必要はありません。周囲にいる信頼できる人、また関わりのある人のみで良いので、大切だと思っている人とはしっかりと意思疎通できるように努力していきましょう。

信頼関係を結べるようになれば、それが自信になり、不器用さもなくなってくるはずです。

不器用な人にピッタリなお仕事はコレ!


不器用な人は、得意不得意がハッキリしているため、仕事を選び間違えると大変なことになりかねません。不器用な人こそ向いている仕事に就いて、快適に生活が送れるようにしていきましょう。



芸術家


自分の感情や気持ちなどを作品で表現する芸術家はおすすめです。自己表現が苦手な不器用な人でも、この方法なら自由に表現できるからです。また、一つのことに集中し続ける特徴も十分活かすことができます。

「芸術家」というとハードルが高いと感じてしまいますが、女性ならネイリストやアクセサリーデザイナー、男性ならアプリやゲームクリエイターなど、幅広い仕事がありますので、検討してみてはいかがでしょうか。

在宅ワーク


不器用な人は、人に誤解されてしまうことが多く、人とコミュニケーションを取るのも苦手という人が多いです。リモートワークになって、「こちらの方が向いてるな……」と感じた人は多かったのではないでしょうか。人との直接的なやり取りを減らすことができる在宅ワークも、ストレスをあまり感じずにできそうです。



黙々と文章を書き続けるwebライターやデータ入力のほか、梱包作業やシール貼りなどの単純作業も集中して出来る作業で向いていそうです。あと意外なのが、コールセンター業務。自宅で顧客の電話対応をしますが、マニュアル通りにし続けるため、人とのコミュニケーションはあるものの、苦痛に感じる人は少ないようです。

研究関係


細かいことにこだわる、一つのことを極める、長時間集中し続けることが得意な不器用な人こそ、選んで欲しいのが研究関係の仕事です。

決められた仕事を延々と、そして黙々と続けるのです。普通の人には苦痛に感じることも、誰にも邪魔されずに集中できることが楽しいとすら思える研究関係の仕事は、不器用な人には天職かもしれませんよ。

配送や工場作業員


配送の仕事は自分で車を運転し、与えられた荷物を届けるという作業を黙々とこなしていきます。車の中は自分一人で、誰に気を使うこともありません。決められたものを配送していくのですから、不器用な人には実は向いているんです。

また、同じ作業を長時間続ける工場作業員も向いています。もともと集中力がありますし、まじめにきっちりと仕事をこなすことができるため、周りから信頼されて高評価が得られるのではないでしょうか。

作業中は私語が禁止の職場も多いので、口下手な不器用さんには逆にメリットになったりもするのです。

不器用は努力次第で変わる!長所を生かして生活しよう




不器用な人がより楽しく人生を歩むには、自分の長所を活かせるかどうかにかかっています。不器用だからと言って卑下せず、長所を活かしてコツコツでも前に進んでいきましょう。

また、少しの工夫で不器用な性格をカバーできることも分かってもらえたでしょうか。これまで損ばかりしてきたと思っている人は、ここで紹介した「不器用さを改善して器用に生きるコツは?」を参考に、今より少しだけ器用に生きられるよう、自分にできることから始めてみてください。

自分の長所に気づいて自信が持てるようになった頃、あなたはもうただの「不器用な人」から卒業しているかもしれません!

(まい)

この記事を書いたライター

まい
1993年7月生まれ、22歳より大手出版社に入社し美容系の雑誌にて編集業務に従事、現在はフリーランスとしてライターを中心に多方面で活動をしています。 得意分野はファッション・美容・恋愛記事で、複数メディアにてその分野に関する記事を執筆中!その他にも夢占いや言葉の使い方など色々なジャンルにも興味あり♡ 今よりさらにステップアップしたい子に有益な情報をお届けします!

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