腕の長さの平均はどれくらい?正しい測り方&腕を長くする方法も解説
腕の長さを気にしたことはありますか?腕が長いといえば、モデルのような体型を思い浮かべる人もいるでしょう。実際に、身長に対して腕が長い人はスラッとしていてスタイルが良く見えることが多いです。
そう言われると、自分の腕が平均より長いのかそれとも短いのか、なんだか気になってきますよね。この記事では、男女別の腕の長さの平均や正しい測り方、さらに実際に腕を長くする方法もご紹介します!
実は、腕は日々の努力で長くすることが可能です。「腕の長さが気になるな……」という人は、ぜひチェックしてみてください!
はじめに、日本人の腕の長さの平均について見ていきましょう。
日本人の腕の長さの平均を知ることによって、自分の腕が長いのか短いのかを判断する基準になります。ただ、身長や体重などと同じく、当然腕の長さにも個人差があります。平均よりも短かったからと言って、落ち込む必要はありません。
女性の腕の長さの平均は、およそ67cmと言われています。日本国内で生産されている衣服に関しては、基本的にこの67cmという腕の長さに合わせて制作されているものが多いです。
そのため、日本国内で生産された衣服を買った際に袖の長さがぴったり合うことが多いという人は、おそらくこの平均に近い腕の長さなのでしょう。
男性の腕の長さの平均は、およそ74cmと言われています。男性は女性に比べて身長が高いため、その分腕も長くなると考えて良いでしょう。男性の衣服も女性のものと同様、国内で生産されたものに関しては、袖の長さがこの平均に合わせて作られていることが多いです。
家に国内で生産された衣服があるという人は、実際に着用して袖の長さを確認してみることで、自分の腕の長さが平均と比較してどのくらいなのかを簡単にチェックできます。
日本人の腕の長さの平均は、女性がおよそ67cm、男性がおよそ74cmということですが、この数値は世界的に見ると短い部類に入ると考えられます。日本人は身長に関しても世界的に見ると低いので、当然と言えば当然の話なのです。同様に、「日本人は足が短い」というのもよく聞く話ですね。
冒頭でもお伝えしたとおり、腕が長い人はスラッとしていてスタイルがよく見えることが多いです。しかし、腕が長いからと言ってメリットばかりとは限りません。腕が長いことのメリット・デメリットについては、後々ご紹介します。
「腕や足が長い人はうらやましい」と思う人は多いでしょう。実際、腕や足が長ければスタイルも良く、さまざまなファッションを素敵に着こなせます。
しかし、実は足や腕が異常に長くなってしまう「マルファン症候群」という病気もあるのです。これは、およそ5,000人に一人の確率で発症するとされている先天性の病気です。そのうち75%が親からの遺伝と言われていますが、ほかの25%は遺伝とは関係無しに突然変異で起こると考えられています。
さて、日本人の身長が世界的に見て低いことから、腕の長さも短くなるのは当然だということはすでにご紹介しました。つまり、腕の長さと身長にはある程度関わりがあるということになります。
一般的によく言われるのが、「両腕を横に広げた時の長さ=身長」という説です。この説に対する科学的根拠はありませんが、日本人女性の平均身長が158.5cmと言われていますから、そこから肩幅を引いて腕の長さを計算すると先程挙げた67cmという平均に近くなる人が多いのではないでしょうか。
「両腕を横に広げた時の長さ=身長」という説があながち間違いではないとなると、身長が高い人ほど腕が長くなるというのも納得ですね。
腕の長さと身長に相関関係があるとは言え、両腕を横に広げた時の長さと身長がぴったり一致するという人はなかなかいないと思います。10cm程度は誤差と捉えて良いでしょう。
つまり、両腕を横に広げた時の長さに対して身長が10cm以上低い場合には腕が長く、逆に身長が10cm以上高い場合には腕が短いと言えます。
腕の長さと身長がある程度関係していることはわかりましたが、実は腕の長さと足の大きさとも比例関係にあると言われています。「肘から手首までの長さは足の大きさと同じ」という説を聞いたことはありませんか?多少の誤差はあるものの、実際に肘から手首までの長さと足の大きさが同じくらいである人の割合が多いようです。
また、腕が長い人は足も同様に長いとも言われています。個人差があるので一概には言えませんが、世界で活躍するモデルの手足がスラッと長いのを見ると、やはり腕の長さと足の長さにもそれなりに関係があると言えそうです。
健康診断で毎回測られる身長や体重と違い、腕の長さは意識しないとなかなか測る機会がありませんよね。「実際に腕の長さを測ってみたいけど、どうやって測るのかわからない」という人も少なくないでしょう。正しい方法で、腕の長さを測ってみましょう。
まず、「腕の長さってどこからどこまでなの?」という話ですが、肩の出っ張っている部分から手首までが腕の長さです。間違えて指先まで測ってしまわないように注意しましょう。
自分一人で測る際には、以下の手順で行います。
1.肩幅と同じくらいに足を開いて立ち、肩の力を抜いて腕を下ろす
2.肩の出っ張っているところにメジャーの0の目盛りをあて、そのままメジャーを下に落とす
3.メジャーを押さえた状態で、手首部分の目盛りを読む
上記の方法が最もシンプルな腕の長さの測り方ですが、一人で測る際には目盛りがずれて誤差が出てしまいやすい方法でもあります。一度に腕の長さを測るのが難しい場合には、2回に分けて測ってみましょう。
1.肩幅と同じくらいに足を開いて立ち、肩の力を抜いて腕を下ろす
2.肩の出っ張っているところにメジャーの0の目盛りをあて、肘までの長さを測る
3.肘にメジャーの0の目盛りをあて、手首までの長さを測る
4.2と3で出た数字を足す
一人ではどうしても測定が難しいという場合には、他の人に手伝ってもらって測るという方法もあります。この方法が一番誤差をなくせる測り方です。
上記ふたつの測り方の時と同様に、足を肩幅に開き自然に腕を下ろした状態で、メジャー等で腕の長さを測ってもらいましょう。メジャーは柔らかめのものより硬めのものの方が測りやすいのでおすすめです。
誰かに手伝ってもらって腕の長さを測る場合には、椅子に座った状態で測ることも可能です。
1.椅子に座った状態で、背中を壁にしっかりとつける
2.腕をまっすぐ前方に伸ばし、肩から手首までの長さを測ってもらう
椅子はできれば背もたれのないものを使うか、あるいは背もたれを壁と垂直になるようにして使い、背中がきちんと壁に付くようにしましょう。
さて、腕の長さが平均よりもあるからと言ってメリットばかりではないということは、すでに少し触れておきました。では、具体的には腕が長いとどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
まずは、腕が長いことによるメリットを確認していきましょう。
特に女性が嬉しいメリットは、「スタイルが良く見える」ということでしょう。腕が長いと縦の長さが強調されるため、スラッと見えるのです。身長が高い人だとなおさらその効果が期待できるため、モデルのような体型に見えることもしばしばあるでしょう。足下をヒールにすることで、よりスタイルアップすることも可能です。
女性の場合、腕が長いというだけでより一層女性らしさや色っぽさを高められます。腕が短いとどうしても子供っぽく見えてしまいがちな面があり、男性から見ても「かわいい」というイメージを抱きやすくなります。反対に腕の長い女性の場合、男性から「セクシーだ」「大人っぽい」と思われることが多いでしょう。
また、スタイルが良く大人っぽい女性はスタイリッシュなファッションを着こなせるため、男女どちらからみても「かっこいい女性」を演出できます。
腕が長いと、スポーツをする時にも有利になります。特に、野球やテニス、バドミントンなどといったバットやラケットを使った競技では、腕が長い分遠心力が加わり、よりパワフルなプレイができます。また、バスケットボールやバレーボールなどの球技に関しても、腕が長い分ボールに届きやすくなるというメリットがあります。腕が長いというのは、それだけでさまざまなスポーツにおいて武器になるのです。
腕が長いと、スポーツだけでなく楽器を奏でるときにも有利になります。トロンボーンやハープなどの楽器を思い浮かべてみてください。トロンボーンは音程を変える際に、ハープは一番外側の弦をはじく際にかなり腕を伸ばす必要があります。身長が低く腕が短い人だと、演奏が困難になることが多いのです。
特にトロンボーンは男性の奏者が多いと言われていますが、男性の方が女性よりも腕が長い人が多いことが理由のひとつです。
身長が高い人=高いところに手が届くと思っている人も多いかもしれませんが、実際には腕の長さも関係してきます。身長160cmの人が届かない場所でも、158cmの腕の長い人なら届く、なんてこともあり得ます。
身長が高くてさらに腕も長い人は、「もう少しなのに届かない……」なんていうもどかしい思いはしないで済むでしょう。
腕が長いとさまざまなメリットがあることがわかりましたね。スタイルがよく見えるというのは想像がついても、スポーツや楽器の演奏にまでメリットがおよぶというのは意外に感じた人も多いかもしれません。
では、腕が長いことのデメリットとしてはどのような点が挙げられるのでしょうか。「スタイルが良く見えるだけでうらやましい!」という人もいるかもしれませんが、腕が長い人は長い人なりに悩みを抱えている可能性もあるのです。
日本国内で生産されている衣服の多くが、日本人の腕の長さの平均に合わせて袖の長さを決めているということはすでにご紹介しました。ここから考えられるデメリットとして、腕が長いと衣服の袖が短くなってしまうという点が挙げられます。
当然衣服のサイズによって袖の長さは変わりますが、平均よりも腕が長いという人は、丈やサイズ感はぴったりなのに袖だけ短いということがしばしばあるでしょう。長袖の商品を買っても、八分丈や七分丈に見えてしまうことも。
特に、痩せ型の人だとサイズ選びに困ってしまうことが多いようです。腕が長い人は、海外ブランドの衣服をメインに購入しているという人も多いのではないでしょうか。
このデメリットについては思い浮かばなかったという人も多いのではないでしょうか。腕が長い人はその分筋肉をつけなければならない範囲が広く、腕が短い人と比べると、たとえ同じ量の運動をしていても筋肉のつきが遅いと感じることがあるでしょう。
腕が長いこと自体はさまざまなスポーツにおいてメリットになりますが、特にパワー系のスポーツでは反対にデメリットになってしまうこともあります。ただ、筋肉がつきにくいというだけで、決して他の人よりも筋肉がつかないというわけではありません。
そう言われると、自分の腕が平均より長いのかそれとも短いのか、なんだか気になってきますよね。この記事では、男女別の腕の長さの平均や正しい測り方、さらに実際に腕を長くする方法もご紹介します!
実は、腕は日々の努力で長くすることが可能です。「腕の長さが気になるな……」という人は、ぜひチェックしてみてください!
目次
腕の長さの平均はどれくらい?長い方が良いの?
はじめに、日本人の腕の長さの平均について見ていきましょう。
日本人の腕の長さの平均を知ることによって、自分の腕が長いのか短いのかを判断する基準になります。ただ、身長や体重などと同じく、当然腕の長さにも個人差があります。平均よりも短かったからと言って、落ち込む必要はありません。
女性の腕の長さの平均
女性の腕の長さの平均は、およそ67cmと言われています。日本国内で生産されている衣服に関しては、基本的にこの67cmという腕の長さに合わせて制作されているものが多いです。
そのため、日本国内で生産された衣服を買った際に袖の長さがぴったり合うことが多いという人は、おそらくこの平均に近い腕の長さなのでしょう。
男性の腕の長さの平均
男性の腕の長さの平均は、およそ74cmと言われています。男性は女性に比べて身長が高いため、その分腕も長くなると考えて良いでしょう。男性の衣服も女性のものと同様、国内で生産されたものに関しては、袖の長さがこの平均に合わせて作られていることが多いです。
家に国内で生産された衣服があるという人は、実際に着用して袖の長さを確認してみることで、自分の腕の長さが平均と比較してどのくらいなのかを簡単にチェックできます。
日本人の腕は短い?
日本人の腕の長さの平均は、女性がおよそ67cm、男性がおよそ74cmということですが、この数値は世界的に見ると短い部類に入ると考えられます。日本人は身長に関しても世界的に見ると低いので、当然と言えば当然の話なのです。同様に、「日本人は足が短い」というのもよく聞く話ですね。
腕が長いからと言ってメリットばかりとは限らない
冒頭でもお伝えしたとおり、腕が長い人はスラッとしていてスタイルがよく見えることが多いです。しかし、腕が長いからと言ってメリットばかりとは限りません。腕が長いことのメリット・デメリットについては、後々ご紹介します。
腕が長いのは病気の可能性もある?
「腕や足が長い人はうらやましい」と思う人は多いでしょう。実際、腕や足が長ければスタイルも良く、さまざまなファッションを素敵に着こなせます。
しかし、実は足や腕が異常に長くなってしまう「マルファン症候群」という病気もあるのです。これは、およそ5,000人に一人の確率で発症するとされている先天性の病気です。そのうち75%が親からの遺伝と言われていますが、ほかの25%は遺伝とは関係無しに突然変異で起こると考えられています。
腕の長さは身長と関係しているって本当?
さて、日本人の身長が世界的に見て低いことから、腕の長さも短くなるのは当然だということはすでにご紹介しました。つまり、腕の長さと身長にはある程度関わりがあるということになります。
両腕を横に広げた時の長さ=身長になると言われている
一般的によく言われるのが、「両腕を横に広げた時の長さ=身長」という説です。この説に対する科学的根拠はありませんが、日本人女性の平均身長が158.5cmと言われていますから、そこから肩幅を引いて腕の長さを計算すると先程挙げた67cmという平均に近くなる人が多いのではないでしょうか。
「両腕を横に広げた時の長さ=身長」という説があながち間違いではないとなると、身長が高い人ほど腕が長くなるというのも納得ですね。
10cmは誤差の範囲
腕の長さと身長に相関関係があるとは言え、両腕を横に広げた時の長さと身長がぴったり一致するという人はなかなかいないと思います。10cm程度は誤差と捉えて良いでしょう。
つまり、両腕を横に広げた時の長さに対して身長が10cm以上低い場合には腕が長く、逆に身長が10cm以上高い場合には腕が短いと言えます。
腕の長さは足の大きさとも関係している?
腕の長さと身長がある程度関係していることはわかりましたが、実は腕の長さと足の大きさとも比例関係にあると言われています。「肘から手首までの長さは足の大きさと同じ」という説を聞いたことはありませんか?多少の誤差はあるものの、実際に肘から手首までの長さと足の大きさが同じくらいである人の割合が多いようです。
また、腕が長い人は足も同様に長いとも言われています。個人差があるので一概には言えませんが、世界で活躍するモデルの手足がスラッと長いのを見ると、やはり腕の長さと足の長さにもそれなりに関係があると言えそうです。
腕の長さの測り方
健康診断で毎回測られる身長や体重と違い、腕の長さは意識しないとなかなか測る機会がありませんよね。「実際に腕の長さを測ってみたいけど、どうやって測るのかわからない」という人も少なくないでしょう。正しい方法で、腕の長さを測ってみましょう。
1.肩の出っ張っているところから手首までを測る
まず、「腕の長さってどこからどこまでなの?」という話ですが、肩の出っ張っている部分から手首までが腕の長さです。間違えて指先まで測ってしまわないように注意しましょう。
自分一人で測る際には、以下の手順で行います。
1.肩幅と同じくらいに足を開いて立ち、肩の力を抜いて腕を下ろす
2.肩の出っ張っているところにメジャーの0の目盛りをあて、そのままメジャーを下に落とす
3.メジャーを押さえた状態で、手首部分の目盛りを読む
2.測りにくい場合は2回に分ける
上記の方法が最もシンプルな腕の長さの測り方ですが、一人で測る際には目盛りがずれて誤差が出てしまいやすい方法でもあります。一度に腕の長さを測るのが難しい場合には、2回に分けて測ってみましょう。
1.肩幅と同じくらいに足を開いて立ち、肩の力を抜いて腕を下ろす
2.肩の出っ張っているところにメジャーの0の目盛りをあて、肘までの長さを測る
3.肘にメジャーの0の目盛りをあて、手首までの長さを測る
4.2と3で出た数字を足す
3.他の人に測ってもらう
一人ではどうしても測定が難しいという場合には、他の人に手伝ってもらって測るという方法もあります。この方法が一番誤差をなくせる測り方です。
上記ふたつの測り方の時と同様に、足を肩幅に開き自然に腕を下ろした状態で、メジャー等で腕の長さを測ってもらいましょう。メジャーは柔らかめのものより硬めのものの方が測りやすいのでおすすめです。
4.椅子に座った状態で測る
誰かに手伝ってもらって腕の長さを測る場合には、椅子に座った状態で測ることも可能です。
1.椅子に座った状態で、背中を壁にしっかりとつける
2.腕をまっすぐ前方に伸ばし、肩から手首までの長さを測ってもらう
椅子はできれば背もたれのないものを使うか、あるいは背もたれを壁と垂直になるようにして使い、背中がきちんと壁に付くようにしましょう。
腕が長いメリット・デメリット
さて、腕の長さが平均よりもあるからと言ってメリットばかりではないということは、すでに少し触れておきました。では、具体的には腕が長いとどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
腕が長いメリット
まずは、腕が長いことによるメリットを確認していきましょう。
1.スタイルがよく見える
特に女性が嬉しいメリットは、「スタイルが良く見える」ということでしょう。腕が長いと縦の長さが強調されるため、スラッと見えるのです。身長が高い人だとなおさらその効果が期待できるため、モデルのような体型に見えることもしばしばあるでしょう。足下をヒールにすることで、よりスタイルアップすることも可能です。
2.セクシー・色っぽくなる
女性の場合、腕が長いというだけでより一層女性らしさや色っぽさを高められます。腕が短いとどうしても子供っぽく見えてしまいがちな面があり、男性から見ても「かわいい」というイメージを抱きやすくなります。反対に腕の長い女性の場合、男性から「セクシーだ」「大人っぽい」と思われることが多いでしょう。
また、スタイルが良く大人っぽい女性はスタイリッシュなファッションを着こなせるため、男女どちらからみても「かっこいい女性」を演出できます。
3.スポーツで有利
腕が長いと、スポーツをする時にも有利になります。特に、野球やテニス、バドミントンなどといったバットやラケットを使った競技では、腕が長い分遠心力が加わり、よりパワフルなプレイができます。また、バスケットボールやバレーボールなどの球技に関しても、腕が長い分ボールに届きやすくなるというメリットがあります。腕が長いというのは、それだけでさまざまなスポーツにおいて武器になるのです。
4.楽器でも有利
腕が長いと、スポーツだけでなく楽器を奏でるときにも有利になります。トロンボーンやハープなどの楽器を思い浮かべてみてください。トロンボーンは音程を変える際に、ハープは一番外側の弦をはじく際にかなり腕を伸ばす必要があります。身長が低く腕が短い人だと、演奏が困難になることが多いのです。
特にトロンボーンは男性の奏者が多いと言われていますが、男性の方が女性よりも腕が長い人が多いことが理由のひとつです。
5.高いところに手が届く
身長が高い人=高いところに手が届くと思っている人も多いかもしれませんが、実際には腕の長さも関係してきます。身長160cmの人が届かない場所でも、158cmの腕の長い人なら届く、なんてこともあり得ます。
身長が高くてさらに腕も長い人は、「もう少しなのに届かない……」なんていうもどかしい思いはしないで済むでしょう。
腕が長いデメリット
腕が長いとさまざまなメリットがあることがわかりましたね。スタイルがよく見えるというのは想像がついても、スポーツや楽器の演奏にまでメリットがおよぶというのは意外に感じた人も多いかもしれません。
では、腕が長いことのデメリットとしてはどのような点が挙げられるのでしょうか。「スタイルが良く見えるだけでうらやましい!」という人もいるかもしれませんが、腕が長い人は長い人なりに悩みを抱えている可能性もあるのです。
1.衣服の袖が短い
日本国内で生産されている衣服の多くが、日本人の腕の長さの平均に合わせて袖の長さを決めているということはすでにご紹介しました。ここから考えられるデメリットとして、腕が長いと衣服の袖が短くなってしまうという点が挙げられます。
当然衣服のサイズによって袖の長さは変わりますが、平均よりも腕が長いという人は、丈やサイズ感はぴったりなのに袖だけ短いということがしばしばあるでしょう。長袖の商品を買っても、八分丈や七分丈に見えてしまうことも。
特に、痩せ型の人だとサイズ選びに困ってしまうことが多いようです。腕が長い人は、海外ブランドの衣服をメインに購入しているという人も多いのではないでしょうか。
2.筋肉がつきづらい
このデメリットについては思い浮かばなかったという人も多いのではないでしょうか。腕が長い人はその分筋肉をつけなければならない範囲が広く、腕が短い人と比べると、たとえ同じ量の運動をしていても筋肉のつきが遅いと感じることがあるでしょう。
腕が長いこと自体はさまざまなスポーツにおいてメリットになりますが、特にパワー系のスポーツでは反対にデメリットになってしまうこともあります。ただ、筋肉がつきにくいというだけで、決して他の人よりも筋肉がつかないというわけではありません。
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