長風呂が危険と言われる理由は?長風呂派の人のための入浴法も必見!

日本人はお風呂が大好きと答える人が多く、温泉でのんびりするのはもちろんですが、最近ではドラッグストアやバラエティーショップなどで美容効果の高い入浴剤やバスグッズもたくさん出ています。手に取ると、思わず長風呂したくなるようなものがたくさん売られており、大人はもちろん小さな子供も時間を忘れてお風呂を楽しむ人が多いです。
女性の場合、男性よりも長めに居風呂に入る人が多く、美意識の高いモデルさんでもSNSで「長風呂をしています!」と発信している人も多いので、ついついマネしたくなりますね。インターネットのサイトでも長風呂は健康やダイエットに良いという記事も見られるようになりました。
しかし、長風呂も時に危険を伴うこともあり、特に高齢者の方や高血圧などの循環器系の疾患がある方は注意が必要です。安全に長風呂へ入るにはどうすればいいのか、これからご紹介していきたいと思います。



目次

長風呂は健康に良い?悪い?





寒い時期になると、外の温度が低いため体が冷えてしまい、それが原因で多くの人が血行不良になります。
血行不良になると女性に多い手足の冷えや片頭痛、肩こりや腰痛などの様々な不調の原因にもなります。長くゆっくりお風呂に入ることで、内臓の温度があがり、新陳代謝もアップし血行も良くなるので様々な不調を緩和することが出来るでしょう。
しかし、長風呂は知らない間に脱水症状になったり、脱衣所とお風呂場との寒暖差が激しいと心臓発作を引き起こす原因にもなります。

長風呂は危険!?その理由とは





長風呂が危険なんてありえない‥‥‥と思うかもしれませんが、実は気を付けないと気づかないうちにこんなトラブルを引き起こしているかもしれません。

 

肌が乾燥する





長風呂で肌が乾燥するなんてイメージが湧かないかもしれませんが、実は長風呂をすることで皮脂が流れ出てしまい乾燥しやすくなります。
私達の皮膚は非常に薄く、0.02mm。これは例えるなら食品用ラップと同じくらいの薄さです。この薄い皮膚にはセラミドという保湿成分が含まれており、皮膚を乾燥から守ってくれます。しかし、長風呂をすることでセラミドを含む保湿成分はお湯に溶けて流れてしまい、皮膚が乾燥しやすくなるのです。特に入浴アトピー性皮膚炎の方や乾燥性敏感肌の方は、元々肌の保湿成分が少ない状態になっているので、お風呂の入り過ぎには気を付けましょう。

 

寝つきが悪くなる






長風呂をすると体も温まり、リラックスした状態になるので寝つきが良くなるのではと思っている人が多いようです。
確かに、最初はお風呂に入るとストレスが緩和されて体はリラックスした状態になりますが、逆に長い時間入る事で交感神経が優位になります。
交感神経とは脳が興奮した状態の事をいい、ストレスを感じた時や緊張状態、活動している状態の時にこの交感神経が優位になります。この状態で眠ろうとしてもなかなか寝付けません。リラックスして眠りたい場合、長い時間お風呂に入るのはやめましょう。
また、入浴時間が短くても42度以上の熱いお風呂に入ると、この交感神経が優位になるので入浴時間に加えてお湯の温度にも気を付けてください。

体への負荷が大きく倒れる事も





お風呂やプールなど体が水の中にはいると、体には水圧という圧がかかります。この水圧が原因で心臓へ負荷がかかってしまい、血行も悪くなって倒れてしまう可能性もあります。特に冬にこういった事故が起こりやすく、お風呂で倒れてしまうということが多いです。心臓などの循環器が弱い人、いつも以上に体が疲れていると感じた場合は特に気を付けましょう。

脱水症状になる






人は1日に2.5リットルの水分を体の外に出します。
尿としても排出されますが、運動をしたりお風呂や寝ている時まで汗として体から水分が出ていっています。
運動をしている時は汗が流れているのが分かりますが、入浴中お湯の中に汗が流れている何て気づくことが出来るでしょうか。体もお湯で濡れているため、体が濡れている原因が汗かお湯か、気づかないという人の方が多いかもしれません。
知らぬ間に脱水症状になり、倒れてしまう人もいるのでお風呂に入る前には水分をとるようにし、脱水症状を予防しましょう。


長風呂がしたい時の正しい入浴法




「今日は疲れたからお風呂へゆっくり入って体を温めたい!でも長風呂は危ないの?」そんな人の為に、安全に楽しめる長風呂の正しい入り方をご紹介します。
しっかりチェックして、安全な長風呂を楽しんでくださいね。


 

温度はぬるめに





お湯の温度は38~40℃のぬるめのお湯が理想的です。普段熱いお風呂に入っている人には、この温度は物足りないと思うかもしれませんが、ぬるめのお湯の方が体への負担も少なく、副交感神経が優位になるので体も心もリラックスすることができます。

お風呂上がりはしっかり保湿を





ぬるめのお湯に入っていても、やはり皮脂はお湯に流れ出てしまうため、肌は自然と乾燥した状態になります。お風呂から上がったら3分以内に保湿クリームやローションを塗って保湿をするようにしましょう。

半身浴で20分入りましょう





半身浴とは、胸下あたりまで湯につかる方法です。肩まで入る方が冷えないし良いのではと思いますが、半身浴のメリットは心臓への負荷が少ないので血圧の急激な変化も起こりにくいという点があります。
半身浴でも十分体は温まりますし、リラックス効果も得ることができます。
 

正しい入浴法を実践すれば長風呂にもメリットが!





やっぱりお風呂は長風呂派!という人も、正しい入浴方法を実践すれば安全に、たくさんのメリットを得ることができます。

 

デトックス効果がある





ぬるめのお湯にゆっくりつかることで血液の流れが良くなって体も温まり、自然と体から汗が出ます。汗を出すことで体に溜まった老廃物が体の外に出すことができ、肌がツルツルになったり代謝がアップしたりします。バスソルトなどの発汗作用のある入浴剤を入れることで更に汗が出やすくなるので、お風呂で体も綺麗になりたいという人にはおすすめです。

 
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