朝風呂と夜風呂のメリット・デメリットは?朝風呂の安全な入浴法も♡

誰もが日課としているお風呂タイム。忙しい日々のなかでなんとなくお風呂に入る人や、ゆったりと湯船に浸かって楽しむ人など、それぞれ楽しみ方や入る時間帯は異なるものです。なかには温泉好きで、旅行先では1日中温泉に浸かる人もいますよね。

そんな朝風呂や夜風呂には、メリット&デメリットがあるのをご存じですか?今回は、それぞれの特徴とともに「朝風呂の安全な入浴法」についてご紹介します。



目次

朝風呂と夜風呂どっちが良いの?それぞれのメリットは?


寝癖を直すためや、まだ眠っている頭を活性化させるためなど、さまざまな理由から「朝風呂」をする人は多いですよね。逆に、冷えた体をお風呂で温めないと眠れない人や、1日の疲れを癒やすために「夜風呂」をする人がいたりと、人それぞれお風呂に対する思いは異なるものです。

そのときの気分で変える人や、朝も夜もどちらも入るお風呂好きな人もいますよね。そんなお風呂タイムですが、時間帯や入り方によっては体に悪影響を与えてしまうことも……。それぞれの時間帯の特徴や注意点をしっかり確認し、自分に合う入浴のタイミングをみつけましょう。



朝風呂のメリット


昔から習慣化されていることも多く、「お風呂=夜に入るもの」と思われがちですが、毎日朝風呂に入る人や、平日は夜に入るけれど休日の朝だけのんびりとお風呂に入るのが楽しみな人など、意外と「朝風呂派」の人は多いのではないでしょうか?

お風呂なんていつ入っても同じと思われがちですが、実は入るタイミングによってはさまざまな効果&効能があるのです。



目覚めがスッキリする


朝起きたばかりのときは、頭がぼんやりしていてまだ眠く、体が思うように動かないですよね。この頭がぼんやりしている状態は、主に夜に優位になるリラックス効果をもたらす「副交感神経」がまだ働いているためとされています。朝起きてからしばらくの間は副交感神経が活動しているため、頭や体がなかなか目覚めないのです。

この状態のときにお風呂に入ると、副交感神経の活動が徐々に減り、代わりに「交感神経」が活動し始めます。交感神経の活動が活発になってくると目覚めが良くなるため、スッキリした気持ちになるのです。



代謝が上がる


朝から湯船に浸かり体を温めると、体温が上昇するのと同時に汗をかきやすくなります。新陳代謝が上がることにより、脂肪を溜めこまず燃焼しやすい体質へと変化します。朝から体を温めることは、ダイエット効果が期待できるメリットがあります。

また、汗をたくさんかくことでデトックス効果を期待できるため、お肌の調子が良くなるなど、女性にうれしいことがたくさん起こります。



体臭を抑えられる


人は寝ている間に、約コップ1杯分の汗をかいているといわれています。特に夏場は朝から暑く汗をかきやすいため、ベタベタした体をそのままにしておくのは不快に感じますよね。

また、汗をかいてそのままにしておくと体臭が気になりますが、朝風呂に入ると汗も一緒に流せるため体臭が気にならなくなります。



寝ぐせを直せる


一晩寝た後の寝ぐせは、水に少しつけたくらいではなかなか直りませんよね。そんな頑固な寝ぐせでも、朝からシャンプーをすることでリセットされ、同時に頭皮のベタつきを洗い流し、髪をさらさらの状態にしてくれます。

夜にお風呂に入るときよりもシャンプーの香りを維持しやすく、1日の始まりから爽やかな気分でいられます。朝風呂をすると、すれ違う人やまわりにいる人から、シャンプーの良い香りで好印象になれる効果も期待できるのです。



朝風呂のデメリット


さまざまな良い効果を期待できる朝風呂ですが、実は体に良くないデメリットも存在します。方法を間違えると美容効果を半減させるだけでなく、なかには命の危険となることもあるため、注意点をしっかり確認して正しく入浴することが大切なのです。



冬はヒートショックの危険性も


体の健康を維持するうえで重要な役割をする「血圧」は、血管の働きによって上下します。体を温めると血管が緩んで血圧が下がり、逆に体を冷やすと血管が収縮して血圧は上がります。

真冬の朝などの寒い時間帯に、暖房で暖かくしているお部屋を離れて寒い脱衣所に行くと、それだけで急激な血圧の上昇が起こります。これを「ヒートショック」といい、心臓に負担をかけるだけでなく、場合によっては命の危険となることもある怖い症状なのです。



また、暖かい湯船を出て寒い脱衣所に移動したときにも、同じことが起こります。入浴後は体が濡れていることが多いため体温を奪われやすく、入浴前よりヒートショックになりやすいといわれています。

朝風呂をする際は脱衣所に暖房を入れるなどして、脱衣所とお風呂場の温度差を極力なくすことを心がけましょう。

薄毛・抜け毛の原因になる


夜寝ているときに多く分泌される「成長ホルモン」は、お肌の細胞を新しいものに入れ替えてくれたり、髪の成長を促してくれたりと、体だけでなく頭皮の細胞にも良い影響を与えてくれます。

そのため、夜に髪を洗わずに汚れが残ったままになっていると、新しい細胞をつくるうえで悪影響となるのです。



髪を洗ったときにシャワーでよく洗い流したつもりでいても、シャンプーは意外と頭皮に残っているものです。夜風呂に入った場合は、髪の成長とともに毛穴に詰まった洗い残しも掻き出してくれますが、朝風呂だと成長ホルモンの分泌が少ないため、洗い残しがあると1日中毛穴に汚れが詰まったままの状態となります。

これがのちに髪の成長の妨げとなり、薄毛や抜け毛の原因となるのです。また、洗い残しはフケの原因にもなり、毎日髪を洗っていてもまわりの人には不潔なイメージをもたれてしまいます。

体を冷やす原因になる


入浴後の体がポカポカしている状態のときは、全身の毛穴が開いている状態なのです。そのまま外出すると、早朝や冬場の寒い時期は毛穴に直接冷たい風が当たるため、体を冷やす原因となります。

特に、髪をきちんと乾かさずに外出すると、体を冷やすだけでなく風邪をひく確率も高くなります。忙しい朝にやりがちなことですが、朝風呂の後は髪をしっかり乾かして、すぐに外出することを控えましょう。



自律神経のバランスが崩れる可能性も


朝の眠い状態のまま湯船に浸かると、最初は副交感神経を抑え交感神経の活動を活発にしてくれますが、長湯をするとリラックス効果がうまれ、体は徐々に副交感神経の活動を再開させ始めます。

このまま長湯を続けていると、かえって眠気が強くなるだけでなく、本来は朝は交感神経が活発に活動している時間帯のため、自律神経の乱れにもつながります。自律神経のバランスが崩れると精神面で不安定になり、疲れやすさや動悸・冷え性などさまざまな体の不調を引き起こすため、朝風呂をする際は湯船に浸かる時間に注意が必要です。



夜風呂のメリット


お風呂の歴史はとても古くからあり、昔はお風呂といえば夜に入るのが一般的でした。夜に体を温めるとさまざまな良い効果を期待できます。いつもシャワーのみで済ませるという人は、たまには湯船にゆっくりと浸かって体を温めてみましょう。



睡眠の質を高めてくれる


湯船に浸かると、体の芯から温まり冷え性を予防してくれます。体が温まると血流が良くなり、より深い眠りにつきやすく「睡眠の質」を向上してくれます。

睡眠の質が上がると、その日の疲れを翌日に引きずることが少なくなり、疲れにくい体へと変化します。また、疲れを癒やしてくれるだけでなく、美容や健康にも効果が期待できるのです。



朝に胃もたれしにくくなる


夜風呂で体を温めておくと、寝ている間に副交感神経が活発に活動してくれます。この副交感神経には胃腸を活発にする働きがあるため、体内で消化活動をしっかり行ってくれます。これにより、朝起きたときに胃もたれが起きにくくなり、快適な朝を迎えることができるのです。

飲み会などで夜遅く帰ってきたときは入浴が面倒に感じますが、そんなときこそしっかり入浴することが大切です。飲み会の翌日とは思えないくらい、胃もたれを軽減してくれますよ。



ただし、アルコールによる酔いが回っている状態で湯船に浸かるのは、大変危険です!体を温めて血液の循環を良くすると、アルコールが全身に回りやすくなり、かえって酔いを悪化させてしまいます。

その状態で入浴すると、頭に酸素が行き届かなくなる「脳貧血」や、心臓に負担をかける危険な症状である「不整脈」を引き起こす原因にもなるのです。場合によっては心臓発作で命の危険を脅かすこともあるため、飲酒後は最低2時間経ってから入浴することを守りましょう。

また、食後すぐの入浴も胃に負担をかける原因となるため、控えるのがおすすめです。入浴をする場合は、食後1時間くらい経ってからにしましょう。

肩こりや首こりを解消してくれる


1日の終わりにゆっくりと湯船に浸かることで、血流が良くなり老廃物の排出を促してくれます。また、湯船の水圧により体重が軽くなる「浮力作用」が働くため、体重を支えている筋肉の緊張を和らげてくれたり、関節を休ませてくれたりと体全体の疲れを癒やしてくれます。

普段デスクワークで肩こりに悩んでいる人は、この浮力作用により肩こりや首こりを解消してくれるのです。日中に溜まった疲れを解消してくれて、リラックス効果を期待できますよ。



時間に余裕ができる


仕事の日や予定のある日の朝にお風呂に入ると、常に時間を気にしながら入浴をしないといけません。これではなかなか気が休まりませんが、夜にお風呂に入る場合はその後の予定がないことが多く、時間を気にせずゆっくりと入れます。

また、朝にお風呂に入らないことで、少し遅い時間帯まで寝ていたりゆっくり朝の準備ができたりと、時間に余裕ができます。



夜風呂のデメリット


昔から浸透している「夜風呂」が、体に悪いということを聞いたことがありませんが、デメリットは存在するのでしょうか?夜風呂の与える悪影響について、ご紹介します。



デメリットは特にない?


もともとお風呂にはリラックス効果が期待できるため、これから夜勤で出勤しないといけない!などではない場合、デメリットは特にありません。

1日の疲れをしっかり癒やし、質の良い睡眠をつくりだすための手助けとなります。



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