言いたいことが言えない心理や原因は?本音を言えるようになる方法も

相手に対して言いたいことがある。そんな気持ちを抱えていても、実際に自分の主張を相手に伝えることが難しいと感じている人は多いでしょう。相手になんて思われるかわからない……。そう考えただけで、言いたいことは言いづらくなります。

また、本音を打ち明けることで「相手から嫌われるかもしれない」と考えると、恐怖から何も言えなくなり生きづらいですよね。しかし、言葉にして伝えてみると相手にも受け入れてもらえる事もあります。ゆっくりと自分と向き合うことで、本音を言える自分に変わっていけますよ。

目次

言いたいことが言えない……そんな悩みはありませんか?


本音を相手に伝えることは、自分を理解してもらうための一歩になります。しかし、誰もが自分の主張を胸を張って相手に伝えられるわけではありません。中には、「言いたいことが言えない……」と悩みを持つ人もいるでしょう。

そこで、今回は「言いたいことが言えないのはなぜか」に着目し、その状況を克服する方法を紹介します。今の自分から抜け出すためにも、本音を伝えるために必要なことを知りましょう!

言いたいことが言えない人の心理


自己主張を戸惑ってしまうのは、次のような心理が関係しています。自分を見つめなおすきっかけにするためにも、自分にどの心理が当てはまるか考えてみましょう。

否定されるのが怖い


人間は誰しも、「否定されたくない」「肯定してほしい」という気持ちを持っています。そうした気持ちが強い人ほど、自分の気持ちを主張できません。否定される恐怖や不安によって身動きが取れなくなるので、つい相手に意見を合わせてしまうでしょう。

しかし、人間は常に正しいことばかりを主張できるわけではありません。間違ってもいい、否定されることもあると受け入れることで、肩の力も抜けていくでしょう。

相手に合わせた方がいいと思っている


人とトラブルを起こさずにその場を抜け出したいという心理が強いと、自分よりも相手を優先させるでしょう。相手に合わせて意見を変えた方が、敵対せずに済むからです。また、親しい人ほど敵対されたくないという心理が芽生えます。仲良しでいたいからこそ、相手に合わせたくなるのです。

自分の気持ちを伝えることに慣れていない



普段から自分の気持ちを表現することに慣れていないと、いざ「主張してみて」といわれても戸惑ってしまうでしょう。何を話したらいいのか分からなくなり、言葉も詰まります。また、気持ちを主張することに慣れていないと、緊張も感じやすいでしょう。

ドキドキという緊張はより人を追い詰めていくもの。自分を落ち着かせる術(すべ)を持つことで、言いたいことが言えないという状況から脱していけるでしょう。

緊張して頭が真っ白になってしまう


言いたいことが言えないのは、精神状態が緊張によってこわばってしまうからとも考えられます。例えば、普段から緊張しやすい人は、いざ発言を求められると緊張から頭の中が真っ白になってしまうでしょう。

これによって言いたいことが言えなくなり、より自分の殻(から)に閉じこもってしまうのです。また、緊張している状態では、いくら頭をフル回転させても思考はまとまりません。何を主張したいのか分からなくなってしまい、混乱状態に陥ってしまうでしょう。

言いたいことが言えない人に共通する特徴は?



言いたいことが言えない人には、ある共通する特徴があります。その特徴を知ることで、どんな人が主張を苦手とするのかもわかってくるでしょう。

とても優しい


言いたいことが言えないのは、相手の気持ちを考えてしまうほどに優しいからです。例えば、「自分の発言のせいで不快な思いをさせるかもしれない」と考えると、言ってはいけないような気持ちになるでしょう。

こうした心理が強い人は、自分の主張よりも相手の主張を優先させます。自分が我慢してでも、周りのためにと動いてしまうでしょう。

感受性が豊か



感受性が豊かな人も、言いたいことが言えない傾向にあります。相手が何を言いたいのか過剰に感じ取ってしまうからこそ、「言ったらいけない」と思ってしまうのです。

しかし、いくら相手と同じ気持ちを共有しても、その本心まで理解できるとは限りません。だからこそ、自分の気持ちに正直になることも大切です。

緊張しやすい


言いたいことが言えない人には、他にも「緊張しやすい」という特徴があります。普段から発言することに慣れていないので、いざ発言を促されても緊張から頭が真っ白になってしまうのです。

これにより考えがまとまらず、言いたいことが言えなくなります。また、緊張しやすい人は急かされるほどに頭が真っ白になっていくでしょう。

ネガティブ思考



普段から悪いことを考えてしまうというネガティブ思考も、言いたいことが言えない人の特徴です。
批判や非難を浴びると考えてしまう癖があるからこそ、気持ちを主張できません。傷つくくらいなら相手に合わせることを選んでしまうでしょう。

暗い気持ちに囚われてしまうと、なかなか明るく考えることができませんよね。しかし、自分にも主張はできると思うことが大切ですよ。

臆病


ネガティブ思考の他にも、臆病な性格も言いたいことが言えない人に当てはまる特徴です。例えば、「嫌われたくない」「仲良くしたい」という気持ちが強い人は、言いたいという気持ちよりも相手を尊重することを選ぶでしょう。

相手に合わせることで衝突を回避し、仲良くし続けることが可能になるからです。また、自己主張が激しいと、場合によっては人から煙たがられるでしょう。こうした事態を避けたいという心理が強いと、言いたいことが言えなくなります。

言いたいことが言えない原因



自己主張ができないのは、自分のせいだけではありません。ときに育った環境による原因も考えられるので、育ってきた環境や置かれている状況を冷静に見つめなおしましょう。

自分に自信がない


言いたいことが言えないのは、まず自分に自信がないからと考えられます。例えば、自分に自信がないと「この発言は正しいのか」と迷うことも多いでしょう。また、自信がないからこそ「反論されたら……」と悪いことばかり考えます。

しかし、自信がないからと言いたいことを言わないでいると、さらに状況は悪化するでしょう。より良い未来のためにも自信がないからと自分を責めないことも大切です。

受け入れてもらえなかった過去がある



自己主張より相手に合わせてしまうようになるのは、過去に大きなトラウマを負ってしまったからとも考えられます。例えば、過去に「あなたの主張は間違っている」「バカらしい」といった批判や非難を浴びれば、それがトラウマとなって心に残るでしょう。

また、そのときに周囲がカバーをしてくれなかったとあれば、心の傷は大きくなっても癒えません。「あのときと同じように批判されたら」と恐怖を感じてしまい、本音が言えなくなります。

発言によってトラブルに巻き込まれた過去がある


自分の発言によってトラブルに巻き込まれたことがあると、以後は「もう二度とあんな事態になりたくない」と強く思うようになります。これによって発言を避ける意識が生まれてしまい、言いたいことを主張できなくなります。

小さい頃から我慢を強いられる環境だった



小さい頃の家庭環境は、大きくなっても強い影響力があります。例えば、親から「言うことを聞きなさい」「口ごたえしない」といった厳しいしつけを受けていると、親の主張に従った方が正解だと思うようになります。

また、自己主張を咎(とが)められたとあれば、「主張は悪いことだ」と思い込んでしまうでしょう。これにより、大人になっても「自己主張は悪」として言いたいことが言えなくなるのです。

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