人の悪口ばかり言う人の心理や特徴とは?相手別の上手な付き合い方も

職場や学校など、人の集まるところでは少なからず耳にする「悪口」。本人に向かって文句を言う場面はもちろん、陰でこそこそと聞こえないように話しているのも見かけます。どちらにしても、聞いていて良い気持ちにはなりませんよね。

また、悪口が飛び交う状況では、過ごしにくさを感じる人も多いのではないでしょうか。次は自分がけなされるのではないかと心配になり、気持ちをさらけ出すことが難しくなってしまいます。そこで今回は、悪口を言ってしまう人の特徴や、上手な接し方についてご紹介します。



目次

人の悪口ばかり言う人っていますよね



多くの人が、相手に対する文句や、どうしようもない愚痴などを誰かに話した経験があるのではないでしょうか。気の合う人ばかりと過ごせるわけではありませんから、どうしても接しにくい人がいるのは仕方がないことです。

しかし、なかには常に誰かの悪口を言っている人がいます。一体どうしてそのような気分になるのでしょうか。その原因や心理について探っていきましょう。

「悪口」の定義とは?



そもそも「悪口」とは、人を悪く言ったり、けなしたりすること全般を指す言葉です。こちらが悪いと思っていなくても、受け手がそれを悪いと感じると、それに該当してしまいます。

「口は災いの元」とも言うように、昔の日本では悪口を厳しく取り締まっていました。言われた人の名誉が傷つけられるだけでなく、言った人の格式も下がってしまうため、なかには犯罪と捉える人もいたようです。

人の悪口ばかり言ってしまう原因とは?



一般的に考えても良いことがない悪口ですが、必ずしも言う人の性格が悪いわけではありません。言われた人に原因があるケースはもちろん、言った人を取り巻く環境のせいである場合もあるのです。

学校や職場に当てはまる人がいるかどうかや、自分に思い当たるところがないかを思い浮かべながらチェックしてみてくださいね。

幼少期の生活環境が悪かった


小さいころから家族が強い言葉ばかり使っていた子供を想像してみましょう。毎日のように厳しい言葉を聞いているうちに、それが普通だと思ってしまってもおかしくありませんよね。言葉遣いや人への気遣いなども、見本となるのは両親の言動がメインとなります。

小さいころからの「当たり前」は、大きくなってから修正するのは難しいと言われています。悪気がないのに人を傷つけてしまうような人も、このパターンに当てはまるでしょう。

親から怒られずに育った



幼いころの育ち方がカギとなる2つ目は、両親が怒るべきときに怒らなかったケースです。「人を傷つける言葉は言ってはいけない」というごく当たり前のことでも、それがいけないと教えられなければ、簡単に人を傷つける大人に育ってしまいます。

子供と向き合わずにしつけをしなかったのはもちろん、愛情を注ぐあまり子供を怒れなかったことも当てはまる可能性があります。

自分より優れた人がうらやましい


成績や部活動での活躍、立場、容姿など、自分と他人を比べるポイントは人によって違いますよね。。自分よりも優れた人がいることは別段珍しいことではないですが、劣等感からその人をけなしたくなってしまうパターンも考えられます。

さまざまな面で優れた完璧な人に対し、事実とは違った噂を流してイメージダウンを狙う、といったケースも少なくありません。

自己嫌悪に陥っている


自分が大好きで、ほかの人が劣って見えるがために悪口を言う人は少ないでしょう。その多くは自信がなかったり、コンプレックスがあったりといった自己嫌悪に陥っていると考えられます。

これは、ほかの人をけなすことで、自分と同じ低いレベルにいてほしい、といった気持ちからくる行動です。人をけなすことに満足してしまうと、自らに目を向けなくなり、せっかくのとりえに気がつけないこともあります。

ストレスを発散できていない



好きなスポーツや熱中している趣味がある人などは、日々ストレスを解消できていると言えるでしょう。家でゆっくり休んだり、長めのお風呂に入ったりといったリラックス方法もおすすめです。

しかし、モヤモヤした気持ちのまま過ごしていると、プラスの感情がわかなくなってしまいます。日々の話の内容もネガティブなものが中心になり、人の悪い部分ばかりが目につくようになるのです。

人との距離の縮め方がわからない


人見知りや話下手などで、思うようにコミュニケーションがとれずに悩んでいる人は少なくありません。誰かと仲良くしたいのにうまくいかないという人の中には、誰かをけなすことで大勢の注目を集めようとする人もいます。

誰かの悪い噂は、ポジティブな話題よりも大勢に広まるのが早いですよね。悪口を言うと多くの人の注目が集まるため、人の輪の中にも入りやすくなります。

人の悪口ばかり言う人の心理



さまざまな理由があることがわかりましたが、やはり悪口は言ってはいけないものです。それでもつい言ってしまう心理には、どんなものがあるのでしょうか。

注意しておきたいのが、どんなに優しい人でもこのような状況に陥る可能性がある、ということです。仮にこういう気持ちになったときのことも考え、チェックしておくと安心ですね。

悪口を言ってストレスを解消している


先ほどもご紹介したように、上手にストレスを発散できていないがために悪口を言ってしまう人もいます。誰かを悪く言うことは、まるで自分の方が上になったような気分にさせてくれます。

この爽快感が癖になると、悪口はもう止まりません。いけないこととわかっていながら、つい口をついて出てしまう厄介なケースでもあります。

共感してもらいたい



友達がそれほど多くなかったり、寂しさを感じていたりすると、誰かの共感がほしくなります。意見が認められると嬉しくなるのは、多くの人に共通するごく自然の感情と言えます。

しかし、誰かの共感を得るために悪口を利用する人も少なくありません。共感は噂を呼びやすいため、根も葉もない悪口がどんどんと広まってしまう可能性も考えられます。

相手に嫉妬している


誰かをの才能をうらやましいと感じると、自分に自信が持てなくなってしまいますよね。しかし、嫉妬という感情は、言い換えれば自分を磨くチャンスでもあります。持っている強みを見つけ、長所を伸ばすことで自信をつけたいですね。

嫉妬している相手に対して素直に気持ちを伝えれば、お互いに高め合える関係になるかもしれません。まさに良きライバルの一歩手前の状態と言えます。

自分の方が上の立場にいたい



完璧主義であったり、常に他人の目を気にしていたりする人は、誰かに抜かされることを嫌う傾向にあります。誰かをけなすことで全体的な評価を下げ、相対的に自分が上になることで満足感が得られるのです。

誰か1人をけなすのとは違い、ほかの人をことごとく下げていくこのケースは、次第に1人ぼっちになってしまう可能性も。上に立ったつもりが、実は一番下になっていた……、という悲しい結末になってしまいます。

話題作りに利用している


人の噂にはいろいろなものがありますが、悪い噂は大勢に広まりやすく、消えにくいのが特徴です。本人が必死に否定しても、完全に払拭するには長い時間がかかってしまいますよね。

このケースの怖いところは、たとえ事実とは異なる内容だったとしても、噂の広まりは止められない点にあります。言った人も想定していないような大ごとになるのも避けられません。

悪口だと思っていない場合



育った環境が良くなかったときなどは、悪口を悪いことだと思っていない可能性も考えられます。話している本人がニコニコしていたり、「やめた方がいいよ」と止められてもピンときていなかったりすると、いけないことだとわかるようになるのに時間がかかるケースと言えます。

このような人には、誰かの手助けが必要不可欠です。悪いことだときちんと伝え、本人が気がつくまで長い目で見守ってあげましょう。

人の悪口を言う人の特徴



次にご紹介するのは、誰かをついけなしがちな人に共通する特徴です。当てはまる個数が多い人は、普段の生活を少し意識してみると良さそうです。

無意識のうちに誰かを傷つけてしまわないよう、気をつけたいポイントをチェックしておきましょう。

ネガティブ思考


普段からあまりテンションが高いほうではない人も大勢いますよね。なかには暗いことばかり考えてしまう毎日を送っている人もいるようです。悲しいことがあった日は仕方ありませんが、常に暗い雰囲気をまとっている場合は注意が必要です。

ネガティブな感情で心が埋め尽くされているときは、周りからの何気ない一言を過敏に捉えてしまうことも。相手にそんなつもりがなくともけなされているように感じ、自分も相手を嫌いになってしまうのです。

自分が1番正しいと思っている



家族から注意された経験がない人や、頑固で意見を曲げない性格の人は、自分と意見の違う人に対し反発したくなることがあります。その結果、「あの人の考えはおかしい」といった悪口につながってしまうのです。

このケースは自分の考えが絶対的に正しいと思っているため、異なる意見を受け入れられません。ほかの人の意見を受け入れ、柔軟に考えを変えられる人になりたいですね。

常に悩みやストレスを抱えている


心配なことがあったり、モヤモヤした気持ちが晴れなかったりする毎日では、楽しい気持ちにはなりにくいですよね。「自分はこんなに悩んでいるのに」と感じ、楽しそうにしている人を見るのがつらくなってしまいます。

ストレスを抱えた状態では、素直に相手を褒めたり、誰かを気遣ったりするのが難しくなってしまう場合もあります。心にゆとりを持ち、プラスの感情を持てるようになりましょう。

1人ぼっちではいられない


昔から誰かと一緒にいないと不安だったり、1人では思うように行動できなかったりといった「寂しがり屋」な人も、悪口を言ってしまうことがあります。

先ほどもご紹介したように、悪い噂には人を呼び寄せる力があり、孤独を避けるために言う人も少なくないのです。せっかく一緒にいる友達や家族とは、楽しい話題をたくさん共有したいですね。

周りからの評価に敏感



成績が少し下がると不安になったり、誰かから褒められようと努力していたりと、毎日評価を上げるために頑張っている人も多いですよね。誰かからの評価を気にすることは、決して悪いことではありません。評価を気にするあまり、人を蹴落とす行為に問題があるのです。

誰かをけなして自分が上に立っても、それは一時的なものです。評価を信頼に変えるために、まずは自分自身の長所を伸ばし、周りに認めてもらいましょう。

親しいと呼べる友達がいない


一見大勢の友達に囲まれているように見える人でも、「親友」と呼べるような関係の友達はいないこともあります。広くて浅い交友関係は悪いものではありませんが、なんでも話せる親友がいるのは素敵なことですよね。

誰かをけなすことで集まった交友関係は、決して深いものにはなりません。長年一緒にいられる素敵な関係を作るためには、「楽しい」や「嬉しい」の共有が必要不可欠なのです。

自分のことが嫌い


過去に大きな失敗をしていたり、容姿や能力をけなされたりした経験があると、なかなか自信が持てなくなってしまいます。自分のことが嫌いになってしまうと、ほかの人に対しても良いイメージが持てません。世界がどんよりと暗く見え、人の嫌な面ばかりが目についてしまうのです。

どんな人にも、必ず長所があります。なかなか気がつきにくいことですが、自分の良いところをつぶしてしまわないように心がけたいですね。

小さなことに気がつくのが得意



人の欠点に気がつくということは、それだけ観察力があるということです。見方を変えれば、人の些細な変化や感情の起伏に気がつき、気遣うことができる力を持っていると言えます。自分も気がつかないような小さな長所を指摘してもらうと嬉しいですよね。

また、「今日はなんだかブルーな気持ちだ」という日でも、気遣ってくれる人がいるだけで気持ちが楽になります。

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