日本人の顔の特徴といえば?海外から見た特徴やアジア人との違いを解説

日本を訪れる外国人観光客の中でも、最近特にアジア圏(中国・韓国・東南アジアなど)の観光客が目立つようになりました。

私たち日本人は、同じアジア系で自分達と顔が似ているはずなのに、その人々をちらっと見ただけで日本人ではないことが分かったりしますよね。しかし、明確な違いを言葉で説明するのは難しくないですか?この記事では、日本人の顔の特徴を他のアジア圏と比較しながら分かりやすく解説します。



目次

日本人の顔の特徴ってどんなのだろう?





前述でも触れたように、私たち日本人は、日本にいる他のアジア圏の人が日本人ではないことを一瞬で察知できたりします。しかし、例えば欧米の人からすると、アジア人をどの国の人なのか見分けるのはとても難しいようですよ。では日本人の顔の特徴とはいったい何でしょうか?これからひも解いていきましょう。


海外から見た日本人の顔の特徴は?





海外の人(ここでは日本人以外のこと)は、日本人の顔の特徴をどのように捉えているのでしょうか?海外の人の目線から日本人の特徴について見ていきましょう。

アジア人と一括りにされがち





海外の人(アジア以外)がアジア人を見てその人の国籍を判断することは難しく、一括りにされていると考えていいでしょう。海外の映画を見ていると、日本人として出演している俳優さんが明らかに中国人で、思わずツッコミたくなるケースがありますよね。それは私たち日本人が欧米の人を見て、アメリカ人、イギリス人などと国籍を言い当てることが難しく、なんとなく欧米人として一括りにしているのと同じ理由からなのです。

顔を認識するには、文化的背景が関わってきます。同じ文化を共有している人にとっては全く違う顔に見えていたとしても、違う文化に属している人にとってみれば、他の文化に属している人の顔はよく分からないということが起きてしまうのです。

意外に分かりにくいのが「日本人顔」





アジア一の国土面積を誇る中国。人口も13億人以上と世界一位の大国です。そのため、中国人の顔というのは判別しやすい傾向があります。日本の国土は地図で見ても一目瞭然ですがとても小さく、人口も約1億2千万人。アジア圏以外の人々がアジア人を見て「中国人」と思ってしまうのも無理ないかもしれませんね。

日本人の顔の特徴は、日本人である私達自身も説明しにくいぐらい分かりにくいのかもしれません。


日本人といえばこれ!顔の特徴を解説





先ほども触れましたが、「日本人といえばこれだ!という顔の特徴は何?」と聞かれたら、答えに困ってしまいませんか?ここでは、知っているようで知らない日本人顔の特徴についていくつかご紹介していきます。

幼く感じる丸くて小さい顔



日本人の特徴として、「丸くて小さい顔」というのが挙げられるでしょう。まん丸顔、面長、卵型など、厳密にはまん丸顔だけではありませんが、どこか幼さがあるような顔です。しかも身体つきが全体的に小さいのでさらに幼い印象を与えます。そのため、他の海外の人と比較しても若く見えます。

立体というより平面的な顔



日本人の顔といえば、凹凸感があまりない平面的な顔だと言えます。例えば欧米の人の顔は、全体的に彫が深くて鼻も高いですよね。日本人でも彫が深い日本人離れした顔立ちの人もまれにいますが、一般的には平面な顔が多いです。

ただ、この平面的な顔は日本人に限ったことではありません。お隣の国である、韓国や中国の人々の顔立ちも平面的だと言えます。同じアジア圏でも、タイやマレーシアなど東南アジアの人々の顔立ちは、目鼻立ちがはっきりした濃いめの印象があります。



鼻が低い



平面的な顔であるということと重なりますが、鼻が低いというのも日本人の顔の特徴と言えます。一般的に、鼻が高くて鼻筋が通っている方が美形と判断されるため、団子鼻やブタ鼻の方はコンプレックスを抱えているかもしれません。

しかし海外では、この低い鼻を「小さくてかわいい鼻」と見ている人もいるようですよ。鼻が高すぎるコンプレックスを抱えている人が、日本人の小さい鼻のように整形したいと考えているケースもあります。

えらが張っている



日本人の顔は、過去の食生活の影響でえらが張っていました。しかし食生活の変化にともない、最近ではあご周りが細い顔の人も増えてきました。

ひげや体毛が薄い



日本人は、海外の人と比べてひげや体毛が薄い傾向があります。例えば、顔ひげが印象的な外国人にサンタクロースがいますが、日本人の男性でひげを伸ばしている人でも、あそこまで長くてふさふさな方はほとんど見ないですよね。

目の色が黒色か茶色



日本人の目の色はほとんどが黒色です。茶色っぽく見える人も中にはいます。黒目と白目がくっきりと分かれているのが、そうでない人からするとミステリアスで美しく感じるようですよ。最近はカラーコンタクトレンズなどを楽しむ人も増えていますが、和風の顔に青色だと違和感が出てしまうのは否めません。



髪の色も黒色かこげ茶でサラサラな髪質



つやのある絹のようなサラサラな黒髪は、日本人の自慢できる特徴の一つです。黒髪のストレートロングヘアを綺麗なまま維持できることをうらやましく思っている海外の人が大勢いるようですよ。

一重まぶたか奥ぶたえ



日本人の先祖の特徴でもある一重まぶた。古代日本では、一重まぶたの方が正統派の美人・イケメンとされていました。現代では、二重まぶたの方が目が大きく見えて可愛いとされ、プチ整形やアイプチなどを取り入れる人も多いですね。

蒙古ひだが付いている



蒙古ひだとは、目頭にあるピンク色の部分を覆っているひだのような皮膚のことです。日本人を含むアジア人特有のもので、人によって幅に差があります。例えば、欧米人の目には目頭のところに肉が見えている部分がありますが、日本人の場合は見えない状態になっています。目頭がひだのようになって肉の部分を隠しているからです。

アジア人の目が細くて小さい印象があるのは、この蒙古ひだのせいだと言われています。蒙古ひだには良い点もあり、目元のシワを防止してくれる役割や、ごみやまつ毛が入るのを防止してくれる役割もあります。



唇が薄い



日本人の先祖の特徴でもありますが、日本人は唇が薄い傾向があります。どちらかというと、唇がふっくらしている方が男性から好かれる傾向があり、口紅でふっくら見せるメイクを取り入れたり、唇にヒアルロン酸を注入する人もいます。もちろん、もともと唇が厚い日本人もいるので一概には言えません。

歯並びが不ぞろい



日本人は歯並びが不ぞろいな人が欧米諸国と比べて多いです。日本人の間でも歯列矯正が一般的になり、歯並びがきれいな人は多くなってきました。しかし、八重歯が依然と人気があるなど、欧米諸国の人々からは理解しがたい点もあり、日本人の歯並びに対する意識はそれほど高くないのかもしれません。

耳が小さい



日本人には耳が小さい人が多いという見方があります。耳が小さいのは、日本人の先祖の特徴です。もちろん耳が大きい人もいるので、一概には言えません。



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