「いぬも」は間違い!「尤も」の正しい読み方は?【読めそうで読めない漢字クイズVol.23】

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読めそうで読めない漢字クイズ
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普段よく使う漢字や簡単な漢字なのに、読めそうで読めない漢字をピックアップ♡ 読み方をはじめ、詳しい意味を紹介していきます!
第23回は「尤も」です。
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■「尤も」の正しい読み方は?


漢字「尤」。音読みで「ユウ」、訓読みで「すぐ」「とが」などと読みますが、「尤も」は何と読むのでしょうか?

小学館のデジタル大辞泉によると、「尤も」は、


[名・形動]
道理にかなっていること。なるほどその通りだと思われること。また、そのさま。当然。

[接]
前の事柄を肯定しつつ、例外あるいは一部相反する内容を補足するときに用いる。とはいうものの。なるほどそうだが。ただし。

[副]
1 いかにもなるほどと思われるさま。本当に。まったく。当然。
2 (あとに打消しの語を伴って)少しも。全然。


■正解は……?


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「もっとも」と読みます!

例えば、

「悪天候の中の屋外での作業を嫌がるのは尤もなことだ」
「社員旅行には皆参加する。尤も参加しない人も二、三人いる」

などと使います。

今回は、読めそうで読めない漢字「尤も」をご紹介しました!

スマホやパソコンの普及で、書けなくても読めればなんとかなる時代ですが、いざという時に読めないと恥ずかしい思いをすることも……。ぜひこの機会に覚えて使ってみてくださいね!

(渋谷区OLちゃん)

この記事を書いたライター

渋谷区OLちゃん
平成生まれ。渋谷で働く社会人7年目のOLです。社会人生活に役立つ、ビジネスマナーや基礎知識を発信していきます♡ 明日からの会社生活が1UPしますように……!漢字検定準1級保持者 / ITパスポート / GAIQなどの資格を取得。

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