[有村架純]映画『るろうに剣心 最終章』現場で「とんでもないところに足を踏み入れてしまった」と感じた理由とは

目次

【有村架純】旅する気分で、初夏の装い

空港に降り立ったときのワクワク感、その土地の温度や匂い、すれ違う人……。いつかどこかへ旅する日をイメージして、有村さんと一緒におしゃれな妄想の旅へ出かけましょう!

※このインタビューは『リンネル』7月号に掲載されたものです

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写真を撮っていると、「無駄な季節なんてない」と思うんです

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ワンピース¥129,800/プラン シー(パラグラフ)、靴¥28,000/カルチェグラム(デュプレックス)、リング[人差し指]¥73,700、リング[中指]¥16,500/ともにエテ青山本店

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旅先の景色を切り取るフィルムカメラが必需品

出発を待つ飛行場に瀟洒なホテルのロビー、心地よい客室……と、“旅”をテーマにした今回の撮影。なかなか旅に行けない時期だからこそ「気分だけでも味わえて楽しかった」と有村さんは微笑みます。
「旅行ができるようになったら、行きたいのはイギリス。劇場でお芝居を観たり、美術館へ行ったり、ヴィンテージショップを巡って雑貨も探したいですね」

プライベートの旅のマストアイテムは、肌寒いときに備えた薄手のダウンジャケットや、持ち歩き用の小さなお財布。そしてフィルムカメラなのだそう。
「星野源さんのインスタグラムに上がっている写真の光がとてもきれいで。今は売っていないカメラだったので、同じものを中古で探したんです。フィルムで撮ると、スマホよりも、“ちょっといい気分”になれる気がします」

特に旅先で撮りたくなるのは、季節ごとの花や植物。
「写真を撮っていると、無駄な季節ってないな、といつも思うんです。冬は葉っぱが枯れたり、葉が落ちて枝だけになったりするけど、それも“季節の花”と捉えれば全然寂しくないですよね」

季節を愛でる楽しさを教えてくれたのが、数年前から習っている茶道だそう。
「その日、先生が選んでくださった掛け軸やお花、お茶菓子などすべてに意味があって、ひとつひとつの説明を聞くのが楽しい。四季を感じられるし、日本のいいところをたくさん知ることができます。所作も学べるので、時代劇に出るときにも慌てなくなりました」

そうした知識が身につくことに加えて、気持ちの切り替えにも茶道が役立っているのだそう。
「教室では、『頭で考えないで、体で覚えるように』と言われるんですけど、これってお芝居も同じで。気持ちがあれば体は勝手に動くし、頭でぐるぐる考えているだけだと、行き詰まって何も始まらない。お芝居の原点となる要素がたくさんあって、いつも勉強になっています。通い始めてからは、無でいられる時間を自分でも作れるようになってきました」

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ブレザー¥92,400/サイベーシックス、シャツ¥31,900、スカート¥53,900/すべてサイ(マスターピースショールーム)、バッグ¥187,000/マルベリー(マルベリージャパン)、リング[人差し指]¥73,700、リング[中指]¥16,500/エテ青山本店

現在、5人の若者の生きざまを描いた群像劇であるドラマ『コントが始まる』に出演中の有村さん。菅田将暉さん、仲野太賀さん、神木隆之介さんがお笑いトリオ「マクベス」を、有村さんは3人が集うファミレスの店員・里穂子を演じています。
「マクベスの3人はすごく楽しそうで、遠目に見ていても微笑ましいです(笑)。みんな仲はいいけど、それぞれ『魅せるぞ』という強い気持ちを持っていて。切磋琢磨しているので、私も負けないように、ちゃんと役を生きようと思っています。『いい作品にしよう』というみんなの熱量と向かう場所が同じだから、現場にいてとても気持ちいいです」

ドラマで描かれるのは、人生が思い描いたようにいかず、もがいている20代後半の若者たち。
「里穂子は、会社で言われたことに一生懸命応えていたら、いつの間にか都合のいい人になっていて、耐えきれず爆発してしまった人。同じように、組織の中で上手く振る舞えないけど、真面目にがんばっている人って大勢いると思うんです。そういう人たちに少しでも希望を届けられる作品になっていたらいいなと思います」

6月には、アクション感動大作『るろうに剣心 最終章 The Beginning』も公開。有村さんは主人公・剣心の妻、雪代巴(ゆきしろともえ)を演じます。迫力あるアクションシーンで知られる『るろうに剣心』シリーズですが、2部構成の完結編では、剣心と巴の過去がエモーショナルに描かれるのも見どころ。
「最終章の前編となる『The Final』でも、巴の弟・縁(えにし)が剣心を憎むようになった理由というのが、胸が苦しくなるほど切なくて。誰かどうにかできなかったのかな、というやるせなさがありました。そうした人間ドラマの部分も見てもらえたらうれしいですね」

10年にわたって作られてきた人気シリーズ。その完結編とあって、現場へ入った際は「とんでもないところに足を踏み入れてしまった」と感じたと振り返ります。
「皆さんの本気度は肌で感じていたし、その思いを踏みにじってはいけないという気持ちでいっぱいで。とにかく撮影中は、雪代巴として剣心さんに寄り添って、監督やスタッフさんと同じ気持ちで現場にいようと考えていました」

今年も映画『花束みたいな恋をした』に始まり、ドラマ『コントが始まる』、そして『るろうに剣心 最終章 The Beginning 』……と充実した日々を送っている有村さん。秋以降にも、新たなチャレンジが控えているそう。
「今は、次の作品に向けた準備としてボイストレーニングを始めたところです。横隔膜を使ってお腹から声を出す練習をしているんですけど、いかに今までの自分が、喉しか使っていなかったか痛感して恥ずかしくなりました。今の課題は、もっと全身を使って表現できるスキルを身につけること。それが自分の精神を磨くことにもつながっていくと思っています」

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ワンピース¥17,380/カリテ スケープ(アバハウスインターナショナル オンラインストア)、帽子¥46,200/ヘレンカミンスキー(ヘレンカミンスキー ギンザシックス店)、リング¥16,500/エテ青山本店

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INFORMATION/有村架純さん出演映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』

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(c)和月伸宏/集英社 (c)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

人気コミックを実写化したアクション感動大作『るろうに剣心』のシリーズ完結編となる2部作の後編。剣心(佐藤健)が不殺の誓いを立てるまでの物語と、頰に刻まれた十字傷の謎に迫る。有村さんは剣心が自らの手で斬殺した妻・雪代巴を演じる。



PROFILE/有村架純(ありむら・かすみ)

1993年生まれ、兵庫県出身。2010年、ドラマ『ハガネの女』で女優デビュー。近年の出演作に映画『コーヒーが冷めないうちに』『花束みたいな恋をした』『るろうに剣心 最終章 The Final』、ドラマ『ひよっこ』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『中学聖日記』『そして、生きる』『有村架純の撮休』『姉ちゃんの恋人』『コントが始まる』など。出演映画『太陽の子』が2021年に公開予定。

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photograph:Emiko Tennichi
styling:Maki Iwata
hair & make-up:Izumi Omagari
text:Hanae Kudo
cooperation:AWABEES

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