プロに聞いた!痛くなってからでは遅い「外反母趾」の原因とは

外反母趾なんて自分には関係ない……と思っている人でも、実は気づかない間になっていたり、予備軍の女性も多いのです。

宝島社が行った調査によると、なんとアラサーの約32%が外反母趾で悩んでいるというデータもあり、最近では小学生でも外反母趾が増えているそうです。


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そこで今回は、外反母趾など脚のトラブルや歩き方の悩みを根本改善する“グラマラス美脚メソッド”を提供しているフットボディ&セラピストのフランクス諾子(なきこ)さんにお話を伺いました。


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目次 [開く]

あなたの足は大丈夫?外反母趾セルフチェック


倉島:私は講師という仕事柄、ハイヒールを履いて1日中立っていることが多いのですが、そもそもどういう足が外反母趾なのでしょうか?


フランクス:外反母趾とは、足の親指の先が人差し指の方へ「くの字」に曲がる状態のことをさします。


こんな方は注意が必要です!


・親指の付け根の骨が出ている


・骨が出ている部分が赤くなっている、痛みがある


・親指と人差し指がくっついている


・親指の側面や付け根部分に角質がある


・扁平足(足裏にアーチがない)


……など。


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倉島:全部当てはまります。やはり靴が原因なのですか?


フランクス:ヒール靴を履いていても外反母趾にならない人もいます。原因は、靴だけではなく、足そのもの、姿勢や歩き方の歪みなど、原因が複雑に重なり起きています。


倉島:職業病かと思ってました。それぞれ詳しく教えてください。


(1)靴が原因


フランクス:女性の美の象徴、パンプス。 女性なら素敵なデザインのパンプスを履きたいですよね。


でも、つま先がキュッと狭くなっているデザインの靴を常に履いていると、親指が曲がったままになり、外反母趾になりやすくなります。


そしてヒールが高くなればなるほど指先に重心がかかるため、親指に負担がかかり外反母趾になるリスクも高くなります。


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パンプスを購入するときには、できるだけ指先に余裕のあるデザイン、指先が靴先方向に滑らない靴を探しましょう。


そのためにも「自分の足のサイズに合っている靴を選ぶ」こと。ストラップが付いていたり、甲部分が深く足を覆うデザインで、足が靴の中で前滑りしない靴を選ぶことが、予防に繋がります。


(2)姿勢や歩き方の歪み


スニーカーやヒールの低い靴を履いていても外反母趾になる方がいます。


そり腰や猫背など、姿勢の歪みが歩き方の歪みに繋がり、常に親指に重心がかかる歩き方になることで外反母趾を引き起こします。


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普段ヒール靴を履かないのに外反母趾が気になるという方は、姿勢や歩き方にも注意が必要です。


姿勢は土踏まずに主に重心を置く意識をして立ち、歩く時には頭頂からおへそを通る体の中心がブレないことを意識して歩きましょう。

(3)足そのもの


最近は10代の子や小学生も外反母趾になることがあります。それは弾力性がなく、フニャッと柔らかいアーチの崩れた「こんにゃく足」が増えているからです。


こんにゃく足になる原因は、元々体質的に体が柔らかく、弱い足の人に多く見られます。


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また、後天的な原因もあります。例えば「足に合わない靴を履いている」「靴を履いて過ごす時間が多い」「裸足になって足指を使って地面を歩く機会が減った」等、現代の靴社会が原因になっていることがあります。


足裏を鍛えるような生活習慣が極端に減り、代わりにファッションの一つとして長時間靴を履くことが増えたので、足に負担がかかっているのです。


骨格のガッシリした強い足に比べると、こんにゃく足は軽い衝撃でも足に負担がかかりやすくなり、外反母趾を引き起こす原因になります。


こんにゃく足の人は、できるだけ足に負担がかからない靴を履き、足を鍛えることが大切です。


倉島:はい、「足の鍛え方」は次の機会で教えてください。私も治すよう努めてまいります。


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フランクス:外反母趾は虫歯と同じで、一旦酷くなると自然に良くなることがありません。


まずは毎日お顔のチェックをするように、足のチェックを行いましょう。



いかがでしたか? 外反母趾の原因は、ヒール靴だと思われがちですが、実は姿勢や歩き方、足の状態が重なり合って起きているのですね。


姿勢や歩き方に気をつけながら、足に優しいハイヒールでファッションを楽しみたいですね。


【取材協力】


フランクス諾子(なきこさん)  グラマラス美脚デザイナー


フット&ボディセラピスト歴12年。 O脚・むくみ冷え・外反母趾などの脚のトラブル、靴や歩き方のお悩みを美足・美姿勢・美ウォーキングの 3ステップで根本改善 《グラマラス美脚メソッド》を提供。セミナー及びパーソナルレッスン等、 過去200名以上が受講。


【保有資格】


自然療法フットケア・フットセラピスト/日本リフレクソロジー協会(RAJA)/認定リフレクソロジスト


ライタープロフィール


スピーチコンサルタント・倉島 麻帆


スピーチコンサルタント、フリーアナウンサー。NHK、日経新聞など多数メディアに出演。脳科学・心理学メソッドも使い、好かれる「話し方・コミュニケーション」研修を、上場企業をはじめ全国で行っている。著書「引きつける話し方が身につく本」など多数。

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