冷え予防や代謝アップに!桜の香りを楽しむ温野菜レシピ
まだまだ肌寒いこの時期は、体を温めてくれるお料理を食べるのが一番! 女性が好むお野菜も、寒い時期はサラダなど生食より温野菜で頂くのがおススメ。冷え予防や代謝アップ効果も期待できます。

そこで今回は、食べ応えのある芋類やエイジングケアが期待できる抗酸化野菜を上手に組み合わせた、カンタン温野菜レシピをインナービューティー料理研究家の筆者がご紹介します。
SNS映えするビジュアルなのでおもてなし料理にもおススメ!
春野菜のホットサラダ桜風味
<材料>作りやすい分量(1~2人前)
・新じゃが 1個
・芽キャベツ 5個
・パプリカ 1/2個
・塩 ひとつまみ
-A-
・EXVオリーブオイル 大さじ1
・レモン汁 小さじ1
・桜の塩漬け 小さじ1(お好みで調整)
・ジンジャーパウダー 少々
<作り方>
1. じゃがいもはよく洗い、皮ごと約5ミリにスライスし、いちょう切りにする。そのあと5~10分水にさらす。
2. 芽キャベツは芯の部分を薄く切り落とし、縦半分に切る。パプリカはヘタと種を除いて細切りにする。
3. 1と2を耐熱容器に入れて塩をまぶしたら、蓋(ラップ)をして電子レンジ(600W)で3分加熱する。
4. Aを混ぜ合わせ3に和えれば完成。
料理のポイント
・じゃがいもは水にさらすことで余計なでんぷんが抜け、味が染み込みやすくおいしくなります。
・電子レンジで加熱する際にラップを使う場合は、ぴっちりと蓋をせずにふんわりとかけましょう。
・季節感のある桜の塩漬けはこの時期にピッタリ。アンチョビで代用しても◎。塩分が多いので少量ずつ加えて味の調整を。
・残った桜の塩漬けは、日本茶に入れたり、白ごはんを炊くときに加えたりするのがおすすめ。焼き菓子に使っても美味しいです。
インナービューティーポイント
・旬の新じゃがや芽キャベツにはお肌のコラーゲン生成をサポートするビタミンCが豊富。レモン汁も加えて美肌作りを強力サポート。特にシミ予防に◎。
※じゃがいもに含まれるビタミンCはでんぷんに守られているため、加熱調理しても損失が少ないのが特徴。
・パプリカには「抗酸化トリオ」と呼ばれるビタミンA、C、Eが豊富。3つの相乗効果でエイジングケアをしっかりサポート。整腸作用のある食物繊維も豊富なので便秘予防や肌荒れ、ダイエットにも◎。
・しょうがを乾燥させて粉末状にしたジンジャーパウダーは血流を促進し、体の中からポカポカと温めてくれます。お料理にドリンクに、常備しておくと重宝するおススメスパイスです。
いかがでしたか? 帰宅が遅くなってしまった日の夕飯や、休日のリセットめし、食べ痩せダイエットにおススメの旬レシピです。食べごたえのある食材を使っているので、ごはんやパンなどを抜いても満腹感が得られます。
これから春野菜がおいしい季節。栄養価の高い旬食材を積極的に取り入れ、カラダの中からキレイを磨き、ごきげんな毎日を過ごしたいですね。
ライタープロフィール
インナービューティー研究家/フードコーディネーター・國塩 亜矢子
「インナービューティー」を軸とした料理教室、コラム執筆・レシピ開発等を通じ、女性のライフステージごとに関わる「食×美」の大切さを幅広く発信中。二児の母。著書「決定版!節約冷凍レシピ」(宝島社・共著)
【保有資格】
ベジフルビューティーアドバイザー/女子栄養大学認定食生活指導士1級